保育園や幼稚園、学校の先生を数年経験していると、児童の親族に不幸などもあると思います。
お正月になって喪に服しているので年賀状は送ることが出来ませんよね。
その時に、失礼のないように気持ちを伝えるという点でも、寒中見舞いを送ることを考えるのではないでしょうか?
その際に、いったいいつからいつまでに送ればよいのか。
どんなはがきを使ったらよいのか。
切手はどんな種類が適切なのか。
それらの不明な点をポイントをお伝えします。
喪中で送る寒中見舞いはいつからいつまでに出せばよいの?
そもそも寒中見舞いとは、寒さが厳しい季節に送る季節便りです。また、喪中の場合には、年賀状の代わりとして寒中見舞いを送ります。
その時期について。
寒中見舞いを送る時期
1月5・6日頃~2月4日頃まで
寒中見舞いは、松の内(1月1日~1月7日)が明けてから、立春(2月4日頃)の間に出すものです。
1年で最も寒いとされているこの季節に出すのが一般的となります。
喪中で送る寒中見舞いのはがきの種類って?
寒中見舞いを送る際に、年賀はがきが余っているからそれを使おうと思う方がいると思います。
これはNG行為です。
寒中見舞いのはがきは、官製はがきもしくは私製はがきを使用してください。
官製はがきの場合も、落ちつたデザインの切手を使うべきでしょう。
私製はがきですと、郵便局では胡蝶蘭のはがきが一般的に売られています。
また、デザインを選びたいときにはネットや文房具屋さん、また百貨店などでも購入することが出来ます。
その際には、喪中で送ることを考慮してあまりカジュアルなデザインは避けた方が賢明です。
そして、年賀状を使用してはいけない理由ですが。
年賀状には「年賀=新年を喜ぶ」という意味合いが含まれています。
喪中の方に送るのにこれは失礼に当たりますよね。
もし、年賀状が余ってしまっている場合には、年賀状を書き損じにして、郵便局などで官製はがきや切手類に交換してもらって使用することをお勧めします。
寒中見舞いや喪中の切手はどういうものがよいの?
寒中見舞いの切手を選ぶときにどんな切手を貼ったら失礼にならないのか、とても悩むと思います。
喪中の為の寒中見舞いなのだから弔事切手でいいのでは?
いえいえ、それはマナー違反です。
寒中見舞いは、喪中はがきなどと違い弔事ではありません。
あくまで寒い折に相手の体調を気遣うためのはがきですので、そのはがきに弔事切手を使うのはおかしいですよね。
寒中見舞いの際には、普通切手を貼って送るのがベストになってきます。
また、郵便局などで寒中見舞いのはがきを下さいというと出てくるのは、切手の欄に胡蝶蘭が印刷されたはがきとなります。
まとめ
最後に
寒中見舞いを送る際に伝えたいのは気持ちです。
日本人ならではの繊細な気持ちを乗せて、気持ちよく受け取ってもらいたいですね。
そのためにも
・送る時期は1月5日から2月4日頃まで!
・年賀状は使わない!
・切手は弔事切手を使わない!
この3つはおさえておきましょう。