ボイル蟹の塩抜きって?そのまま食べたら塩辛い!そんな時の対処方法

なにかと人が集まる機会の多い年末年始。主婦の皆さまは、

どんな料理を作っておもてなしをしようかな・・・と

悩まれたりしないでしょうか?

せっかくの場であれば、どーんとインパクトのある蟹を

食卓の真ん中に並べて、普段はなかなか会えない人たちとお話に

花を咲かせてみるのはいかがでしょうか?

しかしながら生の蟹を購入するのはお値段も処理方法も、

なかなかハードルが高いという現実があるかと思います。

そんな中、強い味方となるのがあらかじめプロによって

適切に調理されたボイル蟹です。

解凍方法さえ誤らなければ、ご家庭でもふっくらと

甘い身が詰まったこの時期ならではの

味覚を楽しむことが出来ますよ。

また、以外と知られていないのがボイル蟹の塩抜きです。

こちらでは、より一層美味しい状態で蟹を楽しんで頂く為の、

ちょっとしたポイントをご紹介します。

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ボイルした蟹は塩抜きが必要って本当??

みなさんはボイルした蟹を食べ、なんだか塩辛いな・・・

感じられた経験はないでしょうか?

実は美味しい茹で蟹は塩加減が命。

職人が蟹の大きさや身入りの具合によって微妙な調整を加えながら、

最もいい状態になるよう調整しているのです。

しかしながら、いざ食べてみるとしょっぱすぎて

食べられないのはあまりに残念です。

そんな緊急事態には、以下の方法を是非試してみて下さい。

ボイルした蟹をそのまま食べたら塩辛い!?何故?

そもそもどうしてボイルした蟹をそのまま食べると塩辛いと感じるのでしょうか?

多くの場合、通販の蟹は急速冷凍され、旨みを閉じ込めた状態で流通します。

実は、冷凍方法の違いによって蟹が塩辛く感じられる場合があるのです。

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冷凍方法としては主に「エアブラスト凍結」と「ブライン凍結」

という方法が最も一般的なのですが、ブライン凍結は、

超低温の塩水に蟹をつけて凍らせます

一方のエアブラスト凍結は冷気を蟹にあてて凍らせます。

ブライン凍結はエアブラスト凍結と比較すると

急速に冷凍される為に品質の低下を防ぐことが出来るのですが、

その分どうしても塩辛くなりがちです。

よって少し手間はかかってしまいますが、

ボイル蟹の塩抜きは美味しく蟹を食べる為には必須となってきます。

簡単!!ボイル蟹の塩抜きの方法を紹介

ではここでボイル蟹の塩抜き方法をご紹介します。

方法はいたって簡単で、真水もしくは流水に蟹を10分程度浸すのみです。

ちなみに、先程お話したブライン凍結によって塩辛くなった蟹は

20~30分程度必要となってきますので、お気を付け下さい。

尚、あまり長い間浸しておくとせっかくの身が

水っぽくなってしまいますので、こまめに味見をし、

微調整されることをおすすめします。

「でも、ブライン凍結ってどうやって見分けるの?」とお思いの方、

残念ながら素人が目視で見分けることは実はほとんど不可能です。

加工地により、ロシア産船上凍結の場合はエアブラスト加工が多く、

アラスカ産アラスカ加工はブライン凍結が多い傾向にあります。

注意して頂きたいのは、産地ではなく加工地によって異なるという点です。

もしも正確に知られたい場合は、直接メーカーへと問い合わせる方が確実です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ふっくらあま~い身を想像しながら解凍してたのに

、せっかく大勢集まって囲んだ席で主役の蟹が塩辛いと

がっかりしてしまいますよね。

しかしながら、正しい方法でしっかり塩抜きをすれば、

そんな心配もなく誰でも美味しい蟹を楽しむことが出来ます。

決して難しい方法ではないですし、知っていれば必ず得するこの情報、

是非今年の冬には旬の冬の味覚を取り入れてワンランク上の

食卓を目指されてはいかがでしょうか?

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