10月31日はハロウィンですね。
町やお店がハロウィンカラーのオレンジや黒で飾られて
とっても賑やかです。
お化けやこうもりのキャラクターも可愛いですよね。
今回はハロウィンに向けて、オブジェのかぼちゃを玄関に置く
理由と作り方。
長持ちさせるための方法を紹介したいと思います。
ハロウィンといえば、かぼちゃのオブジェ!
このかぼちゃのオブジェのことを「ジャック・オー・ランタン」と
言います。
おどけたようなユニークな表情の物もありますが、
怖い表情をした物の方が多いですよね。
どうしてこんな表情をしているのでしょうか?
それは元々、ジャック・オー・ランタンは悪い霊を追い払うための
役目を持ったものだったからなのです。
ハロウィンは収穫を祝うためのお祭りです。
そして同じ時期、この世と霊界との間にある「門」が開き両方の世界を自由に
行き来することが出来ると信じられていました。
そのため、ハロウィンを祝うと共に
夜には家の戸口の上り段にジャック・オー・ランタンを飾り
悪い霊が入って来ないようにと願ったのです。
ちなみに海外ではカブで作られたジャック・オー・ランタンも
あるみたいですよ。
それでは「ジャック・オー・ランタン」の作り方を紹介します。
・かぼちゃ
・ナイフや包丁
・マジック
・スプーン
・新聞紙
・手袋
(・彫刻刀)
ジャック・オー・ランタンはあまり日持ちしないので
出来る限り、直前に作りましょう。
ナイフや彫刻刀で怪我をしないように気を付けて作成して下さい。
新聞紙を机に敷いておきます。
①かぼちゃにマジックを使って顔を描きます。
②かぼちゃの底をナイフを使って丸く切り抜きます。
抜いた底は後で明かりを入れるための台にするので
種やワタを綺麗に取り除いておきます。
③丸く抜いた穴からかぼちゃの種とワタを取り除きます。
スプーンを使って奥の方までしっかりと取り除きましょう。
④ナイフを使って目や口を切り抜きます。
かぼちゃが小さい時や、細かいところは彫刻刀で彫るのもいいですね。
綺麗に抜けたら完成です!
マジックの線が残っている場合は布で拭いて綺麗にしてあげて
下さいね。
中に明かりを入れる場合は、ロウソクやライトを
丸く切り抜いたかぼちゃの底の上に乗せて入れます。
ロウソクだと火が心配ですよね。
その場合は百円ショップで販売しているLEDライトがおススメです。
せっかく作ったジャック・オー・ランタンです。
少しでも長持ちして欲しいですよね。
どうしても生ものであるかぼちゃで作っているので
傷んで行ってしまうのですが、少しでも長持ちさせるためのコツを
いくつか紹介したいと思います。
野菜や果物は傷口から痛み始めます。
かぼちゃを購入する際は傷の少ないものを選びましょう。
傷がかぼちゃの傷みの原因なので、顔を彫ることは劣化を早めてしまいます。
そのため、長く作ったものを残したいのであれば
顔を彫らずに、マジックで描くのはいかがでしょうか。
表情の自由度が上がるのもいいですね。
顔を彫る際も、傷が多くならないように注意して彫りましょう。
湿気も生ものの大敵です。
中に入っている種やワタをしっかりと取り出すことが大切です。
中をくり抜いた後は、かぼちゃの内側の水分を新聞紙やキッチンペーパーで
取り除きましょう。
飾る場所も水気に注意しましょう。
直射日光に当たると表面の色が薄くなってしまうことがあります。
飾り終わったら日が昇る前に日の当たらないところに移動させるか
室内に取り込んでしまいましょう。
飾りたい時間以外は冷蔵庫で保存しましょう。
劣化を防いでくれます。
冷蔵庫で保存していて、取り出した際に水滴が付くことがあります。
その水滴もしっかりと拭き取りましょう。
傷んだかぼちゃが近くにあると、虫を呼んでしまう場合があります。
もったいないですが、他のかぼちゃに虫が付かないように
早めに処分をしましょう。
いかがでしたでしょうか。
何気なく見ているかぼちゃのオブジェですが、悪いものを寄せ付けないように
するという大切な役目があったのです。
可愛いだけでなく、これからはちょっとだけ見る目が変わりそうですね。
作り方はくり抜くだけと簡単です。
刃物を使うので目や口を直接描いたり、
紙で作って貼ったりするという技もありますよ。
かぼちゃでなく、風船や紙粘土で作っても可愛いですね。
長持ちさせるためには傷をつけないことが大切です。
湿気にも気を付けましょう。
今年はかぼちゃのオブジェ「ジャック・オー・ランタン」を手作りして、
いつもよりも本格的なハロウィンを楽しみましょう…!