金柑の葉が病気のサイン!落ちる理由と白くなるのはなぜ!?

季節が変わり、肌寒くなってくると庭の金柑が色付きだす頃ですよね。

毎年、健康にも美容にも良い金柑が実るのを我が家でも楽しみにしています。

色んな効能のある金柑ですが、背丈の低さと育て安さ、

実りの多さ等もあり、お家でこれから育てようかな?

と思う方も、既にお家でお育ての方もいらっしゃると思います。

小ぶりな果実は、皮ごと食べられるので余すことなく栄養が取れるのが魅力です。

そんな金柑ですが、やはり植物ですので病気にかかる事があります。

今回は、金柑の病気とその症状についてご紹介致します。

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うちの金柑の木は大丈夫?葉の症状からみる病気

金柑は比較的、病気に強い樹木です。

しかし、全く病気にならないというわけではありません。

金柑がかかる病気には、細菌や糸状菌、病害虫によるものなどがあります。

【かいよう病】

葉や果実、枝などに茶色い斑点ができ、穴が開く病気。

風や、病害虫が作った穴から感染する。

【そうか病】

葉や果実、枝に、出来ものの様な斑点ができたり、

かさぶたのようなものができたりする病気。

春に雨が多く低温が続くと病気が発生しやすい。

【黒点病】

葉に褐色や黒い斑点ができ葉が枯れてしまう病気。梅雨など、

高温で湿度の多い環境で発生しやすい。

【灰色カビ病】

葉や茎、花がとけるように腐り、灰色のカビに覆われる病気。

高温過湿の状態で病気が発生しやすい。

【うどんこ病】

春葉の表面にうどんこ状の白いカビができる病気。

多発すると葉全体が白くカビに覆われ、葉は奇形化し落葉する。

冷涼で乾燥した気候が続くと発生しやすい。

上記にあげた病気は一例です。

金柑の病気は雨によって広がるものが多い為、

早期に病気の部分を取り除き、金柑に間接的にも接触しない場所へ

捨てるようにして下さい。

また、金柑の病気は、葉に症状が現れるものが多いため、よく葉を観察し

病気の予防と早期発見を心がけることが大切です。

金柑の葉が落ちるという症状は病気?

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金柑を育てていく中で、葉が落ちるという症状があります。

葉が落ちる原因で病気以外に考えられるものは、植え替えの失敗、

肥料のあげすぎ(窒素過多)、寒すぎる、根の機能障害などです。

寒さに強い金柑ですが、寒すぎると枯れてしまいます。

適度に陽の光当たる場所で育てていくあげてください。

鉢植えでお育ての方ですと、

根が詰まってしまい成長が止まってっいる可能性もあります。

大きくなった金柑はなるべく大きい鉢植え、

もしくは、お庭に移動させてあげてください。

葉が落ちる病気というもののひとつに、

【かいよう病】があります。上記にも書きましたが、

葉の茶色くなっていたり、実や枝にも同じ症状があった場合、

症状の出ている所を全て切り落とし、他に感染しないように敷地外や、

離れた場所に捨てる様にして下さい。

金柑の葉が白いのは病気のサイン

金柑の葉が白くなる原因は、

【うどんこ病】と考えられます。

【うどんこ病】は葉の表面を白く覆ってしまうので光合成を妨げ、

生育不良の原因となります。

見つけた場合、症状のある葉を切り取り、

切ったものは金柑から離れた場所、もしくは敷地外へ捨ててください。

その後、症状のある葉が増えたり広がる場合は、

すぐに市販薬剤を使用して下さい。

市販の薬剤を使いたくない。という方には、

薄めたお酢や重曹などを一週間おきに散布すると効果があるようですので、

ぜひ、試してみてください。

まとめ

金柑は比較的育てやすい植物ですが、雨に当たらないように栽培することや、

定期的に観察し、葉や枝に何かしらの異変があった時はすぐに切り落としたり、

肥料のあげすぎなどで窒素過多にならないように気を付けると、

より良く育ってくれます。

愛情込めて育った金柑はさらに美味しく感じますよね。

ぜひ、大切に金柑を育ててみてください。

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