五月病の症状ってどのようなものがある?うつ病との違いは?

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社会人になっていろいろと責任が出てきたり、職場に入ることになって人間関係が難しくなったりすると思います。

すると、仕事や周りの環境になじめない、そんな悩みも出てくるのではないでしょうか?
そんな時に、無気力になったり頭痛や不眠などの症状が出てきて、これはもしや5月病では?などと不安になったりしますよね。

そこで今回は、5月病とはどんなものなのかや5月病とうつ病の違いなどを説明していきたいと思います。

毎日苦しくてやりきれない。そんなつらい思いをしている人にこそ読んでほしい記事にしますのでぜひご覧ください。

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五月病の症状ってどのようなものがある?

5月病かな?と不安になった時に、5月病はどのような症状が現れるのかを明記していきたいと思います。

まず、5月病とは
仕事や入学、転居などによる環境が変わった際に、最初のうちは張り切っていろいろ行動していたにもかかわらず5月の連休明け頃からなんとなく
・気分が落ち込む
・疲れやすくなる
・仕事や学校の勉強、家事などに集中できなくなる
・眠れなくなる
・スランプ状態に陥ったりする

このような状態になってしまうことです。

そして、このような精神的な症状だけでなく身体的にもこのような症状が現れます。
・食欲不振
・胃の痛み
・めまい
・動悸

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5月病はなにも、新入社員だから起こるというわけではありません。
内向的で孤独に陥りやすい人や過保護に育てられた人、完璧主義者などが陥りやすいとも言われています。

大抵の場合は一過性のものであり、1か月~2か月で自然と環境に慣れて症状が落ち着くのが5月病です。

しかし、その1か月~2か月でもつらいものです。
そこで、5月病かな?ちょっと不調だな?と思ったら次のことを試してみてください。

・趣味やスポーツなどをしてストレスを解消する
・睡眠時間をたっぷりと取る
・ゆっくりとぬるめのお風呂に入ってリラックスをする
・好きな音楽をゆったりと聞く
・アロマやお香などでリラックスタイムを作る
・リラックスヨガを行う
・映画やコンサート、小旅行などへ行き普段とは違う環境で気分転換を行う
・新しい目標を作って心機一転する
・友人や先輩に苦しい胸の内を吐き出す(話を聞いてもらう)

とにかく、今の状況はストレスがたまったり体調に変化が起こってしまったりしている状態です。
普通にしていても気が沈んだりしてしまうので、気分転換やストレスを発散することが何よりも大切になってきます。

仕事や人間関係を完璧に行わなければならない、この固定観念を捨てて何事もほどほどに…。という気持ちを持ちながら過ごせると良いですね。

五月病とうつ病の違いについて

しかし、5月病の症状はうつ病と似ているところがあります。
そこで、5月病とうつ病の違いについて書いてみたいと思います。

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上に書いたように、5月病は環境が変わったり完璧主義であることで初めは張り切ってうまくいっていたものが徐々に気分が落ち込んでうまくいかなくなったり、眠れなかったり集中できなくなったりするものです。

そして、うつ病では

・眠れなくなる
・食欲がなくなる
・性欲がなくなる
・疲れやすくなる
・1日中落ち込んでいる
・趣味や好きなことに打ち込めなくなる
・死にたくなる
・言葉数が少なくなる
・悲観的になる
・涙もろくなる

などの症状が見られます。

また、うつ病になることで自律神経がおかしくなってしまい

・食欲不振
・腹痛
・頭痛
・吐き気
・ほてり
・手の震え
・めまい
・動悸

などが現れることがあります。

共通していることは
・気分が落ち込む
・眠れなくなる
・疲れやすくなる
・食欲不振
・めまい
・動悸

などがあります。

ただ、5月病の場合は「1か月~2か月」で環境になじんでつらさが解消されるのに反し、うつ病の場合は改善されることがありません。

また、うつ病の場合は、特に気分が落ち込んで食欲がなくなり痩せてしまったり、女性でしたら生理が来なくなってしまったり、常に悲観的になりなんてことはないのに泣いてしまったりします。

私も鬱っぽくなってしまったことがありますが、本当になぜこんなに自分が落ち込んでいるのか自分でもわからないままどんどんと不安や悲観的な感情に陥ってしまい抜け出せなくなってしまいました。

一見似ているような5月病とうつ病ですが、これはまだ自分で何とかなると頑張ってしまわないことが大切になってきます。

もし、自分がうつ病ではないだろうか?もしくは5月病ではないだろうか?と不安になってしまったら、とにかく誰かに相談するようにしてください。
自分一人で抱えていても何も良くはなりません。

専門医、つまり精神科や心療内科、またはかかりつけ医でも構いません。
そういうところへ行くのがちょっと…と言う人には、地域の保健所や保健センターの相談窓口などへ相談するのも良いですね。
また、全国共通の「心の健康統一ダイアル」というところもあります。ここでは、心の問題だけでなく、様々な相談窓口もありますので少しでも気がかりなことがあったら相談してみるのも良いでしょう。

何より、誰かに話をすることで自分の心の状態も整理できますし気持ちも軽くなります。

決して一人ではないということを頭に置いておきましょうね。

まとめ

では、まとめたいと思います。

・五月病の症状ってどのようなものがある?
気分が落ち込む
疲れやすくなる
仕事や学校の勉強、家事などに集中できなくなる
眠れなくなる
食欲不振
胃の痛み
めまい
動悸

・五月病とうつ病の違いについて
うつ病の症状

眠れなくなる
食欲がなくなる
性欲がなくなる
疲れやすくなる
1日中落ち込んでいる
趣味や好きなことに打ち込めなくなる
死にたくなる
言葉数が少なくなる
悲観的になる
涙もろくなる
食欲不振
腹痛
頭痛
吐き気
ほてり
手の震え
めまい
動悸

5月病との共通項

気分が落ち込む
眠れなくなる
疲れやすくなる
食欲不振
めまい
動悸

5月病は1か月~2か月で症状が落ち着いてくるがうつ病はずっと陰性症状がずっと続く
気になった場合には心療内科へ通うことを考えたほうが良い

いかがだったでしょうか。
自分が5月病かそれともうつ病なのか…。
不安に思うことでしょう。

しかし、5月病でしたら2か月すれば徐々に改善されていきます。その間どうしてもしんどいようでありましたら、心療内科に通っても良いでしょう。
何よりストレスをためないようにすること、気分転換をすることに重点を置いて生活をしてください。

社会人生活が円滑にいくように祈っております。
頑張りすぎないようしてくださいね。

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