職場でバレンタインデーにチョコをあげるのことについて、どうしたらいいの?と思うことが多いと思います。
男性が多い職場では、職場の男性全員にチョコを配ることについてよい顔をしない人も入るものです。
そのチョコレートも、手作り?既製品?どちらがよいのか迷いますよね。
特に今の時代だと、手作りのものは食べたくない、という人も多く、手作りのチョコレートを上げることにためらう女性もいるようです。
その場合、どこで買ったチョコレートが喜ばれるのか、また、チョコレートではなくても喜ばれるお菓子があるのか、そこらへんを掘り下げて考えてみたいと思います。
バレンタインは職場の人には手作りチョコがいい??
皆さんはバレンタインの時期になると何の気なしにチョコレートを渡す日であると思いがちですが、そもそもバレンタインデーはどういうものなのかを知っている人は少ないと思います。
なので、まずはバレンタインがどのようにしてできたのかを少し説明しておきますね。
バレンタインとは
3世紀にローまで殉職した「バレンタイン(ワレンティヌス)司祭の名前から取られています。
なぜ、そのバレンタイン司祭の亡くなった日がよりによって使われているの?そう思いますよね。
その当時のローマではまだ争いがたくさん起こっており、結婚をすることでその兵士の士気が下がるとされていました。
そのため、ローマ肯定の「クラウディウス2世」は
兵士の結婚を禁止
したのです。
とんでもない話ですよね。
しかし、それに意を反したのがバレンタイン司祭なのです。
バレンタイン司祭は、ひそかに兵士たちを結婚させていました、しかしそれが明るみになり、バレンタイン司祭は処刑されてしまったのです。
それが2月14日だったのですね。
そして、その2月14日は
当時のローマで
家庭と結婚の女神、ユノの祝日でした。
この祝日では、別々にすんでいた男女が札を引くことで、その祭りの間はパートナーとなって一緒にすごすというお祭りが行われ、その後このパートナーになった男女の多くが結婚したといわれています。
つまり、この2つの起源が合わさって
2月14日は
バレンタインの日となったわけです。
話は戻りますが、バレンタインに職場の人に上げるチョコレートですが、これはざっくり分けて
・手作りでもよい
・手作りは迷惑
という人に分かれると思います。
甘酸っぱい青春を思わせる学生のころでしたら、もちろん本命の人には手作りチョコを・・・。なんて思うでしょうが、職場では不特定多数のしかも、既婚している男性も多いですよね。
中には人が手で作ったようなものは食べられないという人もいると思うので
結論から言うと
手作りチョコは避けたほうがよいと思います。
でも、職場内に本命の男性がいるとしたらそれは別の話であり・・・
本命だけには手作りチョコを渡す。という手もあるでしょうね。
その場合はほかの人に知られないようにする必要があるでしょう。
たとえば
・あなたのものだけ特別なんです、とこっそり言う
・ラッピングはほかの人と一緒にしておいて、中に手紙を入れておく
・一人だけ呼び出して手渡す
などがあるでしょう。
本命の人が潔癖症だったり、人が作ったものを口に入れるのが苦手だとわかっている場合には、既製品を上記の方法などで渡すことも考えたほうがよいでしょう。
バレンタインは職場の人には手作りチョコって実は迷惑??
上にも書きましたが、職場の人に渡す手作りチョコを全員が喜ぶとは限りません。
それが2.3人の小さな職場で、みんなが勝手知ったる中でしたら別ですが、10人以上いる場合には考えなければならないでしょう。
こんな話がありました。
毎年バレンタインに手作りのチョコレートやケーキなどを焼いてくる女性がいるのですが、そのプレゼントのクオリティもそこまで高くはなく、正直みんな迷惑になっている。
作っている家庭などをフェイスブックにアップしているところも評判が悪く、ラッピングなどにお金がかかっているのは知っているけれど、ぶっちゃけそのお金で既製品を買ってプレゼントしてくれたほうが断然いい!
毎年がんばって会社のみんなの分を手作りしていることは評価できるのですが、周りにこう思われているとは露ほども思っていないようです。
このように努力が空回りすることもあるでしょうし、男性だけに配ることが良しとされない場合もあります。
どうしても手作りをしたい、という人は
セルフサービスのプレゼント
を考えてみるのはどうでしょうか?
これは、人数分作っておいてそれを休憩室やタイムカードの横においておく、そこへ「ご自由にお食べください」と書いておけば、入らない人はとらないし、食べたい人には気兼ねなく渡せます。
これならば、ひとりひとりに配る手間も省けますし、なにより、手作りを押し付けるということにならずにすみます。
手作りがいやならば捨てればいいじゃないか。という人も居ますが、やっぱり嫌だなと思っても食べ物は捨てられないという人も居ると思います。
手作りが悪いのはありませんが、会社全体の円滑な関係を考えたら、男性のみに直接配るというのはちょっと避けたほうがよいでしょう。
バレンタインで職場の人におすすめのチョコやお菓子は??
バレンタインで職場の人にあげるために買うチョコやお菓子を考えてみましょう。
小分けでラッピングされているチョコやお菓子が重宝されます。
その中でも小分けにされていてかわいいチョコレートなどで目立っちゃうのもいいですね。
イチオシは有名デパートや百貨店でバレンタインのイベントとして発売されているチョコレートです。
伊勢丹
伊勢丹新宿店で行われるスウィーツコレクションなどから
三越伊勢丹限定ブランドの「ヤムヤムアート!チョコレート」
世界各国の“お菓子好き”なアーティストとコラボしたというチョコレートボックス全8種がラインナップ。「不思議の箱」(648円)や「森の湖」(1,080円)などがお勧め。
これならば、見た目もかわいいですし何よりほかの人とは違うチョコレートで優越感を感じることができます。
また、チョコだけでなく
飴の専門ブランド「あめやえいたろう」とバービー(Barbie)がコラボした、コスメみたいな飴「スイートリップ Barbie」
というものもお勧めです。
西武・そごう
手頃な価格のものから、
「アルマーニ ドルチ」や「ブルガリ イル・チョコラート」など“高級志向”のブランドチョコレートもそろうところがうれしいです。
大丸松阪屋
大丸松坂屋限定の「ゴンチャロフ プチデザートアラモード(14個入り)」(3,650円)(2015年当時)のチョコレートアソートがお勧めです。
チョコレート製のミニチュアスィーツは、女性だけでなく男性の目も楽しませてくれます。
職場の人全員に配る場合でも、同僚女性のテンションを上げてくれるアイテムでもあるでしょう。
そのほかには
半世紀以上も愛され続けるロングセラーお菓子「ベビースターラーメン」のチョコレートなどもウケを狙うという点ではおすすめかもしれません。
ベビースターラーメンにチョコレートを絡ませてクランチ状に仕上げたもので、(笑)がとれるチョコレートとして、想像を裏切らない味が楽しめるそうです。
職場に花を添えるという意味でもこういうちょっとはずしたものをあえて選ぶのもよいかもしれませんね。
まとめ
バレンタインデーは基本的に女性が男性に告白するという意味合いがありますが、社会人になると「ありがとうとねぎらう気持ちをつたえる日」ともいえると思います。
その際に、男性や会社のほうに気を使わせないようにすることが何より大切なのではないかと考えられます。
もちろん、気持ちがこもっていることはよいことなのですが、手作りチョコなどで自分の気持ちを押し付けないことも大切になってきます。
しかし、逆に気を使いすぎて手作りのクッキーやチョコなどをあげることができないというのも寂しいですね。
そこらへんは、周りと自分との距離感を考えながら行動するようにしてください。
楽しいバレンタインが送れるとよいですね。