避難訓練の車椅子の階段移動は?移乗の仕方は?災害時に役立つ介護術

施設での避難訓練で車椅子の方を階段と使いどう避難誘導するかは、
避難訓練担当者にとっては頭を悩ませますね?

今回は、この避難訓練において

・避難訓練に車椅子で階段を利用する際もっとも安全な方法は?
・避難訓練で車椅子の移動を実習!階段介助の方法と注意点
・避難訓練の車椅子の移乗!床やベッドから速やかに移動する方法

の項目に分けてご紹介させて頂きます。

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避難訓練に車椅子で階段を利用する際もっとも安全な方法は?

車椅子の方を階段を使い誘導する安全な方法をいくつか紹介します。

車椅子を使わない

根本から、違う話しになってしまうかもしれませんが、
避難訓練を何度もやりながら、消防署の方にも相談しましたが、
結局は、車いすを使わず2人介助するのが一番早く安全だと思います。

筋力のある男性職員2人いれば、車いすごともちあげて、
前に利用者さんが落ちないように、車いすを後ろ向きにして
早く誘導する事も可能ですが、夜間帯少ない人員の中で火事など緊急時、
必ずしも車椅子ごと持ち運べる男性職員がいるとは限りません。

よって、車いすを使わず2人介助で抱えて誘導するのが
一番安全だと思います。

職員でいろいろ試す

先ほど書かせて頂いたように、今は車椅子を使わず
2人介助する事をさせて頂いてますが、
より安全な避難誘導を模索する事は重要な事だと思います。

今まで、例えばおんぶ紐のようなもので入居者さんをおんぶして
一人で階段を降ろす方法というのを、職員が利用者さん役として行う事も
しましたが、女性職員だと難しかったです。

本当に万が一に備えるなら、非常時でも使える昇降機等お金がかかりますが
設置するしかないと思います。

避難訓練で車椅子の移動を実習!階段介助の方法と注意点

大きな施設での階段では、スロープがついていて
後ろ向きに誘導する所もありますが、ついてないところも多々あります。

階段での介助はあるものの実体験上は、火災発生時に5分以内の目標で
全員避難するとなると、無理ですし安全に誘導できないと思うので
お勧めはできないです。

ただ、高齢者でなく、その車椅子の状態や利用者さんによっては
有効な可能性もあるのでご紹介させて頂きます。

車椅子階段介助

これも結局2人介助が基本です。そして、車いすのまま誘導できる階段の幅
あるのが原則として絶対条件です。

もっといってしまうと、基本誘導は、車いす等誘導困難な方を
優先的に誘導させて頂くので、その車椅子の方の誘導のために
他の利用者さんが逃げる道を塞がない道幅があるかも確認必要です。

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その上で車椅子で安全に誘導するには、まず、前から利用者さんが
落ちないように後ろの職員が少し段差を移動する時同様に少し上げます。

その上で段差を一段ずつ、下のスタッフと声を掛け合いながら
降りていきます。

これは、とても時間がかかります。

注意点は、後ろからあせって降りてくる利用者さんがぶつかる事が
多分にあるので、相当条件が揃わないとこの方法は難しいと思います。

避難訓練の車椅子の移乗!床やベッドから速やかに移動する方法

有事には、利用者さんが転んで床にいる場合や寝ている夜間の
可能性があるので、その移動移乗・移動方法を紹介させて頂きます。

方法はない

残念ながら、毎年避難訓練を行う中で、職員・町内会・地域包括・消防署・
スプリンクラー設置会社の皆さまに意見頂いてますが、
夜間帯で一人の職員が安全に車椅子の方を誘導する方法はないといえます。

ただ、もちろん条件が揃えば可能なのは当然です。火災の場合、
火より煙にまかれて亡くなる事の危険の方が高いので、
いかに外へ誘導するかが鍵となります。

実際、時間をはかっての訓練上、男性職員の場合は、
床にいる入居者さんでも一人で抱えて車椅子移乗して、まず、
外まで誘導する。

そして、他の職員がかけつけ2人で介助できるようになってから、
その後の階段の誘導するという形だと命は救える時間帯での誘導は可能でした。

シーツや毛布を使う

2人介助が可能な場合での誘導方法です。もちろん担架
がすぐ近くに置く場所のある施設ならよいのですが、
いざという時にすぐ使えるのは、利用者さんが使っている
布団のシーツや毛布です。

ここに利用者さんに寝て頂き、2人介助で一度ベッド等高い場所にあげ、
あとは、通常通り抱えて車椅子へ移乗して誘導します。

一刻を争う時は、シーツや毛布のまま誘導します。

日々の介護の早送り

ベッドから車椅子への以上は日々行っている事なので、誰もができる事だと
思いますが、いざ緊急時となると勝手が違います。

普段の介助では、ゆっくり声掛けて本人の残存機能を維持するような形で
支援する形ですよね?

ただ、避難誘導となると、ゆっくり話していると亡くなってしまいます。

特に認知症の方は、ゆっくり説明している時間がないため、実践に近い形での
訓練をした経験上とてつもない拒否をする場合があります。

ただ、人間の起き上がる動作はかわらないので、顔をかっちゃかれようが
何されようが、足をベッドから下ろしながら、体を起こし、そのまま
車椅子へ移乗
するという形です。

あとは、車いすからおちないように、体を支えながら、誘導するという
方法です。

まとめ

今の現状での避難訓練に関する車椅子の避難誘導についてご紹介させて
頂きました。

もし、施設で、本気で避難誘導について資金面でも検討の余地があるのなら
JINRIKIという避難誘導にとても役に立つ車椅子の検討も考えて頂ければ
幸いです。

JINRIKIサイト
http://www.jinriki.asia/

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