神様、仏様、嵐様!?宮地嶽神社で初詣!!出店や混雑する時間帯にいつ?

miyazi

突然ですが、去年の冬(2016年2月頃)に放送されたテレビCMで、アイドルグループ”嵐”五人が出演したJALのCMを覚えていますか?

かなり話題になったCMなので覚えてるかたも多いでしょう。

忘れたかたのために簡単に説明します。

〔嵐五人がある神社の門前町の店の前の長いすに座って、饅頭を食べていると、嵐五人の前に少年四人組があるセリフを残して走り抜けて石段をのぼっていきます。

『光の道が見えるよ。急ごう!!』。

『光の道!?』

その言葉に魅せられた嵐のメンバーは少年たちのあとを追うように石段を登っていきます。

本殿近くになり見下ろしてみると、一直線上に海岸に伸びる参道。その先には夕陽が沈んでいく。

『光の道』といわれる夕焼けの景色に嵐五人が感動してしまう]

 そうあのCMです!!思い出しましたか?

 あのCMの舞台になった神社は福岡県福津市にある宮地嶽神社です。

筆者は福岡市近郊の町に住んでいるのですが(福岡県K郡S町在住)、家から約10Kmぐらいの距離で比較的近いため、毎年、この宮地嶽神社に初詣に参拝しています。

子供のころから行っているので、かれこれ30年以上は参拝していますね。

いわば『宮地嶽神社の常連』といえます。

あわせて、混雑状況、時間帯も紹介していきます。

筆者の初詣の体験を語りながら、この神社の魅力、名物、初詣の出店を紹介していきます。

それと混雑状況、時間帯も紹介していきます。

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宮地嶽神社の名物、初詣の出店をご紹介~嵐、恐るべし~

 2017年の初詣、筆者は宮地嶽神社に参拝してきました。

今までに体験したことのない混みようでしたので、混雑の模様は次の章に書くとして、この章では宮地嶽神社の名物、初詣の出店を紹介していきます。

 境内に入り、石段を登り、鳥居を三つ抜けて、本殿のある正門へ。

正門の入り口から見えてきました、日本一の大注連縄!!ここ宮地嶽神社の注連縄、日本全国にある神社にある注連縄の中で一番大きいらしく、直径2.5m、長さ13.5m、重さ5tという超メガ級の大注連縄!!

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 正面から本殿を見ますと、役3分の1が注連縄で占められています。

 どんだけ大きな注連縄やねん!!!

 ほかの神社では決して目立たず、そっとそえられている。~でもなくてはならない~名脇役の注連縄がここでは超ド級の主役であります!!!

その迫力に誰もが驚くはずです。この大注連縄を見るに遠路はるばる訪れる価値があります。

 賽銭箱にお金を入れて、鈴を鳴らして、祈願をしたら、初詣第一の楽しみである出店で腹ごしらえです。

 本殿を降りて正門を抜けて、境内の中に多くの屋台が出店していて、たこ焼き焼きそばイカ焼き焼き鳥ワタ菓子りんご飴じゃがバター・・・一般的な屋台はすべてあります。

 嵐のメンバーがCMで食べていた名物「松ヶ枝餅」は出店にはなく、神社前の門前町の飲食店やお土産屋で売られています。

外はパッリと中はしっとり、あんこは甘すぎず、とても美味しいです。

 餅の種類は二種類あり“白”と“よもぎ”があります。

 宮地嶽神社出店名物のモツ焼きは、筆者が毎年食べるお薦めの一品。

弾力のあるモツと野菜を鉄板焼きされた一品はとても美味しく、体が温まります。筆者はこれを食べるとビールが飲みたくなり、毎年車で参拝するのを恨めしく思うのです。(飲酒運転はいけません)

 どの出店も門前町の店も例年以上にお客さんが並んで、忙しそう。

業者にしてみれば“嵐様様”、“神様、仏様、嵐様!!!”といった嵐フィーバーです。

とくに並んでいたのが、意外にも“はし巻き”。

はし巻きのどの出店の前にも10人から15人は並んでいました。

なんで意外かというと、福岡県の出店は定番中の定番。定番すぎてどんなに小さな祭りでも必ず2、3軒はあり、まず並んで買うことはありません。

『なんで?』と思った筆者は、後日はし巻きをネットで調べたところ、はし巻きは九州・中国地方にしかないらしく、関西から東の地域ではないとのこと。

つまり、はし巻きの出店をめずらしく並んでいたお客というのは、関西から東の地域からきていたのかなあ?関西から東の地域から、あんなに参拝客が来ていたとは“さすがに嵐、恐るべし”と心の中で叫んだものでした。

ちなみに、はし巻きを説明すると、お好み焼きを箸に巻いた食べ物、片手で持って食べられる為、初詣やお祭りには重宝されます。値段は300円から400円ぐらいと大変リーズナブル!!

とても美味しいので、九州に来たときは是非食べてください。

 筆者は今年の初詣で“肉巻きおにぎり”という屋台を発見。

食べてみると、今まで食べたことのない味でめちゃくちゃ美味しかったです。

箸のまわりにしょう油風味の豚肉が巻かれいて、中にはもちもちのもち米が入っていて、肉なのにもちっりとした変わった食感でした。

価格ははし巻きよりちょっと高めの550円。

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筆者はとても気に入ったので、来年の初詣も食べることにします。

宮地嶽神社、2017年度の混雑状況

2017年の初詣は大変混んでいたので、ここに書き記したいと思います。

筆者は例年、参拝客が多い大晦日と元旦を避けて、二日三日の夕方以降に参拝しにいっています。

これぐらいになると、人も減っていて、比較的すんなり参拝できるからです。

一月三日(火)夕方三時半、車で神社に向かったのですが、大変な渋滞で駐車場までなかなかたどりつけません。

「なんで、こんなに車が多いと?」不思議に思っていました。

ひょとして事故でもあったか、筆者、このとき、嵐のCMのこと忘れてました。

やっとの思いで駐車場にたどり着き、駐車場から神社まで約800m、普段なら10分ぐらい着くのですが、駐車場から神社まで長蛇の列。

「ひょとして日にちを間違えた!?今日は元旦!?」携帯のカレンダーで再確認しました。

やっぱり正真正銘一月三日でした。

いつもの倍の時間25分ぐらいで、やっとたどり着き、神社の石段に登ったのですが、前に進まない進まない。

石段の踊り場にある第一の鳥居でプラカードを持った中年の女性が立っていました。

そのプラカードにはこう書いてありました。“石段途中でのスマホ、携帯の撮影をご遠慮ください”

石段をゆっくり登り、本殿近くにさしかかたとき、本殿と逆方向に向いて、石段から下の風景をスマホで撮影している人達が5~6組いました。

「なるほど、この人達が石段を渋滞させたのかー、ちょとやめてもらいなあー」そんなことを思っていたら、参拝客の列がそこで止まってしまいました。

仕方ないので、筆者も同じように下を見下ろしてみました。

~参道が一直線上にどこまでもどこまでも伸びて、街をも抜けて、海までたどり着き、最後には雄大な相の島が見える。~

筆者が大好きな風景です。本当に素晴らしい!!筆者、この神社を建築し設計した人物、歴史上に残る大天才なのではないかと思います。

それぐらい素晴らしい!!初詣を終えて、石段を下りて、この風景を見ながらを下りるのを毎年楽しみにしています。

でも過去の初詣に、この風景を撮影する人がいったけ?しかもこんなに大勢。

若い女性が多いようだ。なんで?

そんなこと考えていたら、ある若い女性が動画を見ているのが目に止まりました。

画面はあの嵐のCMが映ってました。

「そうかー謎が解けたぞー!!こんなに混んでるのは、あのCMが原因で混んでるのかー。でも、あのCM去年放映されたやつだろう。一年もたっているから忘れていたよ。」

そんなことを思いながら、石段に止まっている参拝客の列を眺めていました。

圧倒的に若い女性が多いのです!!

そして、思わずこうつぶやいてしまったのでした。

「嵐、恐るべし!!!」

それから参拝客の列が動き出し、本殿に入ったのでした。

宮地嶽神社の初詣の混雑の時間帯

今から書くのは例年の宮地嶽神社の初詣の混雑の時間帯です。
宮地嶽神社の初詣シーズン(大晦日、正月三箇日)には約100万の参拝客が来られます。

この数字は福岡の神社の中で二番目に多い数字です。

(一位は松ヶ枝餅のライバル、梅が枝餅の大宰府八幡宮です。)

とくに大晦日、元旦に約半分が参拝しているといわれ、大変な混みようです。

ただし、二日から少なくなり始め(そうは言っても午前中、正午あたりは混んでいます)、二日三日の夕方以降は余裕を持って行けるはずです。

筆者も毎年この時間帯をねらっています。

しかし、前の章に書いたとおり、今年の2017年はこのデータは崩れ始めました。

2018年以降も嵐フィーバーが続くようならこのデータは無意味かもしれません。

(さすがに二年経つのですから、少しはフィーバーはおさまるでしょう)

さらに今年はそれに追いうちをかけるようなニュースが飛び込んできました。

宗像大社、ユネスコ世界文化遺産に認定というニュースです。

宮地嶽神社と宗像大社は距離的に近く10kmぐらいしか離れていません。

しかもこの二つの神社、ほぼ国道3号線でつながっています。

2018年度は宗像大社フィーバーで国道三号線の混雑が予想されます。

電車もJR鹿児島本線でつながっていますので(宮地嶽神社はJR福間駅、宗像大社はJR東郷駅最寄です。福間駅から宮地嶽神社まで徒歩約30分と駅からはちょと遠いです。)

電車の参拝の混雑も予想されます。

まとめ

宮地嶽神社初詣の紹介は、いかがでしたでしょうか。

今回は筆者の過去の初詣の体験をもとでの紹介でしたので、宮地嶽神社の魅力の全部は紹介しきれなかったと思います。

まだまだ、他にも見所はいっぱいありますので、ぜひぜひ、現地に行って、初詣されて、楽しまれてください。

(大注連縄以外にも、二つの日本一があり、日本一の大鏡・大鈴が本殿にあります。こちらも見られてください。)

本殿以外にも奥の宮、不動王院、稲荷神社など数多くの神社があります。
こちらも行かれてください(本殿や境内に“なで牛”なる牛の高さ1mの銅像があちこちあります。筆者、この銅像に座って休憩したりしています。かなりバチあたりです。)

嵐のCMで話題になった“光の道”の風景がみたいかたは、年に二回開催される“夕陽際”(二月、10月)にぜひ参加されてください。

(二月の参拝客はすごかったらしいです。)

最後に、”光の道”ではない普段の風景もなかなかの絶景です。

こちらはいつでも見れます。ぜひ、堪能されてください。

“光の道”の神々しさとは、また違った風景です。

~今年もこれからもいろいろあるだろうけど、自分の信じた道を迷わずまっすぐに進めば、きっと大きな幸せ(=相之島)が待ってるはずさ、だから頑張ろう!!!~

そんな気持ちにさせてくれます。

この記事を読まれて、初詣でお会いできれば幸いです!!それでは!!

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