インスタントスープの賞味期限はどのくらい過ぎていたら危険!?

忙しい現代人の食生活を助けてくれる「インスタント食品」。

フリーズドライなど、製品化技術が進歩したおかげで、

種類も豊富になりました。

あと1品欲しい時、

また病気の時や寒い朝に体を温め栄養補給にもなり、

すぐに作れてとっても便利な

「インスタントスープ」も、そのひとつです。

ストックもしやすく保存食にもなり、

買い置きすることも多いですね。

しかし、食べようと思って箱を見ると

賞味期限が切れてしまっている!

なんてこともよくあります。

こんなとき、どのくらい過ぎていたら危険なのか、

かわらなくて捨ててしまうこともありますよね。

そこで今回は、

インスタントスープの賞味期限切れについて

どのくらいまでなら食べても大丈夫なのか、解説いたします。

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インスタントスープの賞味期限が切れてる!食べるのは危険!?

インスタントスープは、

粉末になっていたりフリーズドライ(凍結乾燥)で

固形になっていたりして、

お湯を注ぐだけで作れるものもあり、

とっても便利ですよね。

購入時には、賞味期限がずいぶん先まであるな、

と安心していたら、ストックしているうちに

出し忘れていたりして、

食べたい時にはすでに半年が経過している、

なんてこともありがちです。

そもそも、賞味期限とは、

どうやって決められているのか、気になりますよね。

各食品メーカーでは、製品に対して、

様々な安全チェックを行いますが、

保存による劣化についても各種テストが行われます。

製造過程でたとえ乾燥状態になっていても、

保存中に食品中の脂肪分が、少しずつ酸化するなどして

劣化が起こり、品質も味も低下していきます。

そこで、この時期までなら、

メーカーが消費者に届けたかった美味しさが損なわれず、

品質にも問題なく、

安心して食べられるという期限を決めて、

賞味期限としているわけです。

しかし、これ以上になると、劣化も進み、

味だけでなく品質の保証もできない、

さらにはもしかすると危険な可能性もあるかも、

という時期が、いつかはきてしまいますし、

保存状態によっても左右されてきます。

ですから、賞味期限は、少し余裕を持って

短めに設定されていることがほとんどです。

ということは、賞味期限が切れてた!

といっても、まだ食べても危険ではない期間が

残っているわけですね。

インスタントスープの賞味期限切れはどのくらいなら食べても大丈夫?

そうはいっても、いつまでならOKで、

いつからは食べない方がいいのか、

危険なのか、ということが問題です。

その目安がありました!

<製造年月日から賞味期限までの間の期間>に対して、

1.1~1.5倍の期間までは、食べても大丈夫!

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と覚えておきましょう。

これは、各食品メーカーが、

賞味期限を設定するにあたり、

計算している考え方を逆にとらえたもので、

臭いや風味など美味しさが少しずつ落ちてはいきますが、

食べても害はない、という期間になります。

例えば、国産のカップラーメンは、

賞味期限がだいたい6ヶ月とされています。

製造して半年後(180日後)に

賞味期限がくる商品の場合、

期限切れから最長で3ヶ月間は、

まだ食べても大丈夫な期間ということですね。

その間をどこで区切るかは、

保存状態によっても違ってくるため、

やはり最後は、開封してみて、またはお湯を注いでみて、

自分の五感、とくに視覚・嗅覚、最終的には

一口含んでみての味覚に頼ることになります!

インスタントスープの賞味期限が1年過ぎていても食べられる?

では、インスタントスープの場合の

「賞味期限1年過ぎ」は、食べられるのか、

考えてみました。

例えば、私が先日購入した粉末状のカップスープは、

賞味期限が製造日から9ヶ月でした。

銀色の袋に1杯分ずつ入ったタイプです。

そのスープの場合、先ほどの計算式でいくと、

賞味期限を過ぎてからも4ヶ月半先までは

食べても大丈夫だということになります。

ということは、1年先だと、もうとっくにその

「食べられる期間」も終わって

約半年は経っていることになり、食べない方がいいと思います!

ところが、問題なく製造・販売されている、

インスタントスープの場合、

開封しなければ、空気にも触れず、

もちろん細菌などの微生物にもさらされないので、

未開封のものなら、衛生上は何も問題は起こらないはず

なのです。

しかし、「衛生上安全だ」といっても、

風味の劣化は着実に進んでいくため、

それをどうとらえるか、ということになります。

たとえ飲んで害が無くても、

美味しさを無視できないのが人間ですね。

捨てないために、

美味しくなくなったものを飲めるか、

という問題になります。

確かに、近年、日本の「食品ロス」が問題になり、

食べられるものを廃棄することには、「もったいない」

という精神を思い出す必要があると、

思っている人もいると思います。

もし捨てることになったなら、それを教訓として、

日頃賞味期限などをもっと意識して、

食品を大切に消費する努力をしていきたいですね。

まとめ

インスタント食品は、即席で作れることも利点ですが、

保存が効くことも大きな利点です。

そのためもあって、ついつい長い間手を付けず、

いざ食べようと思ったら、

とっくに賞味期限が切れていた!なんてことも多々あります。

しかし、「賞味期限」を記載するような

長く保存ができる食品は、

すぐに捨てなくても大丈夫で、

もう少し食べられる期間があるのです。

[製造日から賞味期限までの期間]×1.1~1.5=食べられる期間

これを目安に考えると良いのですが、

保存状態にも左右されるため、もっと短くなることも。

それに、たとえ未開封でも

、風味の劣化は避けられないことからも、

食べられる期間であっても、

賞味期限を過ぎてからは、

自分の五感を頼りに判断していきましょう。

そして、できるだけ無駄にしないで消費できるように、

もっと食品の期限にも注意していきたいですね。

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