お歳暮を義両親に贈るのをやめたい。断り状と受取拒否について

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結婚って楽しいこともありますけれど辛いこともありますよね。
だって、他人同士が一緒に生活するんですもの。それは山あり谷ありです。

そして、大きな谷…これが義両親になってくるわけです。

旦那はまだ自分で望んで一緒になったわけですからよしとして、義両親と仲良するのはなかなか難しいものです。

そんなあまり仲が良くない義両親での大きな悩みは「お歳暮」です。
たかがお歳暮されどお歳暮。
毎年毎年贈らなければならないのは頭が痛いです。
今年は何を贈ろう…ああめんどくさい。出来ればもうやめたい。

これって結構深刻な問題です。

そこで今回は、お歳暮を義両親に贈るのをやめても良いものか?
その際にどのような断り状を書いたら良いのか?また断っても送られてくる場合には受け取り拒否をしても良いのかどうか?をお伝えしていきたいと思います。

これを読んでいただいて、波風の立たないお断りをしていただければと思います。

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お歳暮を義両親に贈るのをやめてもよい?

義両親へのお歳暮をやめたい場合、これは大きな悩みです。

だって、「めんどくさいからやめたいんです」って言うのって角が立ちますよね。
まぁ、そんな馬鹿正直に言う人もいないと思いますが(苦笑)

なるべくなら穏便に、そして向こうの機嫌を損ねないようにやめたい。これは自然なことです。

しかし、義両親の中には「礼儀を重んじる」方もいらっしゃると思います。
それなのにお歳暮を贈らないと

なんて礼儀知らずな嫁だ!

なんて憤慨されるのが目に見えていますよね。

じゃぁ、ずっと義両親いお歳暮を贈り続けなければならないの?

いえいえ、そんなことはありません。
義両親との関係にもよりますが、なにより、生活を圧迫するようなお歳暮や心が疲弊してしまうような品選びを義両親だって良しとはしないはずです。

上手に断ることさえできればオールOKです。

では、その断り方を下で解説していければなぁと思います。

お歳暮を断る際の断り状の書きかたは?

上手に断る。これが出来たら苦労はしませんよね。

そこでこんな方法はいかがでしょうか?

まずは打診をする

まずは、義両親に対して先手を打ちましょう。
「いつもお歳暮を贈っていただいていますが、もうそんな気を使うような間柄でもないのでそろそろやめにしませんか?」
こんな感じで切り出してみるのはいかがでしょうか?

また、お子さん生まれて金銭的にきつい場合などには
「子供も生まれましたのでちょくちょく顔を見せに行きます。なので他人行儀なお歳暮などは止めにしませんか?」
と伝えてみるのも良いかもしれません。

電話で伝えるのはちょっと怖い。そういう方もいらっしゃると思います。
仲が悪いならなおさら。嫌な顔をされるのっていやですよね。

そこでそういう場合には「断り状」を送りましょう。

ただ、断り状はお歳暮を最後に貰うという意思を伝えるものなので注意しましょう。

「今回はいただきます。今後は辞退させていたきます。」
この意思を伝えましょう。

ここでのポイントは

・断りの意思を明確に伝える事
・本文に感謝の気持ちを入れる事
・断る理由を告げる事
・相手の好意を無駄にせず、角が立たないようにすること

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となります。

例文を載せておきます

年の瀬も迫って参りました。
この度は、立派なお歳暮を頂戴いたしまして誠にありがとうございました。

早速家族で美味しくいただきました。
特に子供などはおじいちゃんおばあちゃんからのお歳暮をとても喜んでおりました。今度お礼を言いたいそうなのでぜひ聞いてあげてください。

いつも何かと気にかけていただいて恐縮です。

お歳暮なのですが、ご好意は大変ありがたいのですがもう十分良くしていただいたので今後このようなお気遣いはなさらぬようお願いいたします。

季節柄、お風邪などをめしませぬようご自愛下さいませ。

このように。
感謝の気持ちののちに、ありがたいけれどもう大変でしょうからお歳暮は贈らなくてよいですよ。
と断りの言葉を書いてみましょう。

手書きで気持ちを込めてしっかりと書くことで、義両親にもきっと気持ちが伝わるはずです。

お歳暮の受け取り拒否の方法は?

お歳暮をどうしてもやめたい。それなのに送ってくる。そういう場合には最終手段として「受け取り拒否」をしましょう。

受け取り拒否は、配達をしてくれる配達業者に「受け取りを拒否します」と言ったことを伝えるだけでOK。
後は送り主のところへ配達業者が「受け取り拒否されました」と送り返してくれます。

ただ、これを行うと確実に義両親のあなたに対する株はダダ下がりです。
もしかしたら縁を切られてしまうかも…。

礼儀を重んじる義両親ならなおさら、こんな不義理なことをするなんて!と怒り心頭になってしまうかもしれません。
なのでこの受け取り拒否は最終手段にしておいて下さい。

一応受け取っておいて、上のように断り状を贈る。
自分からはお礼を贈らず、徐々にフェードアウトしていく。
などの工夫で上手にお歳暮を回避していければ良いですね。

断るそぶりも見せずにいきなり「受け取り拒否」をするのはマナー違反となりますので、何度か断ってもダメな場合のみにしてください。

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まとめ

さて、それではざっとまとめてみたいと思います。

お歳暮って意外といろいろな面で負担になってくると思います。義両親だって礼儀を重んじるとはいえそこまで無理して送ってほしいとは思わないはず。
仲が良くないのでしたらなおさら、お互い無理する必要はありません。

そこでどのように断ればよいのか。

直接会って断ったり、電話で断ったりするのが一番ですが、それも不仲ならばなかなか難しいところです。
なので、最後のお歳暮の際に「断り状」を送付するようにしてください。

いままでありがとうございました。と言う気持ちや、もう無理しないでください・という日本人らしい気配り(2枚舌?)でやんわりとお断りしましょう。

それでも毎年送ってくる。
もういい加減いや!そういう場合には最終手段として「受け取り拒否」をしましょう。
配達業者にその旨を伝えるだけでOKです。
ただ、これをすると義両親との仲がこじれる可能性があるので、きちんと旦那さんに了解を得て仲裁に入ってくれることを相談したうえでにしてくださいね。

さて、いかがでしたでしょうか?

毎年この季節になると心の底にわだかまりが残るお歳暮。
上手に回避できることをお祈りしています。

頑張ってくださいね!

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