北海道を代表する冬の祭典の一つの支笏湖氷濤まつりは1月下旬から2月の中旬の間、湖水を凍らせて作成した大小さまざまな形の氷のオブジェが立ち並び、毎年20万人もの人が訪れます。
支笏湖の湖水は透明度が高いため日中でも凍らせたオブジェは透き通った青で輝いていますが、
その透明度の高いオブジェがライトアップされた姿は本当に幻想的で
寒さも忘れてずっと見ていたいと思えるほど魅了されてしまいます。
子どもたちもとても感動し喜んでおりましたが
夜の氷濤まつりの雰囲気はご夫婦、カップルのデートにとてもおすすめですよ。
土日・祝日は花火も打ち上げられ、凍てついた北海道の夜空に打ちあがる花火は夏の花火とはまた別の良さがあり、
オブジェと共に花火を見られるのもまた最高なのです。
会場では出店も出ており、北海道ならではのものや冷えた体を温めてくれる温かい食べものや飲み物もあります。
そんな支笏湖氷濤まつりのライトアップや花火の時間、出店状況についてご紹介していきたいと思います。
幻想的な雰囲気。支笏湖氷濤まつりのライトアップは見る価値あり!
日中でも十分きれいなオブジェですが、16:30から22:00までオブジェがさまざまな色にライトアップされ、
支笏湖の透明度の高い氷ならではの光が通る様は幻想的と言う言葉がぴったりで、魅了されしばし動けなくなってしまいます。
この時期は日没時間が16時過ぎであり、子供でも無理のない時間にライトアップされるため、
我が家も子供が小さい頃にはライトアップを見てから帰宅しておりました。
マイカーのため地元民とは言え夜の冬道は大変危険なので早く帰りたいのですが、
ライトアップを見ずに帰る訳にはいかないと、少々無理をしてしまいます。
遠くから来られる方はライトアップを見たいのであれば、
公共交通機関を利用されるか宿泊される事をお勧めします。
お子様連れや時間に余裕のある方には、日中の比較的暖かい時間に滑り台や子供用リンク、
引き馬体験などで楽しんだ後に一旦温泉に戻って温泉に入ってゆっくりしてから、
ライトアップに合わせて再度会場へ行って夜の氷濤まつりを楽しむ事がおすすめです。
その際は、湯冷めしないようしっかりと防寒して下さいね。
オブジェに反射する支笏湖氷濤まつり花火時間は?
期間中の土日・祝日には花火大会が開催されます。
18時半から約15分で、300発ほどの花火が会場から見渡す山側から打ち上げられます。
冬の北海道の凍てついた夜空に舞う花火の光がオブジェに反射する様は、本当に素晴らしく、
忘れられない花火大会になること間違えなしです。
土日は花火目当てに、地元民も多く氷濤まつりへ行くため道路が渋滞する事もあるため、
バスでの移動であっても時間に余裕をもって来場されることをお勧めします。
せっかくの花火をバスの中で見るのはもったいないです。
会場の中から見る花火はもちろん、オブジェの全貌と花火を一枚の絵のように見たいのであれば
展望台のある山側に花火が上がるので、少し離れた所から見ると良いでしょう。
花火の時間はその場にじっと立っている事になると思うので、
足元が冷えてじんじんしてきてしまうかもしれません。
冬の北海道へお越しの際はブーツはもちろんの事、
暖かい中敷きを入れたり靴に入れるタイプのカイロなどを利用して足元の防寒もお忘れなく。
支笏湖氷濤まつりでしか買えないものも!出店で体を温めましょう
一般的なおまつり会場のように出店が並んでいるという訳ではありませんが、
甘酒や豚汁、おでん、温かいそば、うどんなどの軽食が売られている出店があり、
横には休憩所も準備されているので、そこで温かいものを食べて休憩されると良いでしょう。
私は豚汁を飲みましたが、具だくさんで体がぽかぽかしてきました。
冬の屋外での豚汁は北海道民にとっては定番です。ぜひともご賞味ください。
おまつり会場でしか買うことができない「氷濤飴」もありますので、
お土産にされるのも良いのではないでしょうか?
軽食だけでは満足できない方は、会場に隣接した場所にある支笏湖温泉街でもお食事できます。
支笏湖名物のチップ料理やヒメマスを味わえる食事処やカフェがあり、お子様メニューも充実しております。
私がよく利用しているのは、
しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌のランチビュッフェです。
北海道らしさと言えば野菜が美味しいという点で、どれも美味しくてついつい食べ過ぎてしまいます。
こちらは混雑時は予約優先となっていますので、行かれる方は他の食事処も予約をされる事をお勧めします。日帰り温泉もありますよ。
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まとめ
支笏湖氷濤まつりは日中も素晴らしいのですが、せっかく来場されるならライトアップされたオブジェや花火など、夜の幻想的な世界に魅了される事をおすすめします。
花火大会 →18:30~(約15分)※期間中土日・祝日
売店もありますが、品数は多くないのでしっかり食事をされたい方は支笏湖温泉の食事処やカフェをご利用すると良いでしょう。
冬の北海道の寒さは日中でも-10℃以下となる日もありますので、来場される方はヒートテックのような下着をつけ、ジャンパーはダウンやコートなど風を通さないもの。
手袋に、帽子、マフラーは必ず着用し、さらにホッカイロなども準備して下さいね。
北海道を代表する冬の祭典支笏湖氷濤まつりで素敵な思い出を作ってくださる事を願っております。