火災を早期に知らせてくれる火災報知器は、火災が増えるこれからの寒い季節は特に頼もしい存在ですね!
2006年に火災報知器は取り付けが義務化されたため、どのお宅にも取り付けがされているアイテムです。
しかし、その火災報知器は電池をエネルギー源としているので、時期が来たら電池切れを起こす可能性があるのです。
ある日突然、電池切れの通知音が急に鳴り始めたら、まずどうしたらよいのでしょう?
いざ鳴り始めたとき、その止め方と電池交換の仕方、また、マンションの場合は誰が電池交換したらよいのかを解説します!
火災報知器は、電池が切れると、それを知らせる通知音が鳴る仕組みになっています。
一定の時間ごとに、ピッという音で知らせてくれるのですが、電池交換するまでピッピッという音を聞くことになります。
ずっと鳴られると落ち着かないし、近隣にも迷惑になるし、早く交換したいですよね!
火災報知器を取り扱う会社のホームページによると、火災報知器の電池切れ音の止め方について、次のように説明されています。
・まず点検スイッチを押して、一時的に通知音を止める
・その後内臓電池を取り外し、完全に通知音を止める
通知音を一度止めてから、電池を取り外す、と覚えておきましょう。
なお、通知音の止め方について、機種によってスイッチを押すもの、ひもを引くものとあるようですので、お使いの機種について解説しているホームページ等もあわせて見てみましょう。
火災報知器の電池が切れたとき、どのように交換するのかを確認しましょう。
火災報知器のメーカーのホームページによると、電池交換の手順は次のように紹介されています。
・本体を取り外す
・電池コネクタから、コネクタを引き抜く
・新しいリチウム電池を入れる
・動作確認(停止ボタンを押す・引きひもを引く)をし、テスト結果を確認する
なお、火災報知器に使用されているリチウム電池は補修部品のため、取り寄せになるそうです!
一般に販売されている電池を使うわけではないのですね。
また、火災報知器は設置後、約10年に一回の本体の交換をおすすめする、との記載もありました。
10年を超えると、報知器の内部にある電子部品の劣化で正常に作動しない恐れがあるため、ということです。
火災報知器設置が義務化された2006年から、まるまる10年が経過しています。
電池交換はもちろんのこと、そろそろ本体の交換の時期に来ている、とも言えるのですね!
該当するお宅は、本体の交換を検討されるべきかもしれません。
自宅に付けてある火災報知器であれば、家主が電池交換をしますよね。
それでは、マンションに住んでいる人の場合は、火災報知器の電池交換について、どのように考えたらよいのでしょう?
入居前からついていたものをそのまま使っているという方も多いでしょう。
火災報知器に使われている電池の寿命は、使用環境で多少の差はありますが、おおよそ10年、と言われています。
定期点検の際、業者さんが電池切れ確認をしてくれるので、定期点検を受けていればまず心配はなさそうです。
賃貸マンションの場合であれば、一般的に貸主さんの負担により電池交換をすることになるようです。
交換の方法と合わせて、一度、貸主さんに確認してみるのが一番でしょう。
火災報知器について、電池切れの音の止め方、電池交換についてご紹介しました。
いざ電池切れ通知音が鳴ってしまっても慌てずに、まずは停止ボタン、またはひもを引っ張って一時停止にしましょうね!
電池の出し入れ自体は簡単ですが、専用のリチウム電池の取り寄せが必要だということも分かりました。
マンションでは、貸主さんとの契約内容を再確認することが大切です。
火災を未然に防ぐために、お宅の火災報知器の状態をいちど確認してみてくださいね!