子供たちと楽しい毎日を過ごし、一緒に成長していくことができる
素敵なお仕事「保育士」ですが、やはり突然退職しなくてはならい事由や、
様々な理由で辞めなくてはならないことってあります。
しかし一番気になるのは「保護者」です。
今までは「先生」と「保護者」だった関係が、保育士を辞めると
「先生」ではなくなりますので、
どうやって聞かれたくないことを逃れるのか
または逆にどのように仲良く接してよいのかなどわからないことが沢山だと思います。
実際問題職員は辞めてしまったら答えられない範囲でもあります。
ですので実際に退職したあと、体験したことからどうしたらよいかをお伝えしたいと思います。
園にもよりますが、保護者とのやりとりやプライベートに顔を突っ込むことは
一切禁止の園もあれば、自己責任として仕事帰りに一緒に食事にいっていたり、
退職後ママ友として接して遊んだりなど勤めた園によって規定は様々です。
しかし大体はNGなことがとても多いです。
自分の園は保護者と保育士がなるべく本音で話していく姿勢を作っていたので
退職後も「先生、もう辞めたんだから園のこと教えてよー」なんて
迫られることは沢山ありましたが、
そこは上手に笑いながら内緒に持って行ったり、
言っても大丈夫な部分だけをチョイスして保護者との距離を保っていました。
しかし中には、辞めた後「もう金輪際保護者とは関わりたくない」
「まずバレたくない」
そんな人は大体通勤退勤帰りに、芸能人のように
サングラスや帽子・マスクなどをしてばれないように帰宅を
心がけている職員もいます。
本当にわからない先生は誰だかわからないくらい隠しています。
「そんなのは面倒くさい!」そんな人はもし、保護者と退職後
ばったり立ち会ったら挨拶だけ上手にして
話が長引きそうになったら「すみません急いでいるので」なんて
穏便に対応してその場を去りましょう。
もう一つよく困る案件が
「連絡先を交換してほしい」
先生と保護者の時はできませんでしたが、
距離感が少し狭くなるので聞いてくる保護者の方もいます。
この件に関しては正直
「先生自身の判断」です。
プライベートがバレたりしても全然平気だったり
上手にプライベートの投稿を非表示にできる人は良いでしょうが
「そんな設定面倒くさい」人は園で指定されてなくても
「交換したいけど、禁止って言われてるんです」なんて上手に
勤めていた園の仕事規定や法則を使いましょう。
言いくるめや上手に言い訳するのがキーポイントになりますが
全然平気な人はお任せします。
自分は交換したことありますが、卒園している子のお母さんだったので
連絡は交換したけどほとんどきませんでした。
臨機応変に上手に対応していきましょう。
園によってですが「私、今年度で辞めます」と挨拶するところもあります。
しかしほとんどは退職を伏せて新しい年度になったときに
「あれ!?あの先生辞めちゃったの?」ということが多いです。
退職という言葉を明かすと様々な保護者の意見が飛び交うからです。
寿退社なのか、体調不良・職場環境・家庭などなど
保護者の方は「退職」と聞くと気になります。
中には堂々と「私今年度で辞めます」と宣言する人もいます。
ですので挨拶回りというよりかは、辞めた後に
「実は辞めたんです。」と公表した方が上手に辞めやすいです。
そして行事に遊びに行ったときに出会ったら上手に挨拶すればいいと思います。
行事にも顔を出したくて、道端でばったり会った時も、上手に辞めた理由を交わしましょう。
「退職」ということがバレた場合、ちょっかいを出す母親もいます。
逆に「うちのせいで辞めたの?」と自分を責めてくる保護者や
辞める理由を根掘り葉掘り聞いてくる保護者も多々います。
それはやはり子供を見ててくれたのに急に辞めてしまうことで
不安が走るからです。
つまり一番大事なのはやはり
「退職する」ということがバレないようにすることです。
もしバレてしまったとしても新しい年度が来ない限り
真実はわからないので「やめませんよー」なんて
上手にかわしましょう。
もしそれで辞めた後に保護者の方から嫌がらせのように
色々聞かれても「園で辞める辞めないは公表してはいけないことになってるんです。」
なんて園を上手に使って自分の身を守りましょう。
保護者の方も「園」つまり仕事の規定には何も言い返せません。
文句をいうかもしれませんが、仕事の規定に関して先生のことは何も責めることが
できませんので、一つの手段でもあります。
保護者の嫌がらせ具合は人それぞれですが、
あまりにもしつこかったら元職場の上司を頼ってもいいかと思います。
保育士を辞めた後に保護者との関わりかたをまとめてみました。
・保育士を退職した後は、園によるが仲良くするかは先生自身の判断
・保育士を辞めた後、挨拶回りというよりかは辞めた後に出会ったら上手に挨拶する
・保護者からの嫌がらせは園を理由にするが、ひどい場合は元職場を頼っても良い
退職理由を正直に述べる人もいれば、聞かれたくない人もいます。
「言い訳上手」がキーポイントですが、
やはり自分は「先生」をしていたということは残っているので
退職後の保護者との向き合い方は
「どれだけ自分のプライベートに関わってよいのか」という
ベクトルになってきます。
上手に保護者と関われることを祈っています。