趣味がガーデニングという方も多いのではないでしょうか?
手塩にかけて育てた植物に花が咲いた時はとても嬉しいですよね。
その中でも私は、シクラメンが大好きです。
秋から春にかけピンクや白などの美しい花を咲かせるシクラメン。
また、香りが高いのも特徴です。鉢植えで育てる植物として有名です。
私も部屋にシクラメンを置いて、毎日癒されています。
部屋に鮮やかなものがあると雰囲気が良くなりますよね。
今回はそんなシクラメンの球根について紹介していきます。
球根の株分けが可能なのか?
また、管理方法、種の採取など知りたい方は是非参考にしてみてください。
結論から先に言いますとシクラメンは残念ながら株分けはできません。
シクラメンは1つの肥大化した球根から、芽吹いていきます。
そのため、複数の芽がでていたとしても全て球根に繋がっています。
ですから、株分けをしたくても不可能です。
枯れそうな芽があったらその芽を摘み取るしかありませんが、
もし球根自体が枯れそうになっていたら、残念ながら
他の生き生きしている芽も影響を受けます。
枯れないためにも、球根を大切に育てることが重要です。
シクラメンの球根は湿気にとても弱いです。
管理を適当にやってしまうと、球根がダメになってしまう恐れがあります。
せっかく育てるなら、綺麗な花を咲いて姿を見たいですよね。
それでは、球根の管理方法を紹介していきます。
シクラメンの管理方法は季節によって変わりますので、
季節ごとの方法をご紹介します。
・冬(12月〜3月)
シクラメンの生育適温が15〜20度とされてるので、日光が当たる窓際や、
冷たい風が当たらない日だまりにおいて下さい。
窓際に置いた場合、夜間気温が低下しますので、カーテンの内側に置くか
部屋の中央に移動させるかしてください。
また暖房の入った部屋で管理する場合は、定期的に霧吹きで
葉に水分を与えるようにします。
・春(4月〜6月)
日差しが強くなりますので、直接太陽の光に当てるのはやめましょう。
遮光カーテンなどを使って、日光を和らげてください。
・夏越し
花が咲き終わったら、徐々に水やりの回数を減らしていきます。
新しい葉が開かなくなりましたら、水やりを停止します。
水やりを止めたら、風通しのいい場所に置き夏を越させます。
8月の終わり頃から水やりを再開させてください。
種を採取して、シクラメンをまた育てることができます。
シクラメンをどんどん育てましょう!
それでは採取方法や保存方法を紹介していきます。
種が入っている袋が茶色に変色しましたら、天気の良い日に実ごと摘んでください。
袋を採取したら、その下に新聞などの紙を敷いて数日間乾燥させます。
そして、充分に乾燥しましたら袋を揉んで種を取り出します。
取り出した種は、茶封筒など湿気がこもらないものに入れて、
ジップロックなどの気密性の高いものに乾燥剤と一緒にいれて、冷蔵庫で保存します。
この方法だと、湿気を防ぐこともできますし低温で保存するので、
種が老化するのを防ぐことができます。
種をそのまま保存するのは絶対にやめてください。
枯れてしまう恐れがありますので、必ず上記の方法で保存しましょう。
いかがでしたでしょうか?残念ながらシクラメンは株分けすることができません。
しかし、種を採取してシクラメンを増やしていくことは可能です。
私は、シクラメンに囲まれる事を目指して頑張ります。
ご覧になっていただいた皆さんも一緒に頑張りましょう!