40代になったのだから、大人にふさわしい黒の革のフォーマルバックの一つは持っておいたほうが良い。
そんな考えを持つようになるかもしれません。
40代と言えば、もういろいろな式の際に礼を書くようなことをしてよい年齢でもありませんよね。
なので、今回はそんな黒の革のフォーマルバックを購入する際に、どんなシーンで使用できるのか?子供の卒業式や入学式でしか使用できないのか?
また、冠婚葬祭で使えるフォーマルバックはどういうものか、それについて気を付けたほうが良いこととはなにか?
などに重点を置いてお教えします。
ぜひ参考になさってください。
フォーマルバックは入学式以外使わない??
フォーマルバック、まずはフォーマルの意味から解説していきましょう。
フォーマルとは”正装”という意味合いです。その逆がカジュアルですので、意味は大体わかりますよね。
つまり、フォーマルバックというのは正装する際に持つバックということになります。
基本的にフォーマルバックは黒となりますが、その柄や金具の有無については使うシーンによって変わってきます。
子供の入学式にはフォーマルバックを利用すると思いますが、このフォーマルバック、入学式以外には使えないのでしょうか?
もし、そうなら購入するのもなんだかもったいないなぁ…。
そうおもってしまうかも。
ですが、このフォーマルバック、入学式以外でもいがいと活躍してくれるのです。
例えば、卒業式、結婚式、お葬式、パーティなどなど
用途によって少し工夫をすれば使用できるのです。
ただ、工夫をすればの話になりますが…。
卒業式
これは言わずもがな使用できますね。お洋服にもよりますが、色を合わせることができれば問題なく使用することができます。
もし、お洋服とのあわせがあまり良くないなぁと思った際には、靴の色を合わせるとすっきりと持てますね。
パーティ
これは問題なく使用できます。
ただし、華やかなパーティの時に真っ黒でマットなタイプのフォーマルバックだとちょっと浮いてしまう場合があります、その場合は柄の入ったフォーマルバックかちょっと中に色が見えるようなバックが好ましいでしょう。
結婚式
この場合、あまり真っ黒のフォーマルバックだと浮いてしまう可能性があります。なのでそういう場合はかわいいコサージュをつけたりして工夫しましょう。
お葬式
この場合はいくつか条件があります。
金具がついていないこと、派手な柄でないこと、つやのあるバックではないことです。
フォーマルバックを結婚式で利用する注意点
フォーマルバックを結婚式で利用する際の注意点ですが、真っ黒なフォーマルバックの場合は、真っ黒ということで空気が重くなってしまいがちですので、バックの取っ手の部分を金具にしたり、コサージュをつけたりすることで華やかなバックの印象に変えましょう。
また、黒でない場合も、前面にロゴが押し出されているようなブランドのバックは避け、おめでたい式に合うゴージャスなものも良いでしょう。
その際のサイズですが、ものが多いからと言ってトートバックのようなものはNGです。
あくまで、ご祝儀や携帯電話、キーケースなどが入るサイズにとどめておきましょう。
また、本革のバックは、革=死をイメージさせるものとされているので冠婚葬祭には利用は控えたほうがよいでしょう。
フォーマルバックを葬式で持参する注意点
フォーマルバックをお葬式で持参する際の注意点ですが、まず、上にも書きましたが本革のバックは避けてください。
本革は死を連想させますので、葬儀の際には使用できません。
また、前面に金具があるものもNGとなります。
そして、バック自体に光沢があるものも使えません。
光沢のないマットなバックを選びましょう。
金具の部分が取り外せて、フォーマルノバでしたらコサージュなど、またお葬式の際には金具を隠せる使用になっているものがベストです。
安いものを購入した際には、2・3回使用したらダメになってしまう場合もあります。
型崩れのしにくい素材で、お高くはなってしまうかもしれませんがそれなりのものを購入することをお勧めします。
まとめ
・フォーマルバックは入学式以外使わない??
入学式以外にも
卒業式
結婚式
お葬式
パーティ
などのシーンでも条件によっては使える
・フォーマルバックを結婚式で利用する注意点
黒であっても、コサージュをつけるなどの工夫をすれば使える
・フォーマルバックを葬式で持参する注意点
前面に金具ないもの
バックの素材が艶のないもの
本革でないもの
でしたら使えます
いかがでしたでしょうか?
それぞれのシーンによって少しづづ注意点があるのが分かりますね。
これらのように、フォーマルバック一つであってもいろいろな使い方ができます。
それなので、いろいろ使えるということで購入する際にはしっかりした素材のものを購入することをお勧めします。