節分の日に保育園での行事はなにが良い?劇は?絵本は?

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節分の日が近づいてきましたね。

保育士さんの中では

節分行事の企画を考えなければならない人も

いるでしょう。

そこで今回は、

節分の企画はどのようなものが良いのか。

劇をする場合にはどのような劇があるのか、

絵本を読むとしたらどのようなものがあるのか…。

そこらへんを重点的にお教えしたいと思います。

参考にしていただけたら幸いです。

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節分の日に保育園での行事はなにが良い?

保育園での節分の行事は

いったい何があるでしょうか?

豆まき

これはオーソドックスですが、

先生が鬼の格好をして子ども達の前に登場します。

子供たちは豆をまいて鬼たちをやっつけます。

ただ、豆まきをする際に鬼を怖がって

泣いてしまう子供もいると思います。

以上児クラスの子ども達であれば

怖がる子がいても

先生のフォローのもとで鬼が登場したとしても

大丈夫かと思いますが、

未満児さんのクラスでは

鬼を段ボールで作って、そのダンボール相手に

豆やボールを投げるというものでもOKです。

また、

特に未満児さんのクラスの子にあることですが、

中には鬼が怖かったという記憶で

夜泣きにつながってしまうこともあります。

子どもへのアフターケアはもちろんですが、

保護者の方も心配してしまいますので

豆まきの時の様子などをしっかり伝え

フォローをしてあげるといいですよ。

紙芝居や絵本

節分の由来を知るために

紙芝居や絵本を読むことも良いです。

子供たちは食い入るように見てくれますし、

なぜ豆まきをするのかと知識も増えます

普通の紙芝居でも良いですし、

園児たちが分かりやすいように脚色しても良いですね。

絵本や紙芝居は年齢に応じたものを選んでくださいね。

劇・人形劇

鬼たちを怖がってしまう子どももいると思うので、

あえて先生方が

怖がらせないタイプの劇をしてみるのも手です。

内容は下の章を参考にしてくださいね。

子ども達も参加できる劇でしたら

盛り上がること間違いないです。

節分の日に保育園で劇はどのようなものがいい?

絵本を原作とした脚本を作るのは

もちろんよいのですが、

鬼が出てきて、

豆まきをして鬼退治するような簡単な劇でも

以外と盛り上がるものです。

また、

劇をするのが大変な場合は

人形劇でも良いですし、

紙芝居でもパネルシアターでも

なんでもかまいません。

「節分豆まき」というペープサートでは

節分や豆まきの由来がわかりやすい話になっています。

未満児さんのクラスでは

節分の由来や意味といっても違いが難しい

月齢なので、

「おにのパンツ」「まめまき」「赤鬼と青鬼のタンゴ」

などの

節分の定番曲に合わせたペープサートや

簡単な振付をつけて踊るのも楽しめていいでしょう。

ちなみに劇の参考となる絵本は次にご紹介します。

節分の日に保育園で絵本を読むならなに?

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節分の日に保育園で絵本を読むなら何がいいでしょう?

次の本などが子どもたちも面白くて喜ぶかもしれません。

おにはそと

作・絵:せなけいこ
出版社:金の星社

出版社からの内容紹介

豆まきのユニークな絵本!

豆まきで鬼たちは逃げだしますが、

残された可愛いちび鬼は

人間の子どもたちと仲良く遊びます。

鬼の親分がちび鬼を連れ戻しに、

よろいを着て来ますが、豆まきに降参。

親分はちび鬼のお父さんでした。心が和む楽しい絵本。

内容

節分の夜にやってきた鬼たちがいます。

大人の鬼は豆をまかれて退散してしまいますが、

ちびの鬼たちは子供たちと仲良くなり…。

この本は

鬼は怖いものばかりではないよということを

教えてくれる本です。

鬼を怖がる園児がいる場合にはとても良い本ですね。

おにはうちふくはそと

作:西本鶏助
絵:村川 豊
出版社:出版社: ひさかたチャイルド/チャイルド本社

出版社からの紹介

節分の日、

貧しいおじいさんとおばあさんには豆がない。

豆をまかずに「おにはうち」と間違えたとたん、

鬼がやって来た!ユーモアたっぷりの昔話。

内容

節分の日に豆が買えない貧しい夫婦がいて、

その夫婦が「おにはそと、ふくわうち」

と言うところを間違えて「おにはうち、ふくはそと」

と言ってしまったところ、

なんと鬼が家に来てしまい…。

節分で追い出されるばかりの鬼を

招いてしまったことから

コミカルに話が展開していく

思い出に残る本ですね。

鬼は怖いだけじゃないよ

ということを教えてくれる思い出になりますね。

おなかのなかに おにがいる

作: 小沢孝子
絵: 西村 達馬
出版社: ひさかたチャイルド/チャイルド本社

出版社からの紹介

おなかの中にいるオニは、

おなかの持主と同じ性格です。

くいしんぼうに、なきむしに、へそまがり…。

節分の日、

豆をまいておなかの良くないオニを追い出しますが・・・

内容

みんなのおなかの中にはいろいろな鬼がいて、

豆を食べることで

その鬼を外に追い出すのですが

ごろちゃんは間違えて「おには~内」

と言ってしまったことから

ごろちゃんのおなかの中は鬼で満員になってしまい…。

泣き虫鬼はピンクの鬼、

だらけているのは空色の鬼、

など子供の想像をかきたてる鬼たちが

たくさん出てくる絵本です。

自分のおなかにはなんの鬼がいるのかな?

と考えられる楽しい絵本です。

まめのかぞえうた

作:西内ミナミ   

絵:和歌山静子

出版社:鈴木出版

内容

豆まきでよく使われる大豆に

焦点をあてて書かれています。

豆の中でも大豆は、

からだもあたまも元気になれる食べ物と

いわれています。

マメな人も、そうでないかたも

「かぞえうた」で楽しんでください。

この本では鬼もマメを拾って食べています。

豆まきをした後にぜひ読んでください。と

出版社からの紹介にも書かれているように、

かぞえうたとして楽しみながら、

豆まきの余韻を楽しめる内容です。

節分の絵本や紙芝居は

内容が難しいものもありますが、

未満児さんも楽しめる簡単な内容のものも

最近ではたくさんありますので、

ぜひ探してみてくださいね。

まとめ

・節分の日に保育園での行事はなにが良い?

豆まき
紙芝居や絵本
劇や人形劇

・節分の日に保育園で劇はどのようなものがいい?

鬼が出てきて豆まきで退治するような

簡単な劇でも盛り上がります。

最後には子ども達皆で豆を投げて、

困った鬼を改心させる

・節分の日に保育園で絵本を読むならなに?

おにはそと
おにわうちふくはそと
おなかのなかに おにがいる

いかがでしたでしょうか?

節分の行事の企画をする中で

気を付けなければいけないのは、

“節分は鬼がやってくる怖い行事“

というだけの印象を与えないようにすることです。

もちろん、

鬼がやってきて

みんなで豆まきをして退治をするということは

してもいいと思います。

しかし、

なぜ鬼を豆で退治するのか

意味を知ったうえでするのと

意味を知らずにするのでは、

子ども達の心に残る印象は大きく変わってきます。

特に物事の理解力がついてきた以上児さんのクラスでは

節分の意味を

しっかり伝えたうえでやってみてください。

反対に、未満児さんで

はなかなか節分の意味を理解することは難しいです。

また、

年齢が低い子ほど鬼は恐ろしいものに感じ、

豆まきどころではなくなる場合もありますので、

あえて

未満児さんのクラスには鬼がやってこないという

選択もあります。

その代り、歌や絵本などで季節を感じたり、

鬼の的あてなどをして節分を取り入れましょう。

そして、

「今日はお兄さんお姉さんのクラスには

鬼がやってきてるんだよ」と

お話をしてあげてくださいね。

節分の企画は大変だとは思いますが、

先生も子ども達とともに楽しんで

節分の行事できるとさらに良いと思います。

鬼をこわがって泣いてしまう子どもも

いると思いますが頑張ってくださいね。

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