もうすぐ卒業式の季節がやってきます。
大好きなお孫さんたちが学校から巣立っていく、
子供たちの成長はうれしいけれど、なんだかちょっと大人になっていく子供たちを見るのは切ないものですね。
ひとつの期間を終了し、あらたな世界へ旅立つお孫さんたち。
そんな子供たちに、お祝いとエールの気持ちをこめて
プレゼントを贈る人も多いのではないでしょうか。
子供たちはプレゼントもきっと喜んでくれるけれど、
今回はぜひ、ちょっとした手紙を添えてみませんか?
卒業生に贈る言葉!感動する四字熟語や二字熟語をご紹介
卒業する子供たちに手紙を送りたい!
でもいったい何を書いたらいいの?
長い文章を読んでくれるかわからないし、短すぎても…。
私から提案する手紙の言葉は、
四字熟語、二次熟語です。
最近の子供たちはネットからの情報がほとんどで、
長い文章に慣れていません。
そんなとき、四字熟語、二次熟語であれば
短い言葉で強いメッセージを伝えることができます。
そして、ぜひ子供たちにもってほしいのが感謝の心。
そんなメッセージが伝わる言葉を選びたいですね。
それではいったいどんな言葉を送ればいいのか、
早速いくつかご紹介いたします!
卒業生に贈る言葉はこの二字熟語!
謝恩(しゃおん)
この言葉には、受けた恩に対する感謝の気持ち、という意味があります。
子供たちにぜひ持ってもらいたい心ですね。
学校でお世話になった先生や、苦楽を共にした友達、
子供たちの卒業にはたくさんの人たちの助けがあったことを
この言葉とともに伝えましょう。
慈愛(じあい)
「常に慈しみを注いでかわいがる心」
慈愛にはそんな意味があります。
学校生活を通して出会った人々への感謝、慈しみもそうですが、
ぜひ学びの場で使ったモノに対してもこの心を持つことを伝えたいですね。
使ってきた机や黒板、ペンやカバン、制服…
卒業しても使い続けるものもあれば、使わなくなるものもあるでしょう。
それでもそれらのものによって彼らの卒業があるのです。
全てのものに感謝し、それを大切にする、
そんな当たり前のことを伝えるすてきなメッセージになるのではないでしょうか!
卒業に贈る言葉は感謝を意味するこの文字
次はいくつか四字熟語を紹介したいと思います。
一言芳恩(いちごんほうおん)
「ひとことかけてもらった声を恩に感じ、そのことを感謝し忘れずにいること。」
辛いことや悲しいことがあったときに、
友達、先生、家族がかけてくれた一言で、
気持ちがすっと軽くなったことがきっと子供たちにもあるのではないでしょうか。
その言葉はきっとこれからの未来でも
彼らをそっとサポートしてくれる力になるはずです。
その言葉を思い出すたび、
声をかけてくれた人々の顔が浮かんでくるでしょう。
そんな人々への感謝を決して忘れないでほしい。
そんなメッセージを伝えたいですね。
慈烏反哺(じうはんぽ)
「育ててくれた親に感謝をすること。親が年老いたあと、子が親の恩に報いること。」
この言葉の由来は、大人になったカラスが親カラスに餌を与えて恩をかえすことからきています。
また、
報本反始(ほうほんはんし)
「天地や祖先の恩に感謝して恩返しをすること。根本に立ち返ってこれに報いる決意を新たにすること。」
家族やお世話になった先生など、
心で感謝の気持ちを抱くのも大切です。
しかし、ぜひ何か行動でお返しをしたいものですね。
感謝を伝えたい人々一人ひとりに何ができるか、
親カラスに与える食料、
はその人と私にとっては何なのか。
卒業という節目を機に、
出会った全ての人たちに、
これから子供たち自身ができることを
考える力をつけてほしい、
そういったメッセージも届けたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
感謝の意味を表す二字熟語と四字熟語をご紹介しました。
子供たちが知らない言葉もたくさんあったと思います。
新しい言葉を教えてあげるとともに、
「ありがとう」の気持ちを持つこと、送ることもいっしょに伝えてあげましょう。
すてきな手紙を送ってくださいね!