豊川稲荷は、愛知県豊川市にあります。
日本三大稲荷のひとつとされており、正式名を「豊川閣妙厳字(とよかわかくみょうごんじ)」と言います。
一般的に稲荷と名が付く場合には、狐を祀った神社を想像するかと思います。
こちらでお祀りされている鎮守・豊川吒枳尼真天(だきにしんてん)が、稲穂を担ぎ白い狐に跨っている姿から、豊川稲荷という通称で呼ばれるようになりました。
パワースポットとしても注目され、近年の御朱印帳ブームもあり、年間500万人が参拝されます。
初詣も毎年100万人の参拝がありますので、事前に情報を入手してから参拝されることをお勧めします。
そこで今回は、
・豊川稲荷初詣の混雑状況はどんな感じ?
・豊川稲荷初詣に行ったら屋台はあるの?
などについて、お伝えしたいと思います。
豊川稲荷初詣ができる時間はいつ?
豊川稲荷は、商売繁盛や金運の御利益があります。
寺や神社に、営業時間の設定はなく24時間開いていると思っていませんか?
いつ行っても参拝できるわけではありません。
12月31日は、19時半に一旦閉門されます。
その後23時に開門され、1月1日21時まで参拝する事が可能です。
1月4日からは、5時開門19時閉門。
日によって開門時間が異なっている為、参拝日に合わせてチェックする必要があります。
豊川稲荷初詣の混雑状況はどんな感じ?
初詣をするなら、と張り切って大晦日から元旦に変わる頃を見計らって参拝する方も多いと思います。
そのため、一番混雑するのが1月1日です。
開門時間に合わせて参拝する場合、正月3が日を過ぎた早朝であれば、割と空いています。
午前4時や5時は、始発電車でも間に合わないし、屋台やお店が開いていないからでしょう。
参拝だけが目的の場合に限ります。
早朝以外の場合、車で行くのはあまりお勧めできません。
豊川稲荷大駐車場は400台駐車でき、1日500円です。
周辺に有料駐車場もありますが、1日500円から600円位です。
時間貸しの駐車場もあります。
豊川稲荷周辺では交通規制が入る為、近くの駐車場には停めず、1.5キロほど離れた無料駐車場から20分位かけて歩く人もいます。
そのため、公共機関を利用した方が無難で確実だと思います。
名鉄豊川稲荷駅、又はJR豊川駅から徒歩5分程度です。
駅を出たら、自然と行列の最後尾につく事になります。
その行列が、一歩一歩前へ進んで行きますが、参拝できるのは1時間以上先の話。
途中で、トイレに行く事も出来ないので、駅を出る前に済ませましょう。
年越しが近づいてくると、豊川稲荷の係員さん?が、スピーカーを使ってカウントダウンをお知らせしてくれます。
寒い中、行列に並んだ一体感からかもしれませんが、知らない人ばかりなのに、カウントダウンの瞬間はかなり盛りあがります。
正月3が日を過ぎれば、徐々に人は減っていきますので、ご家族連れの場合は明るくなって空いた時に参拝される方が良いでしょう。
ちなみに、小さな子供さんはぐったりして抱っこされているか、泣いているかのどちらかでした。
ご両親も、参拝する前からかなりぐったりされていました。
豊川稲荷初詣に行ったら屋台はあるの?
お正月3が日は、屋台が100以上出店され、参道にも50店舗以上あります。
大晦日から1月1日にかけては、開門時間と同じ時間帯で営業しています。
1月2日・3日は、9時から21時までです。
3が日を過ぎると、徐々に屋台の数は減っていきます。
境内の中は混雑しているので、食べるのはなかなか難しいですが、目移りするほどたくさんの屋台があります。
商売繁盛の熊手は、大小様々ですが品揃えが豊富で他の地域とは違って、売れ行きもよさそうでした。
お金の貯まりそうな、金ピカの財布や招き猫も売っています。
三河地方の名物、大あんまき。
どら焼きのような甘い皮であんを巻いてあるスティック状のお菓子です。
他にもカスタードやあんチーズ、あんまきを丸ごと揚げた天ぷらもあります。
駄菓子屋で食べられた、玉子せんべい。
えびせんべいの間に、鉄板で焼いた卵を挟み甘辛いソースをかけて食べます。
商店街には、色んな種類のいなり寿司があるので、食べ比べも楽しいです。
・おきつね本舗
豊川稲荷前にあるので、すぐにわかります。
飲み物を注文すれば、店内で食べることが出来ます。
こちらは、おきつねバーガーといなり寿司の専門店で、豊川B級グルメ優勝した有名店です。
看板メニューのおきつねバーガーは、パンの代わりに油揚げで豚カツを挟んでいます。
さくっとした触感がなくなってしまうので、是非出来立てをその場で食べて欲しいです。
まとめ
初めて豊川稲荷初詣に行くなら、
1. 豊川稲荷は、大晦日から元旦にかけて一番混雑する。
2. 狙い目は、1月3日以降の早朝。
3. 有料駐車場は駅周辺にあるため、公共機関でも歩く距離は一緒。
4. 歩ける人は、無料駐車場も利用可能。
5. 混雑覚悟で正月に出かければ、たくさんの屋台が楽しめます。
となります、空いている時間や盛り上がる時間を狙ってお参りしてみてくださいね。