春は山菜が美味しい季節ですね!
山菜の中でも、独特の香りと苦みを持つタラの芽は、特に人気の高い山菜ではないでしょか。
しかし、一度にたくさん食べられるものではないので、気付いたら良い香りが飛んでしまっていた、なんて残念なこと、多いですよね。
そんなタラの芽は、冷凍保存して長く楽しみましょう!
今回は、タラの芽の冷凍保存期間やその方法、天ぷらにするアイディアなどをご紹介します。
タラの芽をはじめ、山菜はもともと日持ちするものではありません。
良い香り、歯ごたえ、程よい苦みを楽しむためには、すぐに食べるのが一番おすすめです。
しかし、そうもいかない場合は、冷凍保存をおすすめします。
冷蔵保存の場合、香りが飛んでしまったり苦みが増したりと、難しい部分があるのです。
冷凍保存は、収穫したてのタラの芽の清々しい香りや美味しさを維持できる点が長所です。
タラの芽を冷凍保存すると、冷蔵に比べ格段に保存期間が延びますが、その場合でも、長くても一ヶ月を目安に食べきるようにしましょう。
タラの芽の冷凍保存の方法をご紹介しましょう。
・まず、塩少々を加え沸騰させたお湯でタラの芽を1分ほど茹でます。
・その後、水にさらし、しっかりと水けを切ります。
・ジップロックのような、密閉できる袋にタラの芽を入れ、冷凍します。
使う時は、完全に解凍しきらず、半解凍の状態で調理しましょう。
解凍しすぎると、水気が出てベチャッとした食感になってしまいます。
その他、クックパッドなどを見ると、あらかじめ味付けしたり加工したりした状態で冷凍する方法も数多く紹介されています。
例えば、茹でたタラの芽を細かく刻んで冷凍する方法です。
解凍してから、味噌汁の具や山菜ごはんの具として使うというアイディアです!
また、タラの芽をガーリックオイルや塩コショウして炒めたあと冷凍しておけば、タラの芽が香るパスタがすぐにできます。
フキ味噌ならぬ、タラの芽味噌はいかがでしょう。
刻んだタラの芽を油で炒め、みりんや砂糖、味噌で味付けしたものです。
冷蔵で保存もできますが、小分けにして冷凍保存しておけば、使い道が広がりますね!
タラの芽を美味しく楽しむための冷凍保存の方法をいくつかご紹介しました。
その他、天ぷらにした状態のタラの芽を冷凍する方法もあるんですよ!
固い部分を除いたタラの芽に衣をつけ、カラッと揚げます。
冷めた後、キッチンペーパーで包み、その上からラップで包み、ジップロックなどで保存します。
酸化しないよう、空気をしっかり抜きましょう。
食べる際には、特に解凍はせず、トースターやグリルで温めなおすだけで完成です。
簡単な調理で、サクッとした食感を楽しめますよ!
天ぷらにすることでタラの芽が油でコーティングされますので、味や香り、食感が損なわれにくくなります。
天ぷらが食べたい、と思っても、一から作るとなると意外に手間がかかりますね。
その点、旬の素材で作った天ぷらが冷凍庫にあれば、麺類にちょっと添えたり天丼にしたりと、時間短縮なうえに豪華なメニューが楽しめます!
沢山のタラの芽が手に入ったら、ぜひ試してみて下さい!
今回は、春の旬の山菜、タラの芽を美味しく食べる工夫について、その保存方法やアイディアをご紹介しました。
タラの芽をはじめとする山菜は、冷蔵ではなく冷凍保存が適しているのですね。
また、天ぷらにしたり、味付けしたり炒めたりして冷凍するアイディアもあることが分かりました。
毎日の献立に迷ったとき、旬を感じられるおかずが手軽に用意できるので、是非取り入れたいですね!
これらのアイディアを参考にして、春の香りを目いっぱい楽しみましょうね!