タイヤの側面にキズが!深ければバーストも?修理ってできるの?

車の運転中に、うっかり縁石に乗り上げてしまったり、側溝にはまってしまったりした経験はありませんか?

タイヤを見ると、パンクこそしていないものの、側面に擦り傷がついてしまって、ショックですよね!

このように、側面に傷がついてしまったタイヤは、そのまま使用していても問題ないのでしょうか?

今回は、側面に傷がついてしまったタイヤについて、走行しても良いのかどうか、またバーストの危険性があるのは、どのくらいの規模の傷なのか、そして側面の修理ができるのかどうかを調べました。

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タイヤの側面にキズがついた!そのまま走っても大丈夫?

タイヤの構造を調べました。

タイヤは、直接地面に触れる部分に比べて、側面が非常に薄い作りになっています。

これは、タイヤが地面から受ける衝撃を緩和する、いわばクッションの役割をするように伸縮性を持たせているためだということです。

そのため、タイヤの側面は、外部からの直接の衝撃に耐えられるほどの強度は持ち合わせていないのです!

そもそも衝撃に耐えない作りである側面に傷がつけば、さらに衝撃に弱い状態になってしまいますね。

浅い傷であれば、何事もなく走行できるかもしれません。

しかし、道の状態や運転の方法、車の重量などの条件によっては、同じ深さ、大きさの傷であってもタイヤにかかる負荷が変わります。

そのため、側面に傷がついたタイヤで走行することは、不可能ではありませんが、100%安全とは言えないようです。

 

 

タイヤの側面のキズの深さや大きさは?バーストする可能性も!

側面にできてしまった傷、どのくらいの深さ、規模ものであればバーストの危険があるのでしょうか?

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すぐに交換が必要な目安となる深さは、カーカスコードと呼ばれる金属部分が見えるか見えないか、という事のようです。

タイヤ側面は薄くできていますが、その中にカーカスコードと呼ばれる、メッシュ状の構造があるのです。

傷がここまで達していると、金属状の組織が目で見えるだけでなく、タイヤ側面がコブ状に膨らむこともあるようです。

こうなると、そのまま走行してはバーストする危険性が大ですので、残念ですがタイヤ交換をした方が良さそうです。

カーカスコードまで達していない浅い擦り傷、切り傷でも、バーストの危険性がゼロとは言えません。

運転の環境は人、場所、季節、負荷などで個々に違いますので、タイヤにかかる圧力も個々に違います。

側面に傷を見つけたら、その大小に関わらず、一度専門店に相談した方が良さそうですね。

 

 

タイヤの側面に付いたキズは修理できる?できない?

側面に傷がついたタイヤは、修理できるのでしょうか?

先ほどもお伝えしたように、タイヤの側面は非常に薄くできており、走行中に柔軟にたわむことで車の乗り心地を良くしたり、地面からの衝撃を和らげる働きなどをしています。

うっすらとした擦り傷、ゴムのめくれなどは、さほど心配しなくても良いのですが、切り傷などは、たわみによってさらに広がってしまう恐れがあるのです!

傷に溶けたゴムを詰めて修復する焼き付けと呼ばれる修理方法もあるようですが、あまり一般的ではないようです。

側面の傷がついたタイヤに対しては、タイヤ交換という形をとることが多いようですよ!

パンクしていないのにタイヤ交換?と迷う方もいらっしゃると思います。

確かに、バーストする確率は100%ではないですし、かといってしない確率も0%とは言えないのですよね。

乗る人の安全を考えると、タイヤ交換をしておくのがやはり良いようですね!

まとめ

今回は、側面にキズが付いたタイヤのお話でした。

側面の作りは、伸縮性をもたせるために薄くしなやかにできているのですね。

その分、傷、特に切り傷ができた場合はバーストにつながる恐れがあるということが分かりました。

そのため側面にキズが付いたタイヤは、深さによっては交換するのが適切、ということなのですね。

人の命を乗せて走る車ですから、安全を一番に考えて対処しましょうね!

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