4月1日はエイプリルフール!嘘をついても許される日ですね。
日本では「四月馬鹿」とも言いますが、「万愚節」、「愚人節」と表されることもあります。
また、英語では「April fool’s day」と表し、騙された人のことを
「April fool」と表します。
さて今、また若い人たちの間で、一つのイベントとして盛んになっている
「エイプリルフールの嘘」。
どうやって人を驚かせようかと、
知恵を絞って計画する人もいますよね。
でも、エイプリルフールには、ちょっと困った!?ジンクスがあるので
ご紹介しましょう。
エイプリルフールについた嘘は叶わないなどジンクスやルールをご紹介
「エイプリルフールの嘘」について、巷ではさまざまなジンクスやルール
が存在しているようです。
まず、「エイプリルフールについた嘘は叶わない」というジンクスがあり
ますが、それが「1年間続く」という期限が付いていたり、「一生叶わな
い」というちょっと恐ろしいものまであります。
ではなぜ「叶わない」のか。
それはきっと、誰もが「叶いそうもないことをいって、
相手を驚かせたい」と思って嘘を考えるので、
そもそも叶えるのが難しいから、ではないでしょうか。
すぐ叶いそうなことや、当たり前にありそうなことをいっても、
嘘として面白くないと思うからでしょうね。
騙されてくれないかもしれないし。
それから、嘘をついてもいいのは、3月31日の深夜0時から、4月1日
の午前中の12時間だけ、というルールがあり、知らずに午後になって嘘
をついてしまうと、ルール違反になりますからご注意を!
しかし、“午前中だけ”というのは、実は日本とイギリスなどの一部の地
域だけ。世界の中では、4月1日なら一日中許されるよ、という国がほと
んどのようです。海外では通用しないところもあるルールなので、気をつ
けましょう。
エイプリルフールの嘘にまつわるジンクスについて
「エイプリルフールの嘘」には、もう一つのジンクスがあります。
エイプリルフールの発祥の地とされるフランスでは、1564年から13年
ごとの4月1日には「嘘の嘘の新年」を祝う風習もありました。
この日は、嘘をついてはいけない=本当のことしか言ってはいけない、
としました。
つまり、「逆エイプリルフール」です。
嘘の嘘は真実、ということで「真実の新年」なのですね。
シャルル9世に処刑された13歳の少女の死を追悼するためだったといわれています。
しかし、13年に一度、ということで次第に忘れられていったようです。
その嘘の嘘の新年、次は2019年。あなたは、どちらのエイプリルフールにしますか?
「エイプリルフールの嘘の嘘」のジンクスを知らない人が相手の場合、
どうしたものか考えますよね。
「騙そうとした」のか「真実だけをいっている」のか、相手の人がどう
とるか、にもよりますし。
もうどっちがどっちだか、わからなくなりそうです。
午後はネタばらし!エイプリルフールの嘘とルール
エイプリルフールに嘘がつけるのは4月1日の午前中まで、
というルールにはまだ続きがあります。
「午前中に自分がついた嘘は、午後にはネタばらしをしましょう」
というルールで、少しずつ定着してきているようですよ。
騙した相手をそのままにしないで、安心させてあげましょう。
そして、なーんだ、とクスッと笑えるような嘘がいいですよね。
それに、エイプリルフールだからといって、他人を傷つける嘘や、
不愉快な思いをさせる嘘はいけませんよね。
これは人として守るべきルールでしょう。
あなたのセンスで、クスッと笑って楽しくなれるような嘘を考えてくださいね。
まとめ
4月1日は、一年でこの日だけ、嘘をついても笑って許されるという、
特別な日。
ここはぜひ「午前中に嘘をついたら、午後にはしっかりネタばらし」
というルールにも楽しくしたがってみましょう。
でも間違っても「いつかは叶えたいこと」を嘘にしてはいけません!
知恵を絞って、楽しい嘘、ステキな嘘を考えましょう。
そして、最後はみんな笑えるといいですね。