こどもの日といえば印象深いのが「こいのぼり」や「かぶと」ですよね。
園にも飾られたり中には立派な飾りを園に置くところもあります。
そんなこどもの日ですが、「どうしてもそれにしなきゃだめ?」
なんて思っている人もいるのではないでしょうか?
中には絶対にこどもの日はこいのぼりとかかぶとでしょう!というところもあります。
さて、実際に何を作ったら良いのか?
そして作る際に気をつけることや、何を用意したら良いのかをご紹介します。
こどもの為の材料ってこだわればこだわるほどお金がかかってしまい、園によっては「その材料は高すぎてNG」なんていう園もあります。
それも含めてお金をあまり掛けずに製作できるような材料も紹介します!
保育園のこどもの日で制作物はなにがいい?
こどもの日にちなんだ製作物って可愛いですよね。
でも、手間を掛けすぎても大変だし
こどもの日は一日しかないので次の日に持ち越すなんてこともしたくないかなと思います。
できるなら一日でできる簡単な製作を年齢別にもご紹介します。
①こいのぼり
・使用材料
折り紙・のり・すずらんテープ
クレヨン又はマーカー・ストロー
作り方
1・こいのぼりを皆で折ります
(この時幼児はなるべく一人で。乳児は簡単なものにしましょう。)
乳児の場合はこいのぼりの形にしちゃってもOK
2・作ったこいのぼりを画用紙にのりで貼ります。
3・こいのぼりの横にストローをのりでくっつけます。
(乳児は貼る作業を手伝ってあげてください)
4・金紙をくしゃくしゃに丸くして、ストローの先端付近にのりでくっつける
(乳児は事前に用意・又は○シール)
5・作ったこいのぼりや周りをクレヨンやマーカーで装飾
6・金色のところに好きな色のすずらんを裂いたものを貼る
終わりです!!購入するものはすずらんとストローのみ!
乳児は補助が多いですが、可愛い作品になるかと思いますよ。
②かぶと
・使用材料
のり・はさみ・新聞紙・金銀の折り紙・千代紙・クレヨン
作り方
1・新聞紙でかぶとを作ります。大きさは折り紙と同じくらい、または少し大きめ(乳児は難しいので折り紙でもOK)
2・画用紙に貼ります。
3・金銀の折り紙を小さくきります(イメージはさいの目くらい)乳児はビリビリしてもOK
4・一つずつ、つけるのは大変なので、金銀を撒き散らしたいところに、薄くのりを塗って作った金銀をばらまく
5・かぶとを置く台を書く(ベージュや薄い色で)
6・台を書いた枠の中にちぎった千代紙を貼っていく
こちらも上記同様ちぎったりする作業が多いですが、はさみを入れた理由としては、そのほうが金銀が綺麗に細かく舞っていて華やかさが増すからです。
金銀の折り紙が高くてそんなに使えない場合は、アルミホイルをちぎっても大丈夫です。
③ゴールデンウイークの思い出
・使用材料
クレヨン又はマーカー
特に順番はなく、自分が思い出に残ったことを書く
材料を用意できなかったり、なかなか浮かばなかった時の応急処置としても使えます。
あとはあまり凝ったものではなく、シンプルに思い出をイラストにしたいという園もあるので、こどもたちと逆に製作というよりかは、楽しかった思い出に浸りながら絵に残すのも素敵な思い出です。
少し凝るとしたら絵の具でスポンジしたりもいいですね。
④柏餅
・使用材料
綿・緑の画用紙・ボンド・クレヨン・紙皿・マーカー
作り方
①柏の葉っぱを作ります。緑の画用紙に葉っぱを書いてきります。
乳児は事前に出来上がっているものを用意しましょう。
②葉っぱにクレヨンで茎をかいていきます。
③次に柏を作ります。綿を好きな量取って気持ち丸くコロコロします。
④ボンドで作った葉っぱと柏をサンドイッチします。
ここは先生も手伝いましょう。
⑤乾かしている間に髪皿に好きなイラストや装飾をしていきましょう。
⑥紙皿に柏餅をおいて完成!
このままおままごとにも使えるのでとても便利です。
水に濡れるとマーカーが滲むので気をつけましょう。
保育園でこいのぼりの制作する際の注意点
実際にこいのぼりを作るとなると意外と準備物が多いので、やはりどんな材料を使いたいのかなど、事前に職員会議等で話しておきましょう。
中には自費だったり園の負担もあるのでお金の出所も注意です。
製作にあたって子供たちの注意としては
・乳児
まだまだ一人でできないことだらけなので、見本どおりにならなくてもそのまま進めてあげましょう。
こいのぼりが吹っ飛んでいたり逆さまになっていても、それがその子の味にもなるので半分みんなで揃え、半分は自由にやらせて上げましょう。
絶対にできそうでもはさみは2歳児で、絶対一緒にやりましょう。
・幼児
ほとんど自分たちでできますが、中には装飾にこだわりたい子もいるし、逆に早く終わらせて遊びたい子もいます。
皆で一緒に折ったりする時、早くできた子は周りの子を手伝ってあげるということにすると、退屈する子がでてきません。
そして装飾の時は「長い針が○まではちゃんと書こうね。」と時間は決めましょう。
適当にやろうとする子もいるのでちゃんとできているかは見回りましょう。
そして永遠に終わろうとしない子もいるので、「○分でおしまいね」と、終わりの時間も設けましょう。
保育者の注意点としては、作った作品を乾かすときに乾かすスペースを確保しましょう。
こどもの届くところにあると壊れてしまったりするので、気をつけましょう。
また散らかりやすい材料などはこどもたちと一緒に掃除などをして、綺麗にしましょう。
保育園でかぶとの制作する際の注意点
かぶとの作成も上記とあまり変わりませんが、唯一違うのは「折り紙」ではなく、「新聞紙」を使っているので、張る時にのりをつけるとよれ易いです。
ですのでかぶとの時は、画用紙にのりをつけてかぶとを貼りましょう。
そして新聞紙にも装飾をしたい場合は、マーカーだと染みてしまうので、クレヨンにしましょう。
乳児は折り紙でも大丈夫です。新聞紙だと弱いので、中には破いてしまう子もいるかと思います。
こだわりがあって新聞紙の場合は保育者の補助を多くして行いましょう。
「こいのぼりと違って立体感がない」と思った場合は、折り紙を追加して手裏剣を装飾にしてもかっこいいですよ。又は高級感を出したい場合は、
かぶとを置く台を千代紙で終えた後に、少しだけ綿をつけると立体感もでて、素敵な作品になります。
しかし、あまり時間がなかったり材料が大変な場合はやめて起きましょう。
まとめ
今まで書いてきたことをまとめてみました。
・こどもの日の製作は子供たちが楽しめる製作をし、材料を格安で手に入れよう。
・こどもの日でこいのぼりを作る注意点は、乳児は刃物を使わない。用事は時間を決めて製作すること
・こどもの日でかぶとを作る注意点は新聞紙なので優しく扱うこと。
一年に一度しかないこどもの日をどんな製作にしてあげるかこだわりたい人もいれば、あまりこだわらない人もいますが、製作は形に残るので、
是非こどもたちの思い出に残るような楽しい製作にしてください。
楽しい製作になることを応援しています。