保育園のプール開きの狙いや出し物で悩む!子ども達も楽しめるゲームとは?

保育園のプール開きの狙いや出し物で悩む!子ども達も楽しめるゲームとは?

もうすぐ子供たちが大好きなプール開きが始まりますね!

体温が高い子供たちは5月から汗をかく量がぐっと増えます。

水分補給がとても大切になってきますね。

実際にプール開きですが子供たちは「どうしてプール開きをするの?」と不思議に思う子や、中にはお水を怖がってしまう子もいます。

その為にも分かりやすく簡単に狙いや出し物・ゲームを交えて子供たちが楽しくプール開きそしてプールで遊べるようにできる方法をお伝えしたいと思います。

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保育園のプール開きでやる出し物とは?

実際に出し物となると劇でもないし、ストーリーがあるわけではないのでオリジナルが多いようですが、私の知っている園でやっていたことをお伝えしたいと思います。

先生たちの泳ぎ方披露

出し物というよりかは、プールで色んな事ができるとこんな泳ぎ方ができるよ!という披露。

先生たち二人ほど水着に着替えてもらい実際に入り方や遊び方などをナレーションに沿ってやった後、クロールしてみたり潜水など子供たちの興味を惹く泳ぎをするとさらにプールに入るのが楽しみになりますね。

ただ、浅すぎてできないところは足をバタバタして水しぶきをあげてみたり、子供たちではできないようなことをするととても喜びます。

プールの神様とお約束

これは知っている園でやっていました。

こどもたちでプールの前に集まり、どうしてプール開きをやるのかなど説明が終わった後、先生と子供たちで「プールの神様」を呼んで白い布を着たお祓いの棒を持った神様が登場します。

寒いですが下は裸足です。笑

そして神様がプールの前でお祓いをして清酒をまいたり塩を置いて子供たちに大きな怪我や水の事故が起こらないように祈ります

この時に正体がばれたくない人はナレーションの指示で無言で動く人もいれば、声をうまく変えてやる人もいました。

そして神様が来る前に手を合わせて祈ったらみんなも祈るんだよ。と伝えると一体感ができて小さな行事でも楽しめますね。

しかし神様で泣く子もいるのでそこは傍で「怖くないよ」と促すことが大切です。

プールで遊ぶ子供たち役を演じて劇

実際に先生たち3~4人でこども約を演じて、プールのお約束・やっていけないこと・遊び方・順番などこどもたちに分かりやすく伝える劇になります。

実際に口頭で「これはしてはいけないんだよー」と伝えてもお話に飽きて聞いてなかったりどういうことだろう?とわからない子もいるので実際に目で見てやってはいけないことなどを見ると

一番分かりやすいかと思います。ずっと劇だとこどもたちも飽きてしまうので「こんなことしていいの!?」と子供たちに問いかけながらやると飽きずにきちんと見てくれたり聞いてくれたりします。

保育園のプール開きでやるゲームとは?

いざ、子供たちがプールに入るとなってもただ遊ぶだけではせっかくの初プールもちょっと物足りない。

そんな時にお水が少し怖くても遊べるようなゲームをいくつかご紹介します。

ゲームというよりかは子供たちが喜びそうな水の遊び方も少し交えてみました。

宝探しゲーム

王道ですが、いくつか沈むおもちゃを用意して先生の合図やホイッスルでこどもたちが取りに行きます

人数が多い場合は二回に分けたり、プールが狭い場合には何人かに分けて行うとぶつかったりなどの怪我も防げます。

お水が怖い子も水に顔をくっつけなくてもいいので楽しく遊べますね。

注意するところは取り合いにならないよういすること楽しくなっているし、テンションもあがってしまうのでつい発生してしまいそうですが、取り合いになった時は相手を絶対に殴ったり嫌なことをしないこと。

そして追い子になったら「じゃんけんしよう!」と勝った方が取ったことにするなどにすると悔しくて泣いてしまう子もいますが、怪我には至らないので
少しでも安心できます。

みずかけっこ勝負

これは大きい年齢ほど盛り上がります。

ルールはとても簡単で

1.男女に分かれます。(グループでもよい)
2.どちらかが相手に背中を向けます
3.先生の合図でお手てで相手に水をかけます
4.合図で終わったら交代

実際のところ勝敗はないのですが、きちんと「やめ!」と言われたら止められたかどうか、お水をかける時は前にですぎてないかお手て以外でやってないかで決めても良いと思います。団体戦ですね。

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ワニさん競争

プールの端からワニさんのようにはいずって端までいったらUターンして帰ってきます。最初は短い距離ということでプールの横を使ってやりますが、動けるようになると縦の長さを使ってやると盛り上がります。

リレーにしても楽しいです。

個人戦やグループ戦とありますが、実際に順位は不正をしないでちゃんとワニで泳いでゴールした子なので先生の判断が少し大変です。

勝敗があるので、悔しくて泣いてしまう子もいますが、特にグループ戦のリレーの時は勝敗にこだわって人のせいにしてしまう子もいるかもしれないので
このゲームはやる前にきちんとお約束と注意事項が大切です。

一見大変そうですが、きちんとできると担任も一緒に楽しめるゲームです

ホースで輪くぐり

冒頭で書いた子供たちが喜ぶお水遊びです。

その園で使用していいか変わってきますが、プールに水を入れるホースがあるかと思います。

そのホースで子供たちをかけても喜びますが、ホースを上向きにして「お水のトンネル」のようにしてあげるととても喜びます。

時々ふざけて止まる子にはホースを急に変えて勢いよくかけてあげるとさらに喜びます。笑

ホースを扱うコツがありますが、上手く先端をつぶして「霧の雨」にしてあげたり、上向きにしてトンネルの状態から左右に振ってあげると「大粒の雨」になります。

中には目にかかるのが嫌な子もいるのでその子の位置を確認して遊ぶのも視野にいれとくと良いですね。

保育園のプール開きの狙いを伝えるには?

これから暑さが増してくる夏に冷たいプールはめちゃくちゃ気持ちいですが、実際になぜ「プール開き」をやるのか。

どうして保育園でプールを取り入れているのか。

「狙い」が必要となってきます。

こどもたちはあまり分からないかと思いますが、保護者の方はきっと気になっています

どういう狙いやコンセプトでやっているのか分かりやすく伝わる内容をいくつかご紹介したいと思います。

お水に慣れよう

一番多い課題かと思いますが、人生初めての冷たいお水はびっくりするし身体が慣れないのでびっくりしたり最初だけ「冷たい!」となります。

冷たい水もすぐには慣れません。

ですので遊ぶことも大切ですが、少しずつ冷たい水に耐性をつけることもとても大切ですし、寒さにも強くなります。

なので「うちの子プール苦手なんです」と不安を抱えている保護者の方には是非「遊ぶことが全ての目的ではなく、お水に慣れることが大切」ということを伝えて上げましょう。

みんなと一緒じゃなくても良いんです。

様々な動きができるようにしよう

普段公園で動かすのと動きや使う場所が異なってきます。

水の中では身体全体を使います。

使うことによって水を使った動き要は「クロール」「バタ足」などができるようになります。

ワニさんができたり、少しでも長く潜れたりなど。

身体の全てが水を感じて、そして通して色んな動きを習得していくんですよ。

その旨を伝えてもいいかもしれませんね。

水中での身体づくり

上記に似ていますが、今まで使わないところ・筋肉を使うので身体作りにはとても最適です。なのでプールが終わった後沢山遊び過ぎて寝てしまうお子さんもいますよね。

いつも使っていない筋肉を急に使ったことで疲れてしまう子もいますが、次第に筋力も付いてきて強い子になっていくこともあります。

もし、体育専門の先生がいる時はその先生に専門用語を交えながら伝えると保護者の方もわかりやすくなり、明確になりますね。

まとめ

今まで書いてきたことをまとめてみました。

・保育園のプール開きの出し物は子供たちが興味を引いて理解できるものにしよう
・保育園のプール開きのゲームはお約束をしっかりして行おう
・保育園の狙いは保護者の方にも伝わるものにしよう。

どれだけ遊んでも「お水が苦手・・・」いると思います。保育者もどうにかしてあげたい。という気持ちが走りますが逆に手を出し過ぎてしまうとトラウマにもなってしまします。

意外に子供たち同士で解決したり、「○○ちゃんがやってるからやってみる!」など自然と解決していく子もいます。

他にも「熱中症」には気をつけてくださいね。

保育園のプールは水没がないように低めに水をいれているので下半身は涼しくても上半身は直射日光やテントを張っていても熱くて熱が逃げにくいです。

なので水をかけるのが嫌な子でも「熱中症で倒れちゃうからかけさしてね」と、声を変えて肩や頭に少しだけでも水をかけましょう。

その旨を保護者にも伝えると分かってくれるかと思います。気をつけることが多いプールですがとても楽しいイベントです。

保育者も一緒に楽しいプールが過ごせるといいなと思います。

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