秋に接種するインフルエンザの予防接種。
いつになってもインフルエンザは怖いものですが、特に30代半ばを迎えると体力の衰えも感じますし、インフルエンザで会社を休むことになったら大変です。
しかも、今の時期はお酒を向き買いも増えてきますよね。
そこで、インフルエンザの予防接種をする際に、飲酒やお風呂についてどうしたらいいの?という疑問が出てきますよね。
そのことついてお答えします。
インフルエンザの予防接種した後のお酒について
まず、インフルエンザのワクチンについて考えましょう。
インフルエンザのガイドラインには
予防接種を受けた後は
激しい運動や大量の飲酒は避けましょう
と記載されています。
ここから読み取れるのは
予防接種をする前にお酒を飲んではいけないとは書いていない。
予防接種をした後に、大量のお酒を飲んではいけないけれど、たしなむ程度なら大丈夫。
と考えることが出来ます。
しかし、だからといって、予防接種をする前にお酒を大量に飲んで二日酔いの状態で行っても良いというわけではありません。
インフルエンザの予防接種の前日にお酒ってどう?
さて、インフルエンザの前日にお酒を飲んでも大丈夫、と入ったものの、まずインフルエンザのワクチンについてどんなものか知っておく必要があります。
インフルエンザのワクチンは、体にインフルエンザの抗体を入れるものです。
インフルエンザの抗体は、インフルエンザに強いウイルスを入れるというもの。
まれに、インフルエンザの予防接種をした後に、だるさや発熱・おかんなどが出ることがありますが、それはインフルエンザの抗体を作る為のウイルスがいたずらをしているのです。
そんな状態になるのに、前日に大量のお酒を飲んで二日酔いの状態で予防接種に臨むのは無謀だといえますね。
ガイドラインに、前日の飲酒は禁止とは書いていないけれど、常識的に考えると前日の飲酒は控えた方が良いでしょう。
インフルエンザの予防接種当日のお風呂はNG??
30代半ばの人たちは「予防接種を受けた日はお風呂に入ってはいけない」と小さいころに教えられていました。
それは、昔は各家にお風呂が無いことがあり、大衆浴場などを利用していたために衛生面で問題があったから。
だと言われています。
しかし今は、各家にお風呂はありますし、ワクチンも進化したためにお風呂に入っても大丈夫なのです。
ただし、その入り方には条件があります。
・患部を強くこすってはいけない。
・長風呂は避けた方が良い。
・熱や発疹などがある場合は入浴を避ける。
です。
患部を強くこすることは避けて、タオルを使わずに石鹸で優しく洗うくらいにしておいてください。
また、長風呂をすることで副作用が起こることがあるので、それも避けてください。
そして、予防接種をすることで、体の中にワクチンが入っているので、だるさは発熱、発疹が出たら入浴は止めてください。
じゃぁ、サウナや岩盤浴はどうなの?
と思うかもしれませんが、それについては禁止ということは明記されていないものの、やはり長時間は避けたほうが良いでしょう。
あまりにも心配な方は、医師に相談することをお勧めします。
まとめ
予防接種をする際に、今の時代ではそれほど過敏になることはありません。
ただ、大人になって飲酒や喫煙をするようになったと思いますので、前日に体調を崩すような嗜好品は避けた方が賢明でしょう。
予防接種を受けたのに、それで体調を崩してしまっては元も子もありません。
大人としての自覚をもって予防接種を受けるようにしてください。