長野の方言で南信と諏訪について。語尾の違いとは?

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私は長野県の諏訪地方の出身ですが、大学に行くまで自分に方言があるなんて夢にも思いませんでした。
大学は信州大学だったのですが。そこで他県の友達と話しているときに、あれ?これってもしかして通じない?と思ったのが方言に気づいたきっかけです。
しかもそれだけでなく、同じ長野県民でも、同じ長野県にに住んでいながら微妙に住むところによって方言が変わってくることにも気づきました。

そこで今回は、

長野県の方言で南信はどんなものがある?
長野の方言で諏訪地方の方言って何がある?
長野の方言で語尾が違うって本当?

この3つについて、気づいた長野県の南信州の方言についてお伝えしていきたいと思います。

ぜひ読んでいただいて、長野県の方言の不思議をご紹介します。

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長野県の方言で南信はどんなものがある?

長野県の方言。意外とあるんですよね。
私も気づいていませんでしたが南信や北信の友達が集まると「こっちの人はこういう方言があるんだ。」と気づかされることがあります。

私の姉の旦那さんは伊那市出身なのですが、南信ではこんな方言を使うそうです。

語尾が「な」意味は「だよ」

例)
昨日はお母さんに会ったん
意味:昨日はお母さんに会ったんだよ

例)
その日はちょうど忙しいん
意味:その日はちょうど忙しいんだよ

「~だよ」が「~だに」になる

例)
昨日はお母さんに会ったんだに
意味:昨日はお母さんに会ったんだよ

例)その日は忙しいんだに
意味:その日は忙しいんだよ

だ↓に↑?の発音で「だに」は疑問形にもなります。

例)
昨日はお母さんに会ったんだに?
意味:今日はお母さんに会ったんでしょう?(会ったの?)

例)その日は忙しいんだに?
意味:その日は忙しいんでしょ?(忙しいの?)

初めてだに?という言葉を聞いたときに、なんだか力が抜けてしまうような言い方だな?と思いました。
女の子が言うととってもかわいいですね。

「する」が「しん・せん」になる

例)それはしん(せん)ほうがいいよ
意味:それはしないほうがいいよ

よく年配の方が言っているイメージがあります。友達などは使いませんが友達のお母さんなどが言っているのを聞いたことがあります。

長野の方言で諏訪地方の方言って何がある?

私が住んでいるのは諏訪地方なのですが、諏訪も伊那市や長野市と少し違う方言を話します。

その方言と意味をご紹介します。ちょっと南信も混ざってしまっているかもしれません(汗)

ごしたい

意味:疲れた
例)もうごしたいわ
意味:もう疲れたわ

ほじゃね

意味:それじゃぁね
例)ほじゃまたね
意味:それじゃぁまたね

ずら

意味:でしょう
例)これはやるずら
意味:これはやるでしょう(やりましょう)

ず↓ら↑?の発音で疑問形になります

例)これはやるずら?
意味:これはやるんでしょう?

意味:でしょう
例)これはやるら
意味:これはやるんでしょう

ら↑?の発音で疑問形になります

例)これはやるら?
意味)これはやるでしょ

どういうでぇ

意味:どういうことなの?
例)これはどういうことでぇ。
意味)これはどういうことなの

でぇ。と強めな語尾にします。
結構不満がたまった時に使います(笑)

ごたっ小僧

意味:わんぱく小僧
例)このごたっ小僧め!
意味:このわんぱく小僧め

とべ

意味:走れ
例)もっと早くとんでこい!
意味:もっと早く走ってこい!

へぇ

意味:あー
例)へぇもうだめ~~!
意味:あーもうだめ~~!

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へぇは言葉の初めに気持ちを込めて使います。
へぇ~だ。と言うと。感情をこめて「ああ~だ」と言う意味になります。

なから

意味:だいたい
例)なから済んだでしょ。
意味:だいたい済んだでしょ。

やいやい

意味:わぁ
例)やいやいこれは大変だ!
意味:わぁこれは大変だ!

これもへぇと同じで、感情をこめて使います。
だいたい大変な時に使うことが多いです。
わんわんしているね。わぁわぁしているね。のようにやいやいだわ!とうんざりした様でも使います。

いただきました

意味:ごちそうさまでした
例)美味しかったですいただきました。
意味:美味しかったですごちそうさまでした。

これは普通に食卓で使っていたので、方言だと聞いたときにおったまげました(笑)

めた

意味:すごく
例)めた大変だった
意味:すごく大変だった。

けぇる

意味:帰る
例)もうけぇるね。
意味:もう帰るね。

~わ

意味:ね
例)もう帰るわ。
意味)もう帰る

この時の発音はわ↓です。
女子が使うような、~だわね。というものとは少し違います。強めな発音をします。

ずく

意味:やる気
例:ずくが無いねぇ。
意味:やる気が無いねぇ。

これは難しいんですよね。
やる気。と一言では言い切れません。腰が重いなどのような意味でも使います。

てぇへん

意味:大変
例)これはてぇへんだ!
意味:これは大変だ!

うつかる

意味:よりかかる
例)そこにうつかると危ないよ。
意味:そこによりかかると危ないよ。

さら

意味:全部
例)それさら取って
意味:それごと全部取って。

ちょっと文字にすると分かりづらいかもしれません。
方言って発音が大切になりますから、友達が言っている発音をよく聞いて考えてみてください。

長野の方言で語尾が違うって本当?

長野県の方言の特徴として、語尾が微妙に変わってくるということがあります。

少し重複してしまいますがご紹介します。

これらは全て「~でしょう?」という意味を指します。
でしょう?もしくはでしょう(断定)の際に長野県ではこれだけの言い方をします。

諏訪地方:ら? ずら?

例)これはやるら?
  これはやるずら?
意味:これはやるでしょう?

発音としては「ら↑?」「ず↓ら↑?」
もちろん「ら↓」「ず↓ら↓」という発音で断定的にもなります。

ずら、は年配の方が良く使います。若い子はちょっと田舎者っぽくて使う子は少ないですね。
私の高校時代の友達はよく使っていました(笑)

伊那地方:だに? だら?

例)これはやるだに?
  これはやるだら?
意味:これはやるでしょう?

発音としては「だ↓に↑?」「だ↓ら↑?」
これも断定的な言い方として「だ↓に↓」「だ↓に↓」と言う一方もします。

長野地方:だ? だだ?

例)これはやるだ?
  これはやるだだ?
意味:これはやるの?

発音としては「だ↑?」「だ↓だ↑?」

長野市の方ではだ。をよく使います。
なので「だ」が2回続くこともあるのです。

これも強めな言い方をしますが、目上の人には使うことはほぼありません。
敬語としては適しませんね。

同じ意味でも長野の地方によって言い方が若干変わってきます。
これに気づいたときには私も「面白いなぁ」と思いました。


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まとめ

長々と書いてしまいましたが、簡単にまとめてみたいと思います。

南信地方はイメージ的に優しい、ふんわりとした言い方をするような気がします。
語尾が「だに?」のように、ちょっと力が抜けた可愛いい方が多いです。

諏訪地方の方言では、「てぇへん」のような言い方やよくテレビなどでいなかっぺが言う「ずら」などのように分かりやすい方言から「ずく」や「うつかる」のように一見ちょっと分かりづらい言い方などがあります。

長野県民が集まると語尾の違いに驚いてしまいます。

同じ意味なのに、「ら」「だに」「だだ」 のように違ういい方になるのです。
語尾によってどこの地域の生まれか分かってしまうのも面白いところです。

いかがでしたか?
長野県の方言について少しは理解できたでしょうか。
もし友達が方言を言っていたら、この知識を使ってあそこの地域の出身かな?などと推測してみるのも面白いかもしれませんね☆

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