社会人になってお初めての正月休み明けの場合、今後のお付き合いのためにも親しい取引先に挨拶回りをしておきましょう。
とはいえ、はじめての挨拶回りとなるとなにを手土産にしたら良いのか、のしはどんなものがよいのか、
新年の挨拶回りはいったいいつまでに済ませた方がよいのか?といったことをなかなかしらないこともあると思います。
そこで、今回はビジネスにおける挨拶回りについてお伝えします。
新年の挨拶に取引先にもっていく手土産はどんなものがいいの?
新年の挨拶で持っていく手土産でNGな物OKなものをあげてみます。
OKなもの。
・小分けで包装されているもの
(担当者だけが食べれらるものでなく、部署や会社全体で食べられるものを贈りましょう)
・仕事中でも食べられるもの
(年始に仕事をしながら皆でつまめるものが妥当ですね)
・賞味期限の長いもの
(すぐに賞味期限が過ぎてしまうものはだめですよね)
・チョコレートやクッキー紅茶やコーヒーなどの腐りにくいもの
NGなもの
・切り分けないと食べられないもの
(いちいち切り分ける手間は省きたいものです)
・冷蔵庫が無いと保存がきかないもの
(冷蔵庫はありますか?などのお伺いは立てない方が無難です)
・ライバル会社のもの
(ライバル社のものを贈るなんてもってのほかです)
・近所で買えるもの
(近くで購入すると値段が分かってしまいます)
新年の挨拶にもっていく手土産ののしはどういうものがいいの?
のしをもっていく際に、その熨斗紙には、「御年賀」と書くことが一般的です。
しかし、松の内(1月7日)までに取引先に伺うことが出来ない場合には、のしには「寒中見舞い」と書いて渡すようにしてください。
ただし、松の内に手土産を持参するときにだけ「御年賀」と書くことが出来ますが、郵送などの場合にはそのように書くことはできませんので注意してください。
また、挨拶をする際にも手短に済ませることを心がけてください。
新年の挨拶回りはいつまでに済ませればよいの?
新年の挨拶回りを済ませなければいけない期間。
それは上記でも書きましたが基本的には
・1月3日~1月7日
です。
新年始まって3日までは会社も休みですのでそれは除くとして、一般的には7日までが挨拶回りをする時期とされています。
しかし、地方によっては15日までOKなところもありますし、それによって熨斗紙の記入も変わってきます。
遅くても、1月3日~15日までの間に挨拶に行くことを心がかけましょう。
ちなみに年始のご挨拶は、長居しないことを前提に、アポイントメントなしでの訪問が許されています。
面会時間は5分~15分で切り上げるのが目安です。
また、当日電話を一本入れて
「これから御社までご挨拶にお伺いしたいと思いますが、2~3分お時間を頂戴できませんでしょうか」
と連絡を入れると尚良いです。
まとめ
最後に、挨拶は1年の始まりと言われるように、とても大切なものです。
重要な取引先との始まりの挨拶ですので、くれぐれも粗相のないように気を付けましょう。
ただ、挨拶だけしっかりするのではなく、みだしなみや心配り、気遣いなどもしっかり気を留めて回るようにしてください。