7月には七夕があり、施設内に七夕飾りを設置することもあるでしょう。
季節感を感じることのできるイベントなので、レクリエーションにも取り入れたいですよね。
しかし、毎回レクリエーションが行われているデイサービスでは、企画内容のマンネリ化の問題があげられます。
「七夕をイメージしたレクリエーションを行いたいけど、どんな内容にしよう…」と悩むスタッフも多いでしょう。
そこで今回は、七夕にぴったりのゲームレクリエーションについてご紹介します。
ゲームレクリエーションは指先や全身の運動になるため、デイサービスに通う高齢者にぴったりですよ。
少人数でも行うことのできるゲームや景品についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
デイサービスの七夕に行うゲームはなにがある?
七夕といわれて、イメージするものはなんでしょう?
星・天の川・織姫・彦星など、イメージするものは人によって様々です。
ここでは、織姫・彦星・天の川をモチーフにした「天の川ゲーム」をご紹介します。
用意するものは、ブルーシート、かご、ボール、カラーコーン、織姫・彦星の絵です。
かごには織姫の絵を、ボールには彦星の絵を貼ります。
ボールはチームの数の分だけ用意しましょう。
まず、高齢者を4人ずつのチームに分けます。
チーム分かれてシーツを広げ、各チームでシーツの両側を持ちましょう。
ゴールとなる場所にかごを置き、彦星の絵を描いたボールをブルーシートの真ん中に置きます。
ボールを落とさないよう、早くボールをかごに入れたチームの勝利です。
難易度を上げる場合はカラーコーンを設置し、ジグザグに進むようにルールを変えてみましょう。
また、七夕に関するクイズレクリエーションもおすすめです。
杖を使用している高齢者や、車椅子の高齢者にもぴったりのゲームレクリエーションになっています。
「七夕は何月何日か?」などの簡単な質問から「短冊には願い事を書くようになった元々の由来は?」など、様々な難易度のクイズを用意しましょう。
クイズの回答形式は3択にすると、回答の速さではなく正解数で競うことができます。
クイズは体の運動にはなりませんが、頭の体操になりますよ。
デイサービスで行うゲームで少人数の場合なら?
レクリエーションの参加人数が多い場合は、チームで得点を競うゲームを行うこともできるでしょう。
しかし、参加する高齢者の人数が少ない場合はチーム分けが困難になり、せっかくのレクリエーションが盛り上がらないことも。
そんなときは、個人の得点を競うゲームレクリエーションを企画してはいかがでしょうか?
ここでは、少人数で行う場合にぴったりの「星とばしゲーム」についてご紹介します。
星をイメージしたゲームなので、七夕の時期にもぴったりですよ。
用意するものはかごや網、星型に切った段ボールです。
段ボールのまま使用するのではなく、金や黄色の折り紙を貼って星らしさをアップさせましょう。
ルールはとても簡単で、かごや網に入るよう星を投げるゲームです。
腕を動かすので、ゲーム開始前の準備運動は忘れずに行いましょう。
1人5回投げ、入った数の多い人が優勝になります。
ホワイトボードなどを用意し、それぞれの得点を記録しても良いですね。
デイサービスのゲームで景品はどのようなものがいい?
ゲームレクリエーションを行う場合、景品があることによってモチベーションがアップします。
せっかく七夕にちなんだゲームを行うので、七夕をイメージした景品が良いですよね。
ここでは、ゲームレクリエーションの景品についてご紹介します。
景品は予算によって変動するものです。
予算を抑える場合は、100均の商品を活用しても良いですね。
100均には小さめの笹も販売されているため、スタッフが作った折り紙の七夕飾りと一緒に景品にしてはいかがでしょうか?
家に帰ってからも飾ることができますよ。
最近の100均にはフェルトなどの布商品も多く販売されています。
布で作った織姫・彦星のマスコットもおすすめです。
シール台紙のフェルトも販売されているため、手芸が苦手なスタッフでも作ることができます。
フェルトの景品は暖かみもあり、高齢者にも人気ですよ。
まとめ
七夕をイメージしたゲームレクリエーションには、体を動かすもの・頭の運動になるものなど様々です。
七夕飾りを作る工作レクリエーションも、指先の運動になるのでおすすめです。
参加する高齢者の身体機能を考慮し、その人にぴったりのレクリエーションを提供しましょう。
ゲームレクリエーションでは、景品が貰えることで高齢者のモチベーションがアップします。
よりレクリエーションを盛り上げるためにも、七夕にちなんだ景品を用意しましょう。
100均のアイテムを活用すれば、予算を抑えることができますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。