複写で書きやすいボールペンは?種類や特徴やおすすめも!

最近のボールペンは本当に、書き心地の良いものが増えましたね。

昔はボールペンと言えば、インクが出にくく、線がかすれやすいのが特徴で、

書きにくいペンの代表のようでしたが。

しかし、最近のそんな書き味なめらかなボールペンにも、

新たな問題が浮上しています。

それは、「複写書類」の存在です。

1枚だけならともかく、感圧紙を使って4〜5枚まとめて

複写するような場合には、強い筆圧で書くことが何よりも重要になってきます。

そのため、最近の、筆圧をかけなくてもするすると

インクが出て来てしまうボールペンのほとんどは、

複写には向かないことになります。

でも、昔の書きにくいボールペンにはもう戻りたくないですよね、、、

そういうわけで、今回は、「複写でも書きやすいボールペン」

についてまとめましたので、ご紹介したいと思います。

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複写でも書きやすいボールペンのポイントとは?

ボールペンのペン先には、大きく分けて二種類の形があります。

ひとつは、砲弾型とよばれる、丸っこいペン先で、

ジェットストリームやアクロボールのペン先がこれにあたります。

もう一つは、中空(ニードル)型とよばれるもので、

針金のように細くするどい形状が特徴です。

複写式の書類の記入に向いているのは、中空型の方です。

同じ力で書く場合を想像してもらえば、先が丸いものよりも

尖っているもので書いた方が、深く紙に食い込み、

ペンの跡が残りやすいことは、わかっていただけるかと思います。

また、最近は手に負担のかからない超軽量のペンが人気ですが、

複写を目的とするなら、ペン本体は重いもののほうがおすすめです。

そのほうが、ペンそのものの重さで紙に圧がかかりやすくなります。

複写用のボールペンでおすすめはこれ!

先に挙げた条件を考慮すると、複写用のボールペンでおすすめなのは、

「OHTOのグラフィックライナー」です。

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ペン先は中空(ニードル)タイプで、先端が本体とつながっているため

(この種のペンは先端の針だけ独立しているものが多い)、

強い筆圧で書いても先が削れたり潰れたりする心配がありません。

インクは、水性顔料インキで、乾くと耐水性になります。

粘度が低いため、どんな筆圧で書いてもインクが途切れず、

常に一定量が出ます。

はっきりとした発色なので、スキャンやコピーのときにも鮮明に写ります

ただ、OHTO製品は、事務用品というよりも製図用品としての

需要が高いため、普通のお店の文房具コーナーでは

取り扱いがない場合もあります。

わりとどこでも取り扱いがあり、ペン先がニードルタイプのボールペン

ということで言うと、ハイテックCやエナージェルがおすすめです。

グラフィックライナーに比べるとペン先が長めで、

字を書くときにやや安定しないことが難点ですが、

書き心地にそこまでこだわらなければ、

ハイテックCやエナージェルでも十分でしょう。

複写用のボールペンを消す方法とは?

複写式の書類を書いていて、まちがえてしまった場合、

たいていのカーボン紙ならば、水か消しゴムで消して

修正することが可能です。

ですが、ノーカーボン紙といって、紙に仕込まれた化学薬品の力で

転写できる仕組みになっている紙の場合は、

こうした手段では消すことができません。

ノーカーボン紙によって写された文字は、別の化学物質をぶつけることで

消える場合があります

おもに、ハンドクリームや水性糊、印鑑の朱肉、

アルコールマーカーのインクなどが付着することで、

複写の文字が消えたり判読しづらくなったりします。

また、丸一日以上、時間に余裕があるときは、

塩化ビニル製のシートに挟んでおくとか、

直射日光に長時間さらしたままにしておくという手段も有効です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

複写でも書きやすいボールペンについてご紹介してきました。

文房具も日々進化していますので、用途に合わせて、

楽しみながら使い分けてみてくださいね。

参考になりましたら幸いです。

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