うちわを保育で手作りするコツや遊び方は?そのねらいについても

保育園で夏の一大イベントにもなる「盆踊り」や「夏祭り」
その時に子供たちにとって一番手をかけて作る制作といえば「うちわ」です。

可愛い子供たちの背中に自分だけの手作りのうちわを指している姿は大変可愛く、思い出の品にもなります。

こどもたちにとっても良き一日になるように是非手をかけて作りたいですが、どんなふうに作っていいのか、
コツはどのようにしたら上手に可愛く作れるのか?そして大切に作ったうちわで是非遊べたら・・・
という意見があったり意外と知らない本当の「うちわ制作のねらい」とは?

などわからないことが沢山あります。

今回はうちわ制作について自分が経験したことも踏まえて、ご紹介したいと思います。

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うちわを保育で手作りするコツは?


うちわ制作はこどもたちにとって楽しい制作でもあり、やはり夏の風物詩なのでお祭りが終わった後も使える大切な品になります。
ですので可愛く・そして格好よく作りたいのですがやはりコツが必要だったり、上手に作る方法を知りたくなりますよね。

ですのでいくつかわかりやすく項目にしてコツをお伝えしたいと思います。

・うちわとして使いづらい材料は使用しないこと
・持ち手より重くなりすぎないように
・キラキラしたものを使ってお洒落に
・バックを暗めにして作品を映えさせる

うちわを使用する際に実際に当日は浴衣の背中にさして使用するので扇ぐという使用はあまりしないのですが、
うちわ部分が重すぎる装飾を使用したりつけすぎたりするとバランスが悪くなり背中から落ちてしまうことがあります、

ですので材料としては綿やビーズ・折り紙・和紙など軽い装飾を使うことをおすすめします。

どうしても使用したい場合はちゃんと上司に相談しましょう。

持ち手が重くなるとお祭りが終わった後にうちわとしての使用が上手にできないこともあるので、
飾りとして満足であるのなら大丈夫ですが、せっかく自分のこどもが作ったものですから
なるべく軽い装飾で可愛くしてあげましょう。

そしてお祭りは基本的に薄暗くなる夕方からです。

色が薄いものは見えにくかったり暗い色を作品に使うと見えづらいことがあるので、
キラキラしたビーズや蛍光色の装飾を利用したり、うちわの背景を暗い色にして映えるようにするのも作品を生かすコツの一つです。

何より一番いいのは必ず一人は制作が上手な先生がいるので、
ネットなど文章じゃわかりづらいという人は実際にその人のうちわを見て少し真似て作ったり教えてもらうのが一番です。

是非コツを参考に可愛いうちわを作ってみてください。

うちわを保育で遊びをするには?

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せっかくこどもたちが作ったうちわですが、あまり遊びとして使いすぎてしまうと壊れてしまうという悲しい悲劇が起こることがあるので、
作られた装飾とかの具合にもよりますが、耐久が強い場合と弱い場合で遊び方も変わってくると思います。

耐久別で作ったうちわで遊べる方法をご紹介します。

蝶々採取

2チームに分かれます。
子供たちで円を作ります。片方のチームは手ぶらで輪の中に入ります。

こどもたちの足元には蝶々型に作った紙があります。和紙でもOK
先生の合図で円の子供たちはうちわで一気に風を起こします。

すると蝶々が不定期に飛んで落ちてをするので一番多く拾えた人の勝ちです。
ただし空中でのみです。あるのなら虫網を使っても楽しいです。

時間制にしないと永遠にやるので数秒にしましょう。
円の中にいるこどもたちが下に落ちているのを拾っていないかも確認しましょう。

神経衰弱

うちわをあまり激しく扇げない時にできる遊びです。
そして背景の色を3色くらい用意していた場合に使えます。

あとは同じ材料を使用しているなど。

うちわを全部裏返しにします。
トランプのように真剣衰弱します。

使っている材料が被っていたらOKです。
※あまりにも全員使っていたら先生判断で決めてください。

うちわ運び競争

一人二組になります。
うちわの間に挟むのは軽いボールやふうせんがおすすめです。

うちわで運ぶものを挟みます。
スタートの線から走ってカラーコーンを回って次の人に渡します。

早く終わって座った方の列の勝利です。
一応競争なので負けて泣いてしまった子のフォローには気を付けましょう。

うちわ制作のねらいはコレだった


うちわ制作のねらいは様々ありますが、私自身実際に聞いた時に驚いたことが色々ありました。

また、実際にやってみて「このねらいがぴったりかな」と思うねらいもありましたので、いくつかご紹介します。

・手先を使って制作することを楽しもう
・うちわを自分で作って体験してみよう
・普段使わない材料に触れて楽しもう

普段の制作とは違い、紙ではなく「うちわ」というもので作るだけでもこどもたちにとっては嬉しい制作です。

よく「うちわ制作体験」など実際に骨組みから用紙を貼る園もありますので、ある意味工場体験を園で出来てしまうと言っても過言ではありません。

自分だけの・自分の好きな色や材料で作ったうちわが作れて、しかも可愛い浴衣と一緒になることでお洒落になることまちがいありません。

制作は制作でも普段使わないものに沢山触れるのでこどもたちにとっては
大変いい刺激になります。

制作が少し苦手という子でも一緒に手伝ったりして完成品を見ると
「作ってよかった」という子供もいるので先生も一緒に作って楽しむことが
こどもたちの意欲を引き立てる一つの要素でもあるので、一緒に楽しんで
楽しいうちわ制作にしましょう。

まとめ

今まで書いてきたことをまとめてみました。

・保育園でのうちわ制作のコツは材料は重すぎず、取っ手より重くないものにする
・保育園でのうちわ制作で作ったうちわは耐久性によっても遊び方が変わる
・保育園で行ううちわ制作のねらいは体験でもあるので社会経験としてよいものにもなる

いかがでしょうか?材料は保護者の方に不用品を集めてつくることもできるし、様々なやり方が沢山あるので是非自分のクラスだけの特別なうちわを作ってお祭りを楽しんでくださいね。

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