高齢者のひな祭りのゲームで簡単なものは?おやつ作りも

日本に古くから伝わる、伝統的な行事のひな祭り。

女子の健やかな成長を祈る意味があり、

「高齢者には関係がないのでは?」

と思われる人も多いでしょう。

しかし、

季節の行事は季節感を味わうための重要なイベントです。

季節の行事をレクリエーションとして行うことで、

ストレスの発散にもつながりますよ。

今回は、「ひな祭りで高齢者向けの企画は難しい」

と悩んでいる人のために、

高齢者でも楽しめるゲームやおやつ作りをご紹介します。

ひな祭りの伝統的をテーマにしたゲーム・おやつ作りなど、

ひな祭りをより一層楽しめるものばかりですよ。

ぜひ、ひな祭りレクリエーションの参考にしてみてください。

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高齢者のひな祭りでゲームをするならなにがいい?

ひし餅やひなあられ、ハマグリのお吸い物などは

「ひな祭りで食べると縁起が良い」と言われています。

特にハマグリは、

対になっている貝殻でなければ合わないことから

「一生一人の人と添い遂げられるように」

という願いが込められています。

高齢者施設でのひな祭りレクリエーションでは、

そんなひな祭りならではの

縁起物をテーマにしたゲームはいかがでしょうか?

今回は、平安時代から行われている

「貝合わせ」というゲームをご紹介します。

貝合わせとは、貝の内側に描かれた絵を揃える

神経衰弱のようなゲームです。

ハマグリを用意するのは大変なため、

段ボールと模造紙で代用しましょう。

用意するものは、

段ボール、模造紙、カッターナイフ、のり、マジックペンなど

絵を描く道具です。

まず、段ボールと模造紙を貝の形に切ります。

切れた段ボールと模造紙を貼り合わせ、片方に絵を描きます。

このとき、同じ絵柄のものは必ず2枚作りましょう。

高齢者向けのレクリエーションなので、

絵は分かりやすいものが良いですね。

ひな祭りにちなんだもの、おひなさまやおだいりさま、

ひし餅、甘酒などを描けば、

ひな祭りの雰囲気がアップしますよ。

動物や食べ物、3月に咲く花などを描いても良いですね。

絵を描くのが苦手な人は、

インターネットなどでひな祭りのイラストを探してみましょう。

段ボールのままだと味気ないので、

もう片方には貝の模様を描けば完成です。

貝合わせのカードを作る際は、

大きさに十分注意しましょう。

あまり小さなものを作ってしまうとカードが取りづらく、

絵柄も見づらくなってしまいます。

大体ですが、

手のひらを広げた状態の大きさぐらいのものがおすすめですよ。

高齢者が行うゲームで簡単にできるものは?

高齢者は年齢を重ねると共に身体機能が衰えていきます。

「高齢者にゲームは難しいのでは?」と思う人も多いでしょう。

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しかし、ゲーム内容ややり方を工夫するだけで、

高齢者でも楽しめる企画を提供することができます。

ここでは、ひな祭り以外でも活用できる、

輪投げゲームについてご紹介します。

輪をかける部分をおだいりさまやおひなさま、

三人官女などにすれば、ひな祭りらしさがアップ。

絵を変えれば、他の季節でも楽しむことができますよ。

用意するものは、ペットボトルと模造紙、新聞紙、テープです。

まず、新聞紙を丸めて輪にします。

新聞紙のインクで手が汚れるので、

気になる人はビニールテープなどを巻きましょう。

模造紙におひなさま、おだいりさまの絵などを描き、

ペットボトルに巻き付ければ完成です。

輪投げは車椅子の高齢者でも楽しむことができます。

投げる位置を調整することができるため、

腕の力が弱い人にもおすすめですよ。

「あそこに輪がかかるように投げよう」

と集中することは、脳の活性化にもつながります。

輪投げは高齢者にとって様々なメリットがある、

おすすめのゲームと言えるでしょう。

高齢者のゲームでおやつ作りはどう?

高齢者へのひな祭り行事として、

おやつレクリエーションを企画してみてはいかがでしょうか?

ひな祭りのおやつといえば、

ひし餅やひなあられを思い浮かべる人も多いでしょう。

どちらも、色合いがピンク・白・緑からなるものがほとんどです。

これにはそれぞれの色に意味があり、

ピンクが「魔除けと桃の花」、白が「清浄、純潔」、緑が「健康」

を表していると言われています。

このように

食べ物の由来などを説明した上でおやつを作り、

食べるのもおすすめですよ。

今回は、ひし餅の代わりにぴったりの

ういろうの作り方をご紹介します。

それぞれの色のういろうを重ねれば、ひし餅そっくりですよ。

用意するものは、

薄力粉100g、上白糖100g、水300g、赤・緑などの食紅です。

作り方は、材料を混ぜ合わせて牛乳パックに入れ、

電子レンジ(600W)で6分30秒温めるだけです。

簡単なので高齢者へのレクリエーションにもぴったりですよ。

電子レンジから取り出す際はやけどに注意しましょう。

まとめ

ひな祭りなどの行事は「子供のための行事」と思われがち。

しかし、企画の内容を工夫すれば

高齢者でも楽しむことができます。

ひな祭りに関連する食べ物の由来などを理解すれば、

ひな祭りがより一層楽しい行事になりますよ。

入居者している高齢者だけでなく、

その家族を招待してみんなで楽しんでも良いですね。

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