高齢者の正月にレクでオススメな歌や飾り付けはこれで決まり!

高齢者施設で生活している人の中には「正月は家族と過ごしたい。」

と思っている人も多くみられます。

しかし、家族との関係や家庭での介護環境などの理由により、

正月を高齢者施設で迎える入居者がほとんどです。

施設での生活は閉鎖的になりがちなため、正月をあまり実感できないことも。

そんなときは、レクリエーションや歌、施設の飾りで正月の雰囲気を味わいましょう。

今回は、正月にぴったりのレクリエーションや歌、飾りつけについてご紹介します。

正月のおめでたい雰囲気を演出し、新年を迎えた喜びを施設のスタッフ・

入居者みんなでお祝いしましょう。

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高齢者の正月に行うレクではなにがある?

正月に行うレクリエーションは、

正月の遊びにちなんだものがおすすめです。

一般的に正月の遊びと言えば、こま回しや福笑い、

カルタなどがありますね。

カルタや福笑いは椅子や車椅子に座っていても行うことができるため、

施設に入居している高齢者にもぴったりですよ。

認知症高齢者がカルタや福笑いを行う場合は、

念のため誤食に注意しましょう。

こま回しや羽子板も、椅子や車椅子に座って行うことができます。

ただし、あまり無理をしてしまうと転倒してしまうことも。

立位や歩行が自立している入居者にも同じことが言えるでしょう。

転倒により骨折してしまうと、せっかくの正月が台無しになってしまいます。

こま回しや羽子板は、

スタッフの見守りの下で行ってもらうようにしましょう。

また、近くに施設の近くに神社がある場合は、

新年のご挨拶に行くのもおすすめです。

神社の規模にもよりますが、1日から5日頃までは混み合う可能もあります。

混雑した状態は車椅子を動かしにくくなるだけでなく、

入居者の転倒にもつながることも。

初詣からは少し遅れてしまいますが、

人が少なくなった時を見計らって参拝に行きましょう。

その際には防寒対策をし、マスクを着用して風邪・

インフルエンザ対策を行いましょう。

おやつレクリエーションとして、

お汁粉を入居者に振る舞うのもおすすめです。

お汁粉はとろみをつけることも可能なため、嚥下機能の低下している入居者でも

楽しむことができます。

「お汁粉には餅を入れたい…」と思う人も多いですが、

高齢者が餅を食べてしまうことで窒息に繋がる可能性もあります。

そのため、高齢者にお汁粉を提供する場合は、

できるだけ餅を入れないことがおすすめです。

高齢者が施設で楽しい正月を過ごせられるよう、

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施設全体で安全管理に注意しましょう。

高齢者の正月レクに歌われるのはどんなもの?

正月のレクリエーションに使われる歌は、

正月に関係するものがほとんどです。

凧上げの歌や七草粥の歌など、

高齢者も知っている歌が多くありますよ。

「六段の調べ」という筝の曲も、正月の音楽として有名です。

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歌詞のない曲なので、レクリエーション中のBGMとして

活用してはいかがでしょうか。

福笑いやカルタなどの正月ならではのゲームも、

BGMでますます雰囲気がアップしますよ。

正月のもの以外にも、焚き火や雪など冬に関係する歌も複数あります。

また、童謡だけでなく冬に関する歌詞の演歌などもおすすめですよ。

高齢者の正月レクで飾り付けはどうする?

飾りつけは一から作ってもいいですが、100均で凧や羽子板、

小さな門松などを買って飾るのもおすすめです。

来年以降にも使い回しができ、100均なので値段もお手頃。

羽子板は実際にレクリエーションの道具としても使用することができますよ。

自分たちで作る場合は、正月の前に折り紙レクリエーションとして

作っても良いですね。

折り紙は普通のものだけでなく和紙のものを使用すると、

正月らしさがアップしますよ。

ただし、正月の飾りつけは1月3日以降、

5日頃までには片づけるようにしましょう。

あまり長く飾ってしまうと、時季外れになってしまします。

閉鎖的な施設での生活において、

施設の中でも季節の移り変わりを感じることができるよう、

季節感を演出することも重要です。

時季外れになるものは、できるだけ長い期間は飾らないようにしましょう。

まとめ

正月というと「家族や友達で過ごすもの」というイメージを持っている人も

多いでしょう。

しかし、高齢者施設に入居している人の中には、

家族との関係や自宅での介護環境が原因で、

家族と正月を過ごすことができないことが多々あります。

季節を感じるためにも、正月の雰囲気作りはとても重要です。

レクリエーションだけでなく、門松や凧などの飾りや音楽も合わせれば、

正月のおめでたい雰囲気がアップしますよ。

レクリエーションも、入居者家族と一緒に行うことで、

施設にいながらも家族とのコミュニケーションを図ることができます。

家族とのコミュニケーションを図るためにも、

ぜひ家族参加OKのレクリエーションを企画してみましょう。

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