栗が美味しい季節がやってきましたね。
皆さんのご家庭では栗をどのように調理しますか?
栗は、茹でたり蒸したりすると食べやすくなります。
そこまで加工してあれば栗料理もすぐに作ることが出来ます。
でも茹でたり蒸したりするのって、意外と手間が掛って大変ですよね。
今回は栗を電子レンジで簡単に「茹でる」方法を紹介したいと
思います!
電子レンジでの調理なので大きな鍋を用意したり、
長時間待ったりする必要がありません。
茹でた栗の皮むき方法や、栗を使ったレシピも紹介します。
栗を電子レンジで茹でる方法を紹介します。
・栗
・水
・ボウル
・包丁(キッチンばさみ)
・耐熱容器(シリコンスチーマー)
・ラップ
①栗を茹でる前に虫対策をしておきましょう。
水を張ったボウルに栗を入れて、半日程浸しておきます。
②包丁を使って栗の底の部分を切り取ります。
包丁で切り取り辛い時は、キッチンばさみがおススメです。
滑りやすいのでケガをしないように気を付けて下さい。
※電子レンジで栗を加熱する際は大き目に穴を空けて下さい。
加熱する際、栗が爆発しないように、しっかり穴を空けて置きましょう。
③耐熱容器(シリコンスチーマー)に栗と水を入れます。
水は栗が浸るくらい入れて下さい。
蓋のない容器はラップで封をします。
④レンジで加熱します。
目安は栗10個で、600wだと3~5分が目安です。
栗が柔らかくなったら完成です。
電子レンジから容器を取り出す際や、ラップを開ける時は
とても熱いので火傷に気を付けて下さいね。
まだ硬い時は再加熱します。
茹でた栗の皮をむくコツは「温かいうちに剝くこと」です。
手で触れるくらいの温度になったらすぐに皮を剝いてしまいましょう。
茹でる前に底の部分を切ってあるので、切り口部分から
とがっている方に向かって力を入れて剝くのがおススメです。
皮が硬くて手では剝けない時は、包丁で切込みを入れたり
キッチンばさみで切ってしまうと簡単です。
茹でた栗をそのまま食べる場合は、半分に切って
スプーンで食べるのが一番簡単です。
栗を使ったレシピを2つ紹介したいと思います。
「栗とキノコの炊き込みご飯」
・栗(皮を剝いたもの) 3~5個
・米 1合
・水 適量
・キノコ(お好みのもの。マイタケ、しめじ、しいたけ等)※
・塩 小さじ1※
・しょうゆ 小さじ1※
・酒 小さじ1※
・炊飯器
アレンジで「だし」や「鶏肉」、「ニンジン」を
入れても美味しいです。
※のついた調味料とキノコはお好みで量を調節して下さい。
①米を研いでしばらく水を吸わせておきます(30分以上)
②米の吸水が終ったら一度しっかりとザルで水を切り、
その米を炊飯ジャーに戻します。
③調味料(塩、しょうゆ、酒)を入れます。
次に水を炊飯ジャーのメモリまで入れます。
米が1合の場合、調味料と水を合わせて1のメモリまで入れます。
先に調味料を入れて、後から水を入れると量を調節しやすいです。
ここで米、調味料、水を混ぜておくとムラが出来にくくなります。
④具材を米の上に乗せます。
具材は栗から順番に乗せます。
⑤ご飯を炊きます。
炊けたら完成です。
「栗の甘露煮」
・鍋
・栗(皮を剝いたもの) 100g
・クチナシの実(着色用) 1個
・砂糖 50g
・水 100cc※
※の水は③の蜜を作る用です。
①鍋で水を温め、皮を剝いた栗を入れます。
②クチナシの実を砕いて入れます。
水が鮮やかな黄色になったら火を止め、
色をしみこませるためにしばらく冷まします。
③別の鍋に水と砂糖を入れて加熱します。
砂糖が溶けたら蜜の完成です。
④クチナシの実を入れて色を付けた水を捨てて、
栗を一度流水で洗い流します。
⑤出来るだけ栗が重ならないように鍋に並べます。
蜜を加えて弱火で15分程煮ます。
加熱が終ったらしばらくおいて、味を馴染ませます。
一晩程置いておくと良くなじみます。
保存する際は煮沸した瓶や密封容器に蜜ごと入れて冷蔵庫で
保存します。
いかがでしたでしょうか?
栗を電子レンジで茹でる方法と、皮の剝き方、
栗を使ったレシピを紹介しました。
栗を電子レンジで茹でる時は爆発の可能性があるので
栗の皮を大きく切りましょう。
皮を剝くときは、温かいうちに剝くと皮が軟らかくて
剝きやすいです。
火傷や怪我をしないように気を付けましょう。
今回紹介した甘露煮から栗きんとんを作ることも出来るので
ぜひ、試してみて下さい。
少しでも皆様のお役にたちましたら幸いです。
美味しい栗を楽しんで下さいね。