春に親族に不幸があり、夏に結婚した方がいらっしゃるとします。
もちろん、今回の年賀状は喪中として控えなければなりません。
しかし、結婚のお知らせも年賀状と併せて出したいところ。
大人になったら年賀状のみのお付き合いもあるでしょうし、そこで報告できなかったらちょっとタイミングを逃してしまう。
そういうときもありますよね。
では、そんな時にはどうすれば良いのかをお伝えします。
寒中見舞いを喪中で送る際に結婚報告ってどう??
喪中の場合、基本的に年賀状を送るのはNGですよね。
では、喪中の時に結婚報告を寒中見舞いとして出すならば、いったいどういう手順で出せばよいのか…。
手順)
1、11月中に喪中を出す。
2、1月6日から2月4日ごろまでに寒中見舞いで結婚報告をする。
これがベストです。
つまり、喪中はがきで結婚報告をするのは絶対にダメです!!
はがきを2回出さなければならないということになりますが、これは礼儀ですのでしかたありません。
寒中見舞いに結婚報告を書くのに喪中で写真付けることは失礼ではない??
寒中見舞いで結婚報告をしたい!
けど喪中だから失礼に当たらないか心配!
そう思いませんか。
寒中見舞いとは、基本的に「一番寒い時期に相手の身体を思いやる気持ちを伝える」ものです。
なので、「私たち結婚しました!!」と大手を振って写真を貼り付けたりするのはあまり良いとは言えません。
なので、寒中見舞いで結婚報告をする際には、「寒中見舞いの文言に結婚報告を付け足す程度。」と覚えておきましょう。
しかし、せっかく結婚したんだから私たちの幸せを見てほしい!
という気持ちももちろんあるでしょう。
そんな時は、寒中見舞いを普通に送った後に、結婚報告としてのはがきを別に送ることをお勧めします。
その方が自分も相手もスッキリと送れるし受け取ることが出来ますよね。
寒中見舞いの結婚報告について喪中の際の例文は??
寒中見舞いで結婚報告をする際に、結婚報告は付け足す程度。
と書きました。
では、どのようにすれば良いのか。
例文を挙げてみます。
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寒中見舞い申し上げます。
毎日寒い日がつづいておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
本年も変わらぬお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。
追伸
私事ですが、昨年●月●日に結婚いたしました。
お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
どうぞお風邪など召されませぬようご自愛ください。
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このように、結婚報告は添える程度。
これがベストでしょう。
あとは、出す人によって言葉のニュアンスを変えて親しみを出していけばOK!
まとめ
最後に
結婚報告をしたかったけれど、喪中になってしまって悲しい。
その気持ちはすごくよくわかるのです。
年末に急に不幸があって、年賀状を用意してしまった。などの都合もあるでしょう。
しかし、礼儀といては
喪中のはがきを送る→寒中見舞いを送る
または
喪中のはがきを送る→寒中見舞いを送る→結婚報告のはがきを送る
というのが一番角が立たないのではないかと思うのです。
なので喪中なのに年賀状で結婚報告をすることや、寒中見舞いに写真を付けて結婚報告をするというのが一番NGだといえるでしょう。
ただ、これはあくまで形式的な物なので、失礼にならない程度ならば臨機応変に対応しても良いと思います。