お通夜で数珠のタイミングと持ち方とは?さらに意味も知れば知識人!

突然ですが数珠をお持ちですか?

私は成人してからお通夜や葬儀・告別式に参列する機会があり、「私ももう大人だし・・・」と数珠を購入する機会がありました。

ですが・・・あるわ、あるわ!数珠の多さにびっくり。

お店の人のアドバイスと予算の折り合いをつけて無事購入できましたが、いざお通夜や葬儀で使用しようとしたら、出すタイミングや持ち方がいまひとつわからず、まわりをキョロキョロ見回す始末・・・。付け焼刃ではどうにもなりませんでした。

そんな過去の私のようにならないように、お通夜での数珠マナーについてまとめてみました!

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通夜で数珠のタイミングっていつがいいの?

では、数珠はどの段階で手にもっていればいいのでしょうか?

それは、“式の始まりから終わりまで常に”です。

通夜が終われば外して構いません。

もし通夜の後、通夜ぶるまいなどに招かれた場合には、数珠は畳やテーブルなどに直接置かずに数珠入れにしまいましょう。

もし、数珠入れが用意できないといった場合には、ハンカチなど何かしらを下に敷いてから置きましょう。

また自宅での保管は、数珠掛けがあれば掛けて、無ければお数珠入れにいれて保管しましょう。

次に使う際に慌てないよう、喪服のポケットやバッグに入れておくのもおすすめです。

訃報を聞いたときは慌てがちですから、無くしたり、忘れたりするのを防ぐことができますね!

通夜で数珠の持ち方に決まりはあるの?

数珠は原則左手で持つようにとされています。

座っている時は左手首にかけ、立つときは左手首にかけるか、左手で持つようにします。

これは

・右手は不浄だから
・悪い気は左から入ってくるので、数珠に守ってもらう

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など、諸説あるようです。

お焼香もしくは合掌の時は、お数珠の房を真下に垂らして、

・左手の親指と人差指の間にかけて親指で軽くおさえ、両手を合わせる。

・両手の親指以外の4本の指にお数珠をかけて手を合わせる。

の、二通りの持ち方があります。

上に挙げた持ち方以外に、宗派によって持ち方が違う場合もあります。

ご自身の宗派がわかっている場合はその宗派の持ち方、数珠(本式数珠)を持つ方が良いかもしれませんね。

普段お世話になっているお寺さんに聞くのが一番ですが、あまり親しくない・・・といった場合には動画サイトでも持ち方が紹介されています。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLI8923jtEkYNy4ZtLkshsI3A35UqSmIbC

通夜で数珠を持つのはなぜ?

さて、いまさらの話ですがなぜお通夜・葬儀に数珠を持つべきとマナーづけられているのでしょうか?

簡単に言えば、お通夜・葬儀に数珠を持っていくのは故人、仏様に対する敬意のあらわれとされています。

また、数珠は持つ人を守る、お守りとしての役割もあります。

もしお通夜で忘れたかといって、人から借りる・貸すのは絶対にやめましょう。

最近はアクセサリーでブレスレットタイプの数珠もありますよね。

これはお通夜や葬儀の場には相応しくないので使わないでください。

最近は店舗まで赴かずに、通販でもかわいい・かっこいい数珠を買うことができます。

是非、ご自分に見合った数珠・数珠入れを探してみましょう!

<京都の数珠専門店 はな花>

まとめ

いかがだったでしょう?

数珠はその所持する人を護る、お守りとしてあるものです。

お通夜・葬儀に忘れたからといって、格好つけに貸し借りをするものではありません。

ひとりに一つ持っているべきものとされています。

お通夜・葬儀の際には式の最中ずっと手に持ち、故人を偲びましょう。

また、数珠の紐は使用していればいつかは磨耗して切れます。

数珠の紐が切れることで、縁起が悪い!?と心配される人も多いそうですが、そう気にすることではないそうです。

ポジティブに、「悪縁が切れた」「数珠が身代わりになって、自分に降りかかるはずだった災難を引き受けてくれたんだ」と考えてみるのがおすすめです。

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