みなさんは節分で余った豆ってどうしていますか?
使い道は、毎年、決まっていますか?
今回は、節分の豆が余ったときの活用法について、
ご紹介したいと思います。
まずは、節分の豆が余ったときの、
大豆への戻し方をご紹介します。
戻すことで、
アレンジレシピの幅も大きく広がりますので、
これはぜひやってみてください。
用意するものはヨーグルトだけです。
豆をヨーグルトにひたひたにつけて、
一晩冷蔵庫に置いておいてください。
そうすると、豆がヨーグルトの水分を吸い込み、
ふっくらやわらかな大豆になります。
茹でる必要もなく、そのまま料理に使えます。
サラダにも肉料理にもよく合いますよ。
水につけて戻すこともできるのですが、
そうすると、大豆の旨味成分が水中に溶け出し、
食べたときに水っぽく感じられるという
難点があります。
ヨーグルトには、
水分と油分が豊富に含まれていますから、
ヨーグルトの水分で大豆を戻すことができ、
かつ、ヨーグルトの油分でもって
水分が外へ出て行かないよう
コーティングしてくれる働きもあります。
大豆を戻すなら、ヨーグルトがおすすめです。
さて、では、節分の豆を使った
アレンジレシピをご紹介します。
豆が少しだけ余ったときは、
簡単なおやつ
“鉄火みそ(節分豆バージョン)”
にリメイクしてしまうのがおすすめです。
〈用意するもの〉
・大豆(半カップ)
・水(1カップ)
・きび砂糖(半カップ)
・味噌(半カップ)
〈作り方〉
フライパンにアルミホイルを敷いて、
大豆を、焦がさないようにじっくり炒ります。
大豆がカリカリになったら、
水ときび砂糖を加え、
沸騰したら弱火にしてそのまま15分ほど煮ます。
味噌を加えて、
水分がなくなるまでこねこねと練り上げたら完成です。
私はおやつとして食べますが、
普通にご飯のおかずとしてもおいしいですよ。
節分の豆がたくさん余ったときは、
お米と一緒に炊飯器に入れて“豆ご飯”にするのも
おすすめです。
豆だけでもおいしいですが、
薄く切ったにんじんやしいたけなども一緒に炊くと、
さらに風味よく、
おいしい炊き込みご飯が出来上がります。
また、
豆を戻さずに固いまま使うアレンジレシピもあります。
おすすめは、ハンバーグに入れて焼くことです。
豆をそのまま入れると大きすぎて、
ハンバーグの形が崩れてしまいますので、
最初に粗く刻みます。
あとは普通にハンバーグを作る要領で、
ひき肉に塩こしょうで味付けをして、
卵、酒、おろししょうが、
そして先ほど刻んだ豆を入れて、
たねを作ります。
ごま油で両面をじっくり焼いてください。
中まで火が通ったら完成です。
節分の豆特有のこうばしい風味と
コリコリの歯ごたえがおいしい、
“豆ハンバーグ”ができます。
普段わざわざ買ってくることのない
節分の豆だからこそできる、特別なレシピです。
豆ハンバーグは特に、
みなさんに作ってみてほしいと思います。
いかがでしたでしょうか。
節分の豆が余ったときの
活用方法についてご紹介してきました。
豆は、戻して使えば、大豆として、
さまざまな料理に使うことができます。
戻すときは水よりもヨーグルトがおすすめです。
ひたひたのヨーグルトにつけて一晩冷蔵庫で
寝かせてください。
ふくらませた大豆で、鉄火みそや、
炊き込みご飯を作ることができます。
戻さずに使うときは、包丁で粗く刻んで、
ハンバーグのたねに入れる、
「豆ハンバーグ」がおすすめです。
みなさんもぜひ、節分豆の、
お気に入りのアレンジレシピを見つけてくださいね。
参考になりましたら幸いです。