お年玉は新札がマナー!?両替方法や折り方も紹介

その昔、私は、自分が大人に向かって年を重ねてゆくことを、

あまり素直に喜べない子供でした。

なぜなら、理由は簡単、子供の特権を失うからです。

それは、子供だけのお楽しみ、「お年玉」を、

大人になったらもらえなくなってしまうこと。

これが一番残念なことでした。

大人になり、今度はお年玉をあげる立場になりました。

子供のころはお年玉を待ち望んでいたけれど、

大人にとっては微妙な行事だなあ、なんて思ってしまう自分がいて、

やや反省です。

頂いてきた分、今度はお返ししなくては、ですね。

そしてお返しすべき時、ふと疑問に思ったことがあります。

それが、お年玉は新札で用意すべきかどうか?です。

自分が貰っていたときにはあまり気にならなかったことですが

あげる立場になった際に

あれ?と思うようになりました。

そこで今回は、そんなお年玉についてのマナー、

お札の折り方などをお伝えしてゆきます

 

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お年玉は新札で用意するべき?意外と知らない正しいマナー

日本では、ご祝儀(お祝いごと)と不祝儀(お見舞い・お悔やみなど)とで、

お札を使い分ける習慣があります。

まず、ご祝儀は新札を使います

お年玉も、新年のお祝いとして子供に渡すものですから、ご祝儀ですね

あらかじめ予定のわかっているお祝い事に対し、

普段は手に入りにくい新札を使用することで、

お祝いに向けて前々から準備をしておいた、という気持ちを表します

ご祝儀やお年玉で旧札を使うということは、

お相手のことを思って用意していない、何も考えていない、

というような、あまりよくない印象を与えてしまうかもしれません。

一方、不祝儀では旧札を使います。

けがや病気、お悔やみなど、いつ起こるのかわからないことですよね。

急なことで、なんの準備も用意もないので取り急ぎ用意しました、

という意味で旧札を使います。

不祝儀で新札を使うことは、不幸な出来事に対し、事前に用意していた、

ということになるので、大変失礼にあたります。

祝儀と不祝儀の違い、心に留めておきましょう!

 

お年玉の準備!新札はどこで両替できる?

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お年玉には新札を入れるべき、ということがわかりました。

では、いざ新札が必要となったとき、

どこでどのように両替することができるのでしょうか

一般的には、銀行や郵便局の窓口ですることが多いです。

また、銀行に設置してある両替機を使う方法もあります。

しかしいずれも、12月30日までの対応ですので、そこを逃してしまった、

という場合は、デパートなどで両替をお願いするのもよいかもしれません。

また、銀行や郵便局でも、両替期間内であっても両替希望者が殺到すれば、

新札不足になることが考えられますので、

12月になったらなるべく早い時期に両替をすませておく、

というのが一番かもしれませんね!

 

 

お年玉に入れる時にふさわしい新札の折り方

お札だけではなく、その折り方にもマナーがあるのをご存知ですか?

分かりやすい覚え方は、

「袋から出して開いたときに、お札の表面が見える」風に折る

ということです。

お札は、人物が描かれているのが表です。

表が見えるように置いたお札を、まず左、次に右、の順に三つ折りにします

(一袋にお札を数枚入れる場合には、すべて重ねて、同じように折りましょう)。

そして、袋を表に向けて、先ほど折ったお札を入れます。

天地が逆さまにならないように注意です。

ちなみに、お年玉を硬貨で贈る場合はどうなるでしょう。

この場合、袋を表に向けて、硬貨を表にして入れます。出したときに、

表が見える入れ方という点で、お札と同様ですね。

硬貨は、絵柄や漢数字が刻印されている面が表となります。

まとめ

今回は、「お年玉」について、そのマナーやお札の折り方、

入れ方などをお伝えしました。

そこには贈る相手のことを想い、

気遣う気持ちが込められていることがわかりました。

そういう、大切な気持ちをこの先も引き継いでゆくための方法として、

マナーは存在するのかもしれません!

贈る気持ち、大切にしていきたいですね。

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