忙しい朝に、そして冬の寒い朝に、また、赤ちゃんの居るお宅は1日に何度もミルクを作りますから、その度に、お湯が必要です。
そんな時、ポットは必需品です!
しかし、ふと内側を見てしまった(?)とき、ショックを受けることがありますよね。
何やら、白くこびりついた汚れが、恐ろしく浮き出ていることがあります。
そこまでいくと、かなり頑固な汚れになっているわけですが、この「ポットの汚れ」は日々着実に付いていくので、どうにかして洗浄して落としたいですね。
でも、洗淨剤は嫌!という人も。
そこで、今回はポット洗浄に「お酢を使う方法」について、簡単なやり方や洗う頻度などをご紹介します!
ポットを洗いたいと思ったら、水でゆすぐだけではダメです。
かといって、電気ポットだと、洗剤を使ってジャバジャバと洗うわけにもいきませんよね。
そこで、専用のタブレット状になった洗浄剤が、電気店やホームセンターなどで手に入れることができるようになっています。
しかし、食べたり飲んだりするために使う物には、できる限り洗剤など化学物質を使いたくない、ましてや、赤ちゃんのミルク作りに使うポットなら尚のこと、そう思うのもよくわかります。
そこで、洗浄剤に変わるもので、できるだけ安全なもの、すなわち「酢」(食酢)を使いましょう!
酢は、料理に使うものですから、もしポットに残っていたとしても大丈夫ですね。
そして、ポットの白くこびりついた汚れって、実は、水道水に溶け込んでいるカルシウムなどのミネラル成分が、わずかな水垢などの汚れ成分と一緒に固まったもので、アルカリ性の汚れなんです。
時間が経つほど、この結晶は大きく固くなり、少々こすったくらいでは落ちなくなってしまっていますから、取り去るには、何かの力を加えてやる必要があります。
酢は、臭いをかぐと鼻にツンとくるくらい強烈ですが、結構きつい「酸性」の液体なので、中和作用で、この水垢やカルシウムなどが合体した「アルカリ性」の汚れを分解する力があるのです。
ですから、酢を使ってポットを洗浄すれば、内側のこびりついた汚れも、ピッカピカになること、間違いなしですね!
では、「酢」を使ってポットを洗浄するときの、簡単なやり方をご紹介します!
湯沸し機能付きの電気ポットの場合、ポットの中に、酢をコップ1杯程入れたら、水を足して、可能な満水量いっぱいになるように入れます。
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そのまま「湯沸し」にして、湯が沸いたら電源を切り1~2時間置いておき、中のお湯を捨てます。
<注意>お湯でやけどをしないように、充分に注意して捨てましょう。
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まだ残っている汚れの上を、ネットクリーナーやきれいな布巾で、優しくこすって落とします。
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酢の臭いが取れるまで、水でゆすぐか、もう一度お湯を沸かして捨てるなどしてみましょう。
また、“手で持って振れるくらい”の小さめのポットの場合は、中に入れる「酢水」の量をもっと減らして、満水量の4分の1とか3分の1で良いので、ポットで湯を沸かすか、鍋で沸かしたお湯を入れるかして、汚れを溶かしてくれるようにポットごと振る、というやり方もあります。
それに、汚れがこびりつきすぎて年季が入っている場合には、一度では取れないこともありますので、あきらめずに再挑戦してみてくださいね。
何度かやっていると、落ちてくれるでしょう!
ポットは、どうしても使っていると、水を入れて湯を沸かしているだけなのに、いつの間にやら汚れが付いてきてしまいます。
では、ポット洗浄の適度な頻度って、どのくらいなのでしょうか。
だいたい、1~3ヶ月もすれば、覗いてみた時、内側に汚れが付いてきていると思います。
ピカピカだったものが、なんとなくくすんでくるというか、ツルツルでなくなっているというか。
ですから、その1~3ヶ月のうちに一度は、ぜひ洗浄をしたいですね。
だけど、本当は、汚れに気付くようになる前にキレイにするのが理想ですよね。
何度かやっていると、落ちてくれるでしょう!
いつも湯沸しに使っているポット。
水かお湯しか入ってないのに、いつの間にか内側が汚れでたいへんなことに!
この汚れを洗浄して落とすために、体に害なく安心な汚れ落としとして「酢」を使う方法があります。
そこで今回は、酢を使ってポット洗浄するときの、簡単なやり方と頻度について、ご紹介しました。
これなら、赤ちゃんのミルク作り用のポットにも安心で、とても簡単な方法なので、いつもキレイにポットを使うことができますね!
また、汚れは「ためない」ことが、簡単に落とすためのコツです!
ガンコ汚れになる前に、定期的に洗浄するようにしましょう。