北海道を代表する冬の祭典の一つである支笏湖氷濤まつりは、1月下旬から2月の中旬の間支笏湖の湖水を凍らせた、大小さまざまな形の氷のオブジェが立ち並ぶ幻想的な雰囲気を味わえるイベントです。
しかし、冬の北海道の移動について不安な方も多くいらっしゃると思います。
「支笏湖までどう行けばよいか?」
「お祭りの混雑状況は?」
「道路の混雑状況は?」
「駐車場はあるのか?」
計画的な旅をするためには、これらの情報はとても大事だと思います。
旅行の成功は綿密な計画にかかっているので、そのための準備のお手伝いをさせていただきたいと思います。
千歳空港や札幌から支笏湖へのアクセス方法を、予算や所要時間なども含めてご紹介する事で、一人でも多くの方がこの素晴らしい支笏湖氷濤まつりを通して北海道の冬の壮大さを感じてほしいと思います。
幻想的な冬の北海道のイベント支笏湖氷濤まつりの混雑状況は?
支笏湖氷濤まつりは千歳空港から車で40分ほどの場所で行われ、イベント期間中の土日・祝日は混雑しますが平日はそれほど混雑せず、駐車場も空車がみられます。
イベント会場の広さも、4~5歳の子でも歩いて回れるほどで我が家の子供達が小さい頃でも、抱っこする事なくゆっくり歩いて遊んで1時間ちょっとで回れました。
平日は比較的空いているため、人にぶつかるなどのトラブルもなく、何より滑り台やオブジェの前での撮影なども待ち時間がほとんどなく満喫できました。
冬の北海道の気温は日中でも氷点下のため、外で過ごすのは1時間程度が限界だと思われますので、人の回転率も速い事が混雑がない理由の一つなのかもしれませんね。
支笏湖までの移動方法は?車?バス?タクシー?
支笏湖は千歳空港から約40分、札幌からは約1時間の距離があり、電車も通っていないため交通手段は車・バス・タクシーの3通りしか選択肢がありません。
支笏湖氷濤まつりの時期の北海道の道路は雪や凍結で滑りやすいため、道民の私でも怖くて運転したくありません。
そして、北海道の道路は「冬期通行止め」となる事があります。
それを知らず、ナビに誘導されたからと運転していると通行止め箇所にぶつかってしまい、来た道を戻る羽目になり、時間ロスしてしまう事になりかねません。
事前に通行止めの道路の確認をしておいてください。
参考:北海道開発局HP
しつこいようですが、冬の北海道の天気は不安定です。
慣れない雪道の運転が不安な方は迷わず、タクシーかバスをご利用する事をお勧めいたします。
(料金:約7,000円)
※新千歳空港より貸切ジャンボタクシーもあり
新千歳空港よりバスで約55分
千歳支笏湖線/新千歳空港→千歳駅→支笏湖(料金:1,030円)
「新千歳空港~支笏湖 臨時増便バスのご案内」
氷濤まつり開催期間中の土・日・祝日に限り、バスが臨時増便
観光タクシーの貸切の場合
札幌MKタクシーであれば、車種にもよりますが3時間貸切コースで14.000円~16.000円で札幌から支笏湖の往復が可能です。
時間に余裕があり、支笏湖での宿泊が可能な方は迷わずこちら!!
宿泊はできなくても、日帰り温泉を楽しむ余裕がある方はこんな裏ワザも!?
日帰り入浴プランがあり、ご利用の方は前日の午前8時までに予約すると
千歳駅からの無料バスの運行があります。
詳細はこちら→http://www.mizunouta.com/daytrip.html
お祭りを楽しむ時間は削られますが、ランチビュッフェはどれも美味しくて大満足する事間違いなしです。
私もお友達とわざわざ遠出して、ランチをしに行くこともあります。
以上が、おすすめの支笏湖氷濤まつりまでの移動方法です。
それでも予算や時間の関係上レンタカーでの移動を選ぶ際は、急ブレーキ・急ハンドルは絶対にせず、安全運転を心がけ日中の明るくて比較的暖かい時間に移動してくださいね。
支笏湖氷濤まつりの駐車場の場所と料金
車で来場した方はお祭り会場の近くに「支笏湖温泉駐車場」があります。
冬の期間は駐車料金は無料で停められますが、土日は混雑するため駐車場へ入るのに30分以上かかることが予想されます。
※マイクロバス、大型バスは有料
※長さ5m以上の乗用車は、マイクロバス料金の扱いになります
お祭り期間中は「支笏湖小学校臨時駐車場」も設けられるため、会場の誘導に従って下さいね。
まとめ
・支笏湖氷濤まつりは、土日は混雑するが平日は空いている
・冬道の運転は危険なため、バスやタクシーの利用がおすすめ
・マイカーやレンタカー利用の方は冬期間通行止めの道路もあるため、
事前に確認を!(ナビでは認識できない事が多い)
・お祭りも満喫し、移動の料金を抑えたい方は宿泊がおすすめ
・宿泊する時間的余裕のない方は、裏ワザの日帰り温泉プランの利用がお得
・駐車場も平日は空いている
これらを参考にして、支笏湖氷濤まつりを満喫できる事を願っております。