わかりやすい手芸用バックルの付け方!差し込みタイプやアジャスター

子供の成長って過ぎてみると本当に早いものですね。特に保育園から小学校は身長がぐんと伸びる時期。
去年買った服が今年着たら、もうツンツルテンで小さくなって着れない何てことも。
服だけじゃなくて前に作ってあげたバッグも「肩紐がちょうどいい長さだったのに、今は何だか担いだり下ろしたりの時も紐が短くて窮屈そうだなあ」なんて経験をしたお母さんも多いと思います。
そこで、今回はそれを解決できる便利な材料【バックル】の付け方についてお伝えしていきます。

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手芸用バックルの付け方をわかりやすく解説

まず、バックルとアジャスターの使い方と種類をご説明します。

*バックル差込タイプ… バッグの着脱にかかわる紐の部分やバッグの取出し口などに取り付ける。
先がフォークのように尖った差込パーツとそれの受けパーツがセットになって販売されている。

アジャスター付

差込タイプと使い方はほぼ同じ。しかし、バッグ着脱などの用途の他、差込パーツの紐取付け部分が
バックル差込タイプ… アジャスターになっているから手元で紐の長さも調節できる。

Dカン

D字型のリングパーツで、簡単な構造でできているが2つ一緒に紐の片端に縫い付けて片端の紐をリングに交互に通して使えば、バッグの固定と紐の長さ調節どちらにも対応できる。
バックルの一種だが、バッグの着脱には使わない。   

アジャスター(単品)

紐の長さを調節する時に使う。
差込タイプやアジャスター付差込タイプと合わせて使うと長さ調節が手元以外の部分でもできて、

これらの4つのパーツは、金属製とプラスチック製があります。
その中でもプラスチック製パーツは、軽くてカラーバリエーションも多く、布生地の色や紐の色とコーディネートしてあげると子供用のバッグはかわいらしく仕上がります。
また、サイズも20㎜、25㎜、30㎜などさまざま出ていますので使う紐の幅に合わせて選んで購入しましょう。

プラスチックバックルの付け方!差し込みタイプはここに注意

プラスチックバックル付け方手順

材料
*差込タイプのバックル 1個
*PPテープ  好みの長さのもの1本

付け方手順

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下準備として、PPテープは切るとほつれやすくなるので、それを防止するため切り口をライターで焼く処理をしておく。

1、バックルの両脇をつまんで引くと1つのパーツが2つに分かれる。それぞれをPPテープの両端に1つずつ通す。
2、通したテープをバックルサイズの2倍程度の長さで折り返してパーツが外れないようにミシンで縫って固定する。
3、PPテープの両端にバックルのパーツが付いているので、差し込んでバックルがロックされるか確認したら出来上がり。

※2の工程でバックルの裏表が間違っていたりPPテープがねじれているとやり直さなければならないので、しっかり確認してからミシンで縫って固定しましょう。

手芸用バックルアジャスターの通し方

アジャスターには裏表があり、平らなところに置くと少しだけ山のように真ん中部分が盛り上がっているのが表です。

1、紐は、アジャスターの裏部分(下部分)から、上に出しまた下に通します。
ちょうどアジャスターの盛り上がった部分に紐が乗っかるかたちで、通ると◎です。
2、アジャスターを通した紐を、今度はバックルの受けパーツの部分に通します。
3、2で通さなかった方の紐を、再度アジャスターに通したら片側が完成しました。
4、2で通した紐を好みの長さで切って、その端に今度はバックルの差込パーツを通して紐の端は内側に折り返して、ミシンで縫って固定したら出来上がり。

まとめ

このように今回お伝えしてきた【バックル】は、紐の長さが調節できるアジャスターと一緒に使えば子供の身長の変化にはもちろん、大人の痩せたり太ったりのお腹回りの変化にも対応できるスグレものです。

また、バックルの脇をつまんで引っ張るとロックが解除される構造なのでバッグのフタ部分のところに付けても、サッと中のものが取り出せてお店のレジに並んだ時に、もたもたせずすみます。

バックルもアジャスターもPPテープの幅に合わせたものを購入しましょう。

テープを使わずにバッグと同じ布で作る場合は、バックルやアジャスターのサイズを基に幅を合わせて作ってください。
合っていないと、それぞれのパーツが本来の役目(バックの着脱・固定、紐の長さ調節)を果たさないことになり、折角つけても意味がないものになりますから、ご注意を。

最後に、小さなお子様をお持ちのお母さんへのアドバイスを1つお伝えします。

小さな子供に荷物を持たせる場合、両手が使えるリュックってとても使い勝手がいいですよね。

だけど、荷物を入れて担がせていると肩幅が大人より狭いから肩紐がすぐにずり落ちてしまいます。

そんな時でも、リュックの両肩紐を胸の下あたりで結ぶようにH型に固定しバックルとアジャスターを取り付ければ、子供がいくら走ってもしっかりとリュックが固定され、ずり落ち防止になりますよ。ぜひ、試してみてください。

既製品のリュックにもしついていなければ、取り付けも簡単で材料費も安いので付けてみてくださいね。

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