妊婦さんになるといろいろと普段の生活で気にしなければならないことが出てきますね。
もう一人の身体では無いので生活面や食事面、メンタル面など注意しなければいけません。
そんな中、妊婦さんが気にしなければならないものの一つとして体重の増加があると思います。
昔は、妊娠をしたら赤ちゃんの分まで食べなければいけない。なんて言われていましたが今の時代はそうではなく、きちんとした体重管理をして赤ちゃんを産むことが推奨されています。
そんな恐ろしい体重増加…。
体重が増えるのが怖いから甘いものを控えて人工甘味料を使っている。そんな妊婦さんもいるのではないでしょうか?
しかし、その人工甘味料。
実は妊娠中の胎児に良い影響を与えないと言われています。
そこで今回はそんな人工甘味料のことについて
甘味料で危険なもの一覧は?
妊婦が甘味料を食べた際の胎児の影響は?
これらについてお伝えしていきたいと思います。
妊婦でしたら赤ちゃんのことを一番に考えるのは当然のことだと思います。不安なことがあるのでしたら調べてみて、不安を払しょくしてくださいね。
妊婦の甘味料を使っていい量は?
妊婦が甘味料を使用するのはあまりよくないことと言われていますが、結構それを知らない人は多いようです。
ネットなどで見ていても「え?知らなかった」「一人目の時は普通に使ってたよ」などという会話を見かけます。
しかしその甘味料…。摂取しすぎると
肝臓機能障害を起こす可能性がある
胎児の脳の発育に悪影響を与える可能性がある
*耐糖能異常とは…血統を正常の保つための処置能力が異常をきたし尿に糖が出てしまう事。
などがあるようです。
調べてみると、50kgの女性で1日200g摂取したら危ない 。という研究機関の調査があるようですが、普通の生活をしている限り1日でそれだけの甘味料を摂取することはほぼほぼ不可能なので、そこまで神経質になる必要はなさそうです。
何においても、過剰に摂取すれば何らかの障害は出てくるものです。
女性は特に甘いものに目が無かったりしますので、我慢のし過ぎでストレスが溜まってしまわないようにほどほどに甘味料を使用しての生活を心がけてくださいね。
甘味料で危険なもの一覧は?
さて、甘味料は過度に撮りすぎなければよい。とは書きましたが、はやり危険な甘味料というものが世の中にはあるものです。
もちろん日本で製造されて普通に流通している甘味料はきちんと安全性が立証されているものなので心配はいりませんが、一昔前まではとても危険な甘味料が売られていたようです。
・チクロ
・ズルチン
これは40年以上前に全面使用禁止になった人工甘味料なので、今の日本で使われていることは無いと考えられますが、チクロは胎児が奇形になる可能性があり、ズルチンは子供がなめて死亡する事故などが数件起ったそうです。
なんと恐ろしいものが販売されていたのでしょうか…。
今はそのような毒性の高いものは使われていませんが、それは日本国内のことであり特に中国などの食品などにはまれにチクロが使われていることがあるようなので、海外で製造された加工食品には一応良くチェックしておくことが必要になります。
国内に輸入される際にきちんと検査されるので、あまり神経質になりすぎる事は無いと思いますが自分と赤ちゃんの身は自分で守るものとしてしっかりと予防しておくことに濾したことはありませんね。
妊婦が甘味料を食べた際の胎児の影響は?
さて、さんざん甘味料を大量に摂取しなければ胎児に心配は無いと考えられると言ってきましたが、それでも危ないものは摂取したくないのが妊婦というものです。
ここでもし、甘味料を食べた際にもし胎児に影響が出るとしたらどんな影響が出るのか。
上でも少しお話ししましたが、もう一度詳しく説明していきたいと思います。
フェニルケトン尿症
アスパルテームという人工甘味料を摂取していると、8万人に1人の割合で胎児がこのフェニルケトン尿症という先天性代謝異常疾患を起こすリスクがあることが言われています。
このアスパルテーム甘味料はいったいどんな食品に使われているのか、ここが気になるところですよね。
アスパルテームが使用されている食品
カロリーゼロのダイエット系ジュース。お菓子。
スーパーなどで売られている「パルスイート」
し…知りませんでした。あの有名なパルスイートが実は胎児に危険があるものだったなんて…。
何に危険が潜んでいるのか分からないものです。
下痢による子宮収縮
良く甘味料を食べるとお腹が下る、ゆるくなるという話を聞きますね。
パッケージの裏などにも記載してあります。
その下痢が実は胎児に良くない影響を与えます。
下痢を起こすことで子宮が収縮し胎児を苦しめることになるからです。
もし人工甘味料を摂取することで下痢を起こしやすい体質でしたら、なるべく人工甘味料を摂取することは避けたほうが良いかもしれません。
甘味料は癖になりやすい
人工甘味料は、少量ですごく甘く感じる様に作られています。
これを継続して摂取していると体のほうが甘さにマヒしてしまって、普通の甘さでは物足りなくなってしまいます。
これが胎児にとても危険なことと結果的になってしまう可能性があります。
妊娠をしていなくて普段の生活で摂取している分には良いかもしれませんが、妊娠をしていざ人工甘味料をやめてみようとしてもそこまで依存してしまっていると難しいかもしれません。
甘味料に依存する前に一度生活を見直して、甘味が少量でも満足できるように改善していくことが大切になってきます。
例えば、洋菓子でなく和菓子を食べる。
スイーツではなくフルーツを食べる。
もちろんどちらも食べ過ぎてしまうと同じことなので注意が必要ですが、我慢しすぎないで代替していくという事も大切なのかもしれません。
もし、どうしても甘いものが食べたい場合には、植物性の甘味料である羅漢果がお勧めです。
これは中国の山岳地方でしか生育しないウリ科のつる性植物から作られている植物性甘味料であり、妊婦さんにもお勧めされている甘味料です。
[ポイント3倍_22日1:59迄]羅漢果 顆粒 (ラカンカ)500g★最高純度98%★5倍濃縮[らかんか 顆粒/羅漢果茶/甘味料/ほぼノンカロリー
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また、良く知られている名前としてはラカントという名前で販売されています。これならスーパーなどでよく見かけますね。
私も今度から人工甘味料を購入する際にはラカントを購入してみようと思います。
まとめ
それでは簡単にまとめてみたいと思います。
妊婦さんにとって甘味料は良くないと言われていますが、日本国内で正確な危険量というのははっきりと算出されていないようです。
ただし、人工甘味料の中で「パルスイート」などのアスパルテーム甘味料に関しては、8万人に1人の割合で胎児がフェニルケトン尿症という病気になってしまうことが分かっており、妊娠中は避けたほうが良いとされています。
そのほかにも、今は日本国内では使用禁止にされている、チクロとズルチンという甘味料ですが、これらにおいては奇形児が生まれる可能性があったり子供が口にして死亡してしまったりする症例があるので絶対に避けてください。
と言っても繰り返しになりますが、この2つは日本国内で使用されていることはありません。ただ、海外から輸入されたものの中にはまれに入っていることがあるそうなので、一応チェックしておくことにこしたことはありませんね。
それ以外の人工甘味料で特筆して危険視されているものはありませんでした。
しかし、あくまで普段普通に摂取していればの場合ですので、何につけても過剰に摂取をすることは避けるようにしてくださいね。