湿気の多い梅雨時期や、夏の暑い時期、冬の寒い時期など一年通してエアコンを利用している方もいらっしゃると思います。
エアコンは不快指数の改善に役立つだけでなく、なかなか洗濯物が乾かない梅雨の時期にも有効に使えて、私たちの生活に、無くてはならない家電の一つと言えるのではないでしょうか。
そんなエアコンについて、皆さんこんな経験はありませんか?
『エアコン付近からの異音』、『虫の気配を感じる』。
音の種類は、原因によって様々で、機械的な音から、カサカサと何とも嫌な予感のする音まで〜
異音の原因が分からないと、気持ち悪くて、夜もゆっくり眠れなくなってしまいますよね。
今回はそんな、エアコンの異音についてのお話です。
原因や対策方法まで、詳しくご紹介したいと思います〜
エアコン異音は虫が原因!?その見分け方をご紹介
エアコンの異音。
色々な原因が考えられますが、虫の混入もその一つで、意外と多いのだとか。
では、エアコンに虫の混入が疑われる場合、どのようにして見分ける(聞き分ける)ればよいのでしょうか。
〈虫の混入の見分け方〉
・エアコンを消しているときでも音がしますか?
運転中にも異音がする場合には、エアコン自体に不具合が起きている可能性も考えられますが、停止中のみ異音がする場合は、虫や小動物の混入を疑いましょう。
・ 設定温度通りに運転できていますか?
異音が故障を知らせているものであれば、エアコンが正常に運転できていないと思いますので、設定温度通りに運転しているか確認してみてください。
・機械系が焼けるような、異臭はしませんか?
異臭も一緒にする場合は、すぐにエアコンを停止し、プロの業者さんに依頼をしましょう。
電装部に何らかの異常が起きている可能性が高いですが、その原因が、虫が入り込んだものによるものかもしれません。
・その異音はどこから聞こえますか?
エアコンの室外機から異音がすることもあります。
室外機周辺に空気の出入りを邪魔しているものが無いか確認しましょう。
また、ファンの部分に枯葉や虫が混入している可能性も考えられます。
上記の項目を確認して、虫の混入による異音なのかを判別してみてください。
エアコンに虫はどこから侵入してくる?
では、その虫はどこからエアコンに侵入したのでしょうか?
考えられる経路をいくつかご紹介していきます。
1.エアコンの配管穴
通常はパテなどで配管穴は塞がれていますが、何らかの原因によって塞がれていないと、そこから侵入しやすくなります。
2.送風口
家の中にいた虫が壁をつたって侵入することも考えられます。
ホコリなどを溜めてしまうと、カビも発生しそのカビを目当てに寄ってくる虫もいます。
卵を産み付けてゴミを餌に成長するものもいますので、定期的に掃除をするようにしましょう。
3.ドレンホース
ドレンホースとはエアコンからの結露水を外に流すためのホースです。
外と繋がっているこのホースは、14㎜程度の直径で、小さめの虫であれば侵入できます。
虫の侵入で考えれれるのは以上の経路ですが、配管穴やドレンホースからの侵入は自分で防げる場合もありますので、次でご紹介しますね。
エアコンに虫が入った場合の対策方法は?
エアコンから虫が出てきたのを見てしまった時の、不快感はたまらないですよね。
虫の種類もさまざまで、アリやハエなどであれば、自分でも対処できそうな気もしますが、ムカデやゴキブリなどが少し大きめの虫や、刺す・噛むなどの可能性があるものは危険も伴います。
では、異音が虫の侵入によるものだと確認した場合、どのように対処すればよいのでしょうか。
とっさに、殺虫スプレーなどでエアコンめがけてシューッと、吹きかけたい気持ちになりますが…
それは『NG』です!故障の原因になりますので注意してください。
〜エアコンに直接スプレーするのがNGな理由〜
・電装部分にかかってしまうのも故障の原因になります。
・殺虫スプレーの成分が、エアコンに付着したままエアコンを使うと健康被害なども心配です。
有効な手段としては…
2.虫が出てくるまで、待つ
3.バルサンをたく
前述の通り、エアコン内のホコリなどのゴミやカビを目当てに虫が侵入しますので、掃除が虫の侵入を防ぐ大事なカギの一つでもあります。
フィルター、送風口付近など自分で掃除ができる範囲は、定期的に掃除をするようにしましょう。
まとめ
私も以前、自宅のエアコンからゴキブリが出てくるのを発見してしまったことがあります。
あの時の衝撃と恐怖、突然のことで小パニックを起こしてしまいました。
今考えてみると、掃除などほとんどしていなかったように思います…
皆さんがもし、エアコン内に虫の気配を感じてしまったら、対策はいくつかありますが、プロの業者に依頼することをお勧めします。
自分で掃除をするよりも、専用の器具で奥まで綺麗にしてくれて、第一に嫌な虫を自分で取り除かなくて済むのですから。