冬に鮮やかな花を咲かせるシクラメン。本当に綺麗な色の花を咲かせますよね。
そんなシクラメンを育てている時に、
「植え替えしたいけど毎年したほうがいいの?」
「用土はどうしたらいいの?」
そんな疑問を持つことはありませんか?
今回はそんな方にシクラメンの植え替えや用土について詳しく紹介していきます。
是非参考にしてみてください。
シクラメンは、1シーズンでは鉢植えからはみ出るほどには成長しません。
「じゃあ、植え替える必要はないんだね。」そう思った方もいるのではないでしょうか?
しかし、それではいけません。
何年も植えたままの状態だと良くありません。
鉢植えの中で成長したシクラメンの根や、球根が水はけを悪くしてしまいます。
シクラメンは水はけの良い土で育てる必要があります。
この状態だと、病気にかかったり根腐れを起こしてしまい、
成長が遅くなったり最悪の場合枯れてしまいます。
また、1年間シクラメンが植えられていた鉢植えの土は、
下の方に細い粒子が溜まり水はけを悪くしてしまいます。
ですから、毎年植え替えをすることが望ましいです。
植え替えを行うことで、土の状態が良くなりシクラメンの生育が良くなります。
毎年花を咲かせたいなら植え替えを怠らないように注意しましょう。
毎年植え替えをした方がいいということは分かりました。
しかし、いつでも植え替えをしていいというわけではありません。
適したタイミングがあります。
そこで、シクラメンの植え替え時期のタイミングをご紹介していきます。
ズバリ植え替え時期は秋です。
つまり、七分袖を着だす頃が最もいいということです。
10月頃、遅くても12月の初め頃に、植え替えを行います。
「春でもいいのでは?」そう思うかもしれませんが、
これから暑くなる時期に植え替えるのはおすすめできません。
シクラメンは、冬に花を咲かせる植物ですので寒さに強いです。
ですから植え替えは秋に行うことを強く勧めます。
シクラメンの植え替えの必要性や時期について、紹介してきました。
次は土台となる用土について説明します。
土によってシクラメンの生育が大きく変わってしまうので、注意して見ていきましょう。
シクラメンは、先程も少し説明したように水はけや、通気性の良い土を好みます。
通気性が悪い状態が長引きますと、湿気が土のなかにこもってしまい、
根や球根が腐ってしまって枯れてしまう可能性があります。
シクラメンがストレスなく過ごしやすいと感じる、土を作ってあげることが大切です。
それでは、具体的な用土の配合例をご紹介します。
小粒赤玉土と腐葉土を6:4で混ぜるだけです。
この2つの土をよく混ぜて、そこに元の土を少し加えて植え替えに使います。
元の土には粒状の緩効性肥料を入れてください。
目安として、元の土に対して3分の2の量を加えましょう。
これで、水はけの良い用土を作ることができます。
シクラメンもぐんぐん成長してくれると思います。
いかがでしたでしょうか?今回紹介したことを簡単に箇条書きでまとめますと、
・植え替えは毎年行った方がいい。
・秋頃に植え替えをする。
・湿気に弱いので、水はけの良い土にする。
・用土は小粒赤玉土と腐葉土を6:4で混ぜる。
このようになります。
シクラメンの生育を妨げない為に、土台となる土には細心の注意を払うようにしてください。
そうすれば、色鮮やかなシクラメンを咲かせることができると思います。
一緒に綺麗なシクラメンを育てましょう。