夏も本番になってきましたね。
毎日暑いのでどのように涼しく過ごそうか試行錯誤しています。
さて、そんな夏本番と言えばやっぱり気になるのがお盆ですね。
私の出身は長野県なのですが、東京出身の主人と長野県のお盆の風習について話す機会がありました。
各地域ではお盆によって風習が違うのは知っていましたが、今回はそんな長野県の私の住んでいた地方のお盆についてお伝え出来たらなぁと思います。
私の住んでいた地域は諏訪地方ですが、その中でも
お盆に長野で起こる渋滞は?
お盆中に長野で行われるお祭りは?
これらについてお伝えしていきたいと思います。
ぜひご覧ください!
お盆での長野県茅野市の風習は?
私の実家がある長野県茅野市では、山奥での田舎なのでいろいろとした風習がありました。
東京に来て気づいたのですが、やっぱり田舎は田舎ならではの横のつながりが強いのだなぁと感じます。
そういう中でも私の家は特に信心深く。各行事などはしっかり行う方でした。
節分やお盆、お正月などは特に力を入れて行っているように感じました。
そんな我が家のお盆ですが、こんな風習があります。
精霊棚を作る
長野県では、お盆の間はお仏壇を空にする風習があります。
では仏さんはどうするのか?
精霊棚(盆棚)と言うものを作りそこへまつります。
お盆の期間だけの棚となります。
お坊さんが来てお経をあげてくれる
お盆の期間には檀家の家を一軒一軒お坊さんが回ってお経をあげてくれます。
もちろん有料ですが私たちはいくら包むのかは知りません。
お経をあげてもらう間は、家族全員が集まり一緒に手を合わせます。
8月14日に迎え火をする
8月14日には玄関で白樺の皮を炊いてのろしを上げ迎え火をします。
その際には一人一つ手にちょうちんを持ち中にろうそくで火をつけて、家の周りをぐるっと回ってご先祖様を迎えに行きます。
白樺の皮を炊くのは、のろしを上げてご先祖様に気づいてもらえるようにするためだそうです。白樺の皮は普通に農協などで売っています。
8月16日に送り火をする
8月16日にはやはり一人一つちょうちんを持ちろうそくをくべ、家の周りをまわって送り火をします。
この時は白樺の皮は炊きません。
迎え火と送り火の際に言う言葉がある
長野県の風習では、迎え火と送り火の際に歌を歌う。と言う風習があるそうです。
家の場合には歌は歌いませんが、
迎え火「ご先祖様、この光に向かっておいでおいで」
送り火「ご先祖様、この光からさようならさようなら」
これを繰り返し言いながら歩きます。
これらは各家庭に伝わってくる際にいろいろと変化があるようです。
私は小さいころからこれでお盆を送ってきましたが、はっきり言ってほかの家がやっているところを見たことがありません。
昔からなぜうちではこれをやるのだろう…。と不思議に思っていましたが今思うと素敵な風習だと思います。
因みに実家ではまだ甥っ子姪っ子たちと親がこれを行っています。
お盆に長野で起こる渋滞は?
そんなお盆に長野に行く際に、やっぱり気になるのが重体だと思います。
出来ればノンストレスで長野まで行きたい。
けれど渋滞はどこでも起こるものです。特にお盆は帰省ラッシュがありますよね。
そこでお盆の時に長野ではどんな渋滞が起こるのでしょうか?
まずはこのサイトをご覧ください。
https://www.drivetraffic.jp/map.html?t=p&pmode=cal
日付と高速道路を選択すると例年の渋滞情報が分かるサイトとなっています。
これによると中央道では、八王子インターで15キロの渋滞がお盆には起こっていると表示されます。
それ以外ではあまり長い渋滞は起こっていないようですね。
しかし、地元民から言うとお盆の8月15日は諏訪の花火大会が行われますので、ちょうどその時間には高速も下道も渋滞が起こります。
毎年8月15日に行われますのでその日だけは避けたほうが無難です。
また、諏訪の花火は諏訪のサービスエリアから綺麗に見ることができるのでサービスエリアはたいへん混雑します。
それも考慮したいですね。
お盆の帰りの時期などは、八王子インターだけでなく小仏トンネル小仏トンネル付近でも渋滞が見られるのでそこも注意しておくと良いと思います。
お盆中に長野で行われるお祭りは?
お盆中は各地でいろいろなお祭りが行われると思います。
もちろん長野も例外ではありません。
そんなお盆にどんなお祭りがあるのでしょうか?
ズバリ、上にも書きましたが長野で一番のお祭りと言えば夏の諏訪の花火大会です。
一年に一度、全国から人が集まるお祭りで、地元ではこれのおかげで諏訪が潤ってくれると言われてくれるくらいたくさんの人が集まります。
この日だけは諏訪の宿泊施設はどこもいっぱいになり、1年前から予約が入っているので諏訪湖の周りの宿はどこも満室で予約を取るのが困難になります。
諏訪湖周辺だけでなく、その日だけはその周りの地区である茅野市や下諏訪、岡谷のあたりの宿も埋まります。
諏訪の花火大会について詳しくはこちらをご覧ください。
それくらい大規模のお祭りなので道路だけでなく電車もたいへん混雑します。
もし花火大会付近に長野県に行く際には渋滞などの注意が必要になってきます。
まとめ
それでは簡単にまとめてみたいと思います。
お盆での長野の風習
・お坊さんがお経を上げに来る
・迎え火と送り火をする
・その際に歌を歌う
お盆中の長野県の渋滞
https://www.drivetraffic.jp/map.html?t=p&pmode=cal
八王子インターで15キロの渋滞
そのほかは小仏トンネル付近での渋滞が予想される
お盆中のお祭り
このため付近は渋滞する
花火大会当日はどこも宿がいっぱいになるため、もし花火大会に来たいのだったら半年もしくは1年前に宿の予約をおすすめする
いかがでしたでしょうか?
各家庭によって風習は違ってきますが、我が家では毎年このようなお盆の過ごし方をしていました。
今は東京に住んでいますが、やはりお盆の季節になると田舎が恋しくなります。
そんな長野のお盆、ぜひ体験できる機会がありましたら体験してみてください。
長野は避暑地でもありますのでお盆中などは過ごしやすくておすすめですよ☆