保育の外遊びの夏のネタ5選!オススメ遊具や遊ぶ時間は?

暑い夏になると汗をたくさんかきながらも子供たちは公園や園庭を元気に駆け回りますよね。

そんな時せっかくの夏を楽しめるような遊びがあったほうがより楽しくなりますが、なにをして遊ぼうかという遊びネタに困りませんか?

そこで暑さや水分補給に気を付けながらできる遊びを今回は5選と外遊びで気をつけたいことを保育士の経験をもとに、ご紹介します。

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保育の外遊びの夏のネタ5選!

夏だからこそ楽しくなる遊びをご紹介したいと思います。一つずつ解説もいれて、わかりやすくすぐに実行できるものを選びました!

なんちゃってスイカ割

実際にスイカを用意するのは大変ですので、砂で山を作っていきます。水も使用してかなり頑丈にするのがベストです。やり方はご存知の通り、スイカ割と同様に目隠しをしてバットを持って(棒でも可)みんなの掛け声の誘導で山を崩していきます。

なのでかなり固く仕上げると子供の力でもなかなか壊れないので楽しめます。暑いので日陰に山を作ると涼しいので山の場所のヒントにもなります。
注意点としては声をかける時に「あっち!こっち!」は禁止。

「後〇歩だよ!」など数字を使うことを促すとより一層盛り上がります。

あとは周りに人がいないように気を付けましょう。ですので保育者は常に山の近くにいると、もしものことがあったときにすぐに対応ができます。

色水かけっこ

公園・または園庭の端っこに色水を一つずつ色違いに用意します。そしてその後ろに大きい画用紙を用意してあげます。
ルールはいたってシンプルでどちらがより相手の用紙を自分たちの色でたくさん染められるかです!かけすぎて破れてもokとします。

準備物は

・色水2つ
・入れるバケツ(たらいもおすすめ)
・背中に貼る布・または半紙(習字に使用する紙)
・大きな半紙
・水を汲めるような小道具(おままごとのお椀など)

途中途中に段ボールなどで盾を作ってあげるとより一層盛り上がりますが、準備が大変な場合は無しでも「よける」という行動にスリル満点なので大変楽しいです。

そしてもう一つのルールとしては「相手の色が自分の背中にあたったら終了」背中に半紙を大きく貼って、相手の色が目でわかるくらい、かかってしまったらその子は戦闘不能になります。

そして水をかける道具はおままごとのスプーンでもいいしバケツもokです。さらにアレンジを加えるのなら途中で水鉄砲を少しだけ数を決めて用意をし、
水鉄砲を使っていい合図」を出します。つまり特別タイムのような感じです。

そして次の合図で水鉄砲の使用が一時不可になります。まるでゲームの世界にいるような感じになります。

一人ひとつ水を汲むものを持って対戦するので大きい年になると
どの道具が水をより汲みやすいかなど選ぶのも楽しいです。

気を付けることは相手の顔にかけないようにする、、、といってもゲームなのでかかってしまったらソッと仲介に入りましょう。
あとは協力して行うゲームなので喧嘩をしないようにすること水鉄砲を取り合わないことを伝えます。

一応時間制のゲームなので取り合ってるとその間に負けます笑

影踏み鬼

夏だからこそ影が多くなります。木々が多い公園などは日陰と日向が多いので普通の鬼ごっこにアレンジをかけた遊びです。
ルールは簡単で、鬼が10数えたら開始です。鬼以外は影に入れますが、10秒しか入れません。10秒たったら鬼がはいってきます。

そして鬼にタッチされたらその子も鬼になります。増え鬼です。
鬼が勝つか、負けるかのゲームになります。

気を付けることは、10秒の数え方で人によってテンポが違うので事前に数えるテンポを合わせておきましょう。
あとは負けたり鬼にタッチされてもゲームなので泣かないことを事前に告知しておきましょう。

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水運び競争

グループは多いほうが楽しいです。4チームくらいに分けて距離が離れたところにバケツを置きます。スタート地点にもバケツを置きます。スタートの合図でお風呂の桶のように水を運べるもので遠いところにあるバケツに水を決まった位置まで入れチームが勝ちです。

準備するものは

・桶くらいのバケツチーム分×2
・子供たちが運べるくらいのバケツ
・水が入るバケツに貼るテープ

事前にバケツにシールを貼っておくとそのラインを越えたチームが「ゴール」になるので判断がつきやすいです。
注意としては水の運び方を事前に保育者がいい見本と悪い見本をみせるといいでしょう。
あとは同様で喧嘩したり負けても泣かないように補助していきましょう。

保育の外遊びでオススメ遊具は?

保育での外遊びは暑くて大変ですがどの遊具がオススメなのかをざっくりとご紹介したいと思います。

正直、夏の暑さで鉄の遊具は暑くて触れない可能性もありますので「木造」の遊具のように熱をこもらない遊具がおすすめです。幼児だと「あつっ!」程度で済みますが、乳児などまだ皮膚があまり強くない子だと火傷の可能性もありますのでなるべく鉄製ではなく、木造にしましょう。

そうなるとブランコも要注意で座るとこは大丈夫でも握るところが鉄ではないか、カバーされているかどうかを保育者が事前にきちんと確認しておきましょう。

逆に鉄製のような遊具しかない場合は、水を一度ホースなどでかけて少し冷やしてしまうのも一つの手段です。

滑り台も今はだいぶプラスチック製が多いですがまだまだ鉄や銀色の滑り台があって直接太ももなどにあたると大人でも「熱い!」と感じるのもあるので、使う前に保育者がきちんと確認して遊具を使うようにしましょう。

夏でも楽しい遊具は日陰に設置されている遊具や、風を感じられる回る遊具やちゃんとカバーがついているブランコなどがおすすめです。

おままごとは年中無休楽しいですが、時折「どうして炎天下の下でやるの?」とツッコミをいれたくなるくらい公園の日が照るど真ん中でやっている子もいるのでその時は水を撒いて地面の照り返しを軽減してあげたり、日陰で遊ぶように誘導したり、水の入ったバケツをそばにおいて首に自分たちで冷やす行為を教えてあげて遊びましょう。

保育の外遊び時間で夏の場合はどれくらい?

夏は日が長い時間が多いです。ですのでつい気づいたらもうこんな時間ていうことが多いです。午前中の場合と午後の場合に分けてご紹介したいと思います。

午前中の場合

大体自由時間が10時前後から始まるとこが多いので暑くなりかけている時間です。お昼もあるので最大でも長くて一時間にしておきましょう。

水分補給もしますが公園は照り返しが強いのでしっかりと日陰でちゃんと細目に水分補給をさせたり、しっかりと保育者が配慮して熱中症のないようにします。

お昼に近づくにつれて暑さが増す時期なのであまりにも暑すぎてやばいと思ったら「日陰で遊ぶ時間」も一緒に作って遊ぶようにすると夏の病気防止にもなりますよ。

午後の場合

午後は大体お昼寝が終わった後なので暑さが残っているか引いていく時間です。

涼しくなるのですがお帰りの時間も入ってくるので大体30分から1時間がベストです。夕方になるにつれて肌寒いと感じることもあるので気温によっては「お水禁止」にしてもいいでしょう。

逆にずっとジリジリと暑いこともあるので早めに切り上げて室内で遊ぶのにシフトするのも子供たちの体調管理にもなるのでベストです。

逆に本当に暑すぎて危ないときはお昼寝の後も室内で遊ぶという手段もあるのでそこは園によって暑さ判断の基準が違いますので外に出る前に主任や上司とよく話し合って行動していきましょう。

まとめ

今まで書いてきたことをまとめてみました。

・保育園の夏の遊びは水や影を使った遊びが面白くて盛り上がる
・保育園の夏のオススメ遊具は鉄製ではなく、木造など熱をこもらない遊具がオススメ
・保育園の夏の遊ぶ時間は午前・午後どちらも30分から1時間で水分補給を大切に遊ぶ

いかがでしたでしょうか?夏になるとついルーティン遊びになってしまいマンネリしがちですが、
少し道具を増やしたりするだけで遊びがとっても楽しくなります。園によっても規定が違いますので是非参考にして、
夏の暑さをぶっ飛ばすくらいにエンジョイできることを応援しています。

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