保育園の夏祭りで準備の進め方とプログラムの決め方や案内の注意点

保育園の夏の一大イベントといえば「夏祭り」です。

先生たちも浴衣を着る準備ややぐらを作るところは立てる計画や準備や進め方。そしてクラスの踊る順番など決めることが沢山あります。

自分たちのクラスの準備や制作を進めながらも全体の準備も進めていかなくてはいけないのである程度決めたりして事前準備をしておくのが大切です。

今回は夏祭りでの準備や用意などの進め方・そしてプログラムの順番の決め方や案内などを詳しく経験を生かしてご紹介します。

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保育園の夏祭りで準備の進め方は?


こどもたちにとって楽しい夏祭りですが、先生たちは準備がいっぱいでつい回りきらなくなったり焦ってしまうこともあるかと思います。
ざっくりですが、何回も経験してきてプログラムや準備などの進め方を
簡単にタイムスケジュールにしてみました。

是非参考にしてみてください。

1. 盆踊りについて各クラスの踊る曲目を選別
2. 約2ヶ月前からプログラムを作成
3. 1カ月か半月前に配布
4. 二か月くらいからやぐらの土台を制作。(こどもたちの練習の為)
5. 残り二週間で必要な道具を倉庫から出して用意
6. 前日、園庭を飾り付けする。各分担を決めて園を夏祭り雰囲気にする。
7. 当日。先生たちは順番に浴衣になる
8. 開始時間が近づいたらお祭りのBGMを鳴らす
9. 夏祭り開始。順番に踊ったり解散するところは解散してく
10. 片付けになったら急いで撤収と保護者の帰宅呼びかけ
11. ある程度は片づけてそれ以外は暗くて危険なので翌日片づける
12. その日は終わる前に反省会など振り返りをして解散。

事前に計画をしてから物事を進めると頭の中に終わりまでのゴールを完成させられるので作業もつまずかないでスムーズにいきます。

何が必要なのか、前年は何が必要と感じたのかなど
やはり三か月か二か月前くらいから職員会議でしっかりと計画を立てて進めることが大切です。

「もしも」の場合も想定して行っていくとよりスムーズになるでしょう。

保育園の夏祭りでプログラムの決めるコツ

プログラムはメインは基本的に園児ですが、年齢別の順番や卒園児や保護者も一緒に参加できるようなプログラムだと一体感がでて大変楽しい会になります。

しかしスムーズに進めないと夜遅くなってしまうので順番が大切です。
ですので、いくつかコツをご紹介します。

・頭に保護者の踊りや卒園児にして、終わりを年長クラスにする
・手のかかる小さいクラスは曲が短いので最初に終わらせる
・クラスが多い場合は1部と2部に分ける

スムーズに進めるということが一番大切になってきます。
滞ったり停滞してしまうと楽しいお祭り雰囲気を崩してしまうこともあります。

しかしその焦りを保護者や子供たちにも見せてはあまりよくないのでやはり事前計画を頭に入れてイレギュラーにも落ち着いて対応が必要です。

ですので園児以外の踊りは最後や最初に持っていくと始まりや終わりがスムーズなのと、
「終わりを年長」と書きましたが、やはり子供なのと園児以外の子を途中で入れるのは雰囲気が少し崩れてしまうところもあるので終始に入れましょう。

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小さい乳児さんはまずやぐらに立ったりできるだけ大変頑張っているので
きっと収集や泣き止ませることに必死になるので短い曲で早めの解散をして、
保護者と一緒にお祭りを楽しむようにしましょう。

タイトルの通り、クラスの数が多い場合は部を分けて行うのが良いので、

1部

保護者
乳児
3歳
4歳
5歳
保護者

2部

3歳
4歳
5歳

など分けて行うのもありです。
この場合は2部の子供は集合時間を変えて園に集合がこどもたちが待ちくたびれないので安心です。
1部から見たいという人もいたり自由です。

是非プログラムはよく全体で相談して参考にしてみてください。

保育園の夏祭りにおける案内の注意点

楽しい夏祭りだからこそ羽目を外してきたりちょっと迷惑な方も出てきたりします。
また近隣の注意も払わなくてはいけないので注意点が沢山ありますので、

「園内バージョン」
「保護者バージョン」
「こどもバージョン」
]

でご紹介します。

園内

・遊具で遊ばせない
・飲酒禁止(飲んでくるのも)
・ごみは指定の場所に
・やぐらに入っていいのは園児のみ

園庭を使うところがほとんどですが、やはり気になるのが遊具です。

待ってるのが暇で遊んでしまう園児や卒園児がいるのでそこはきちんとしないと
暗闇で遊ばれて怪我をしたら大変ですので気を付けてほしいところなのでお手紙やプログラムなど案内に乗せましょう。

そしてゴミを管理しない人も多いことがあるので
園庭の指定された場所に捨てたり、持ち帰ったりなど
エチケットの案内も必要です。

他にもやぐらは園児が踊りに集中しているので
兄弟がいて、お兄ちゃんやお姉ちゃんところに行きたい下の子は
目を離さないように気を付けましょう。

ですのでやぐらのまわりと囲いの中は園児のみなど柵やトラロープをつけるといいでしょう。

そしてあまりわからないですが、おじいちゃんなど来る人や仕事疲れのお父さんは飲みすぎてくることも・・・

あまり見ない事例ですが何かあったら責任はとれないので前年で事例がない限りは案内は載せませんが、一応あったので候補としていれました。

保護者

・場の空気に合った服装を・・・
・兄弟や卒園児がいる人はきちんと面倒を見ましょう
・時間に遅れないように
・荷物をもたせすぎない

あまり案内に載せませんが、実際にすごい保護者がいて
載せそうになりそうになりました。笑

保護者同士久しぶりに会って語りすぎてしまって
集合など解散に遅れる方がいたり、集合に遅れて全体に迷惑をかける人がいるので
あえて少し濁して「時間や集合に遅れないように」と書きます。

他にも余計な荷物を持たせてこどもたちに負担がかかることもあるので
前年などに多かったら載せてもいいと思います。

こども

・髪の装飾は派手すぎないように
・ブレスレットなど装飾品をつけてこない
・持ち物はうちわのみ
・お子様にあった靴を

普段着ない格好なので気合を入れすぎて落ちやすい髪飾りやピンが気になって踊りに支障がでることもあるので、
お洒落のしすぎには要注意です。
あまりにも気になっていたらその時だけ保護者と相談して少し変えてもらいましょう。

装飾品も同様でお洒落したくてしてきちゃう子もいますが、保護者に渡して預かってもらいましょう

意外と穴になるのが「靴」で履きなれない草履など履く子が多いので
少し履く練習をしたり痛くないタイプや可愛いサンダルでも
全然大丈夫かと思うので足元は動きやすさ重視のものを選んであげましょう。

是非参考にしてみてください。

まとめ

今まで書いてきたことをまとめてみました。

・保育園で行う夏祭りの進め方はタイムスケジュールにして事前によく打ち合わせをして動くこと。
・保育園のプログラムは小さい子や園児外の子たちを入れてスムーズに進めましょう。
・保育園の夏祭りの案内は夏祭りの空気を壊したり、危険と思うことは前年度の反省も生かして書きましょう。

楽しい夏祭りだからこそ注意することも沢山ありますが、
こどもたちにとっては一大イベントだからこそ大きく成長していく大切なイベントですので先生も一緒に楽しんで夏祭りを盛り上げてくださいね。

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