主婦として毎日子供に料理を作る際、四季折々の食べ物を食べて味覚を成長させてほしいと考え出すと思います。
しかし、この季節のゴーヤ料理を出しても、ゴーヤが苦くて食べづらい。子供が嫌がって食べない。そういうご家庭も多いようです。
夏バテに効くと言われているゴーヤですから、夏に負けないように食べてほしいものです。
そこで今回は、ゴーヤと言えばゴーヤチャンプルと言われていますがそれだけではワンパターンなのでそのほかのゴーヤのレシピ。
小さなお子様でも食べれるようなゴーヤの簡単な苦みの取り方や、夏バテに効くと言われているけれどどんな効能があるのかなどについてお伝えしていきたいと思います。
せっかく季節の野菜があるのですから家族みんなで食べたいものです。
ぜひ参考にしていただいて、楽しい食卓にしてくださいね。
ゴーヤチャンプル以外のレシピって何がある?
夏と言えばゴーヤが店頭に並び始めて、「そろそろゴーヤのシーズンだなぁ」と思い始めるころだと思います。
でも、ゴーヤって言ったらやっぱりゴーヤチャンプル?
それ以外のレシピってあまり見かけませんよね。
そこで、ゴーヤのお料理がワンパターンにならないようにゴーヤチャンプル以外にお子様に喜ばれるレシピをご紹介したいと思います。
ゴーヤのチーズ焼き
(材料)
ゴーヤ…1本
ツナ缶…1缶
玉ねぎ…1/4個
マヨネーズ…適量
ピザ用チーズ…適量
1.ゴーヤを縦半分に切り中のワタを取りだします
2.耐熱皿にゴーヤを載せてラップをかけ、600wのレンジで2分ほど加熱します
3.ボウルにツナ、みじん切りにした玉ねぎ、マヨネーズを入れて混ぜて加熱したゴーヤに詰めます
4.チーズをのせてオーブントースターで焦げ目がつくまで焼いて出来上がり!
ゴーヤとキュウリのラタトゥイユ
(材料)
ゴーヤ…1本
〇キュウリ…1本
〇なす…1本
〇パプリカ(赤・黄色)…1個
〇しめじ…1袋(1株)
ホールトマト…1缶
オリーブオイル…おおさじ2
すりおろしにんにく…小さじ1/2
塩…適量
こしょう…適量
乾燥オレガノ…適量(無くても良い)
1.ゴーヤは縦半分に切りワタを取っておく
2.ワタをとったゴーヤは薄くスライスする
3.〇印の野菜を食べやすい大きさに切っておく
4.大きめのお鍋にオリーブオイルを入れてすりおろしにんにくを炒める(跳ねるので注意)
5.にんにくの香りがでてきたら玉ねぎゴーヤを先に入れて炒め、しんなりなってきたら残りの野菜を炒める
6.油が回ったらホールトマトを入れて弱火、焦げないように15分くらい煮詰める
7.15分煮込み野菜に火が通ったら塩・こしょう・オレガノで味付けして出来上がり!
ゴーヤのワタの卵炒め
(材料)
ゴーヤのワタ…2本分
卵…1個
塩・こしょう…適量
しょうゆ…少々
かつおぶし…1/2パック
サラダ油…おおさじ1/2
1.ゴーヤのワタをとる(スプーンなどでくりぬくと取りやすい)
2.ワタから種を取り除く
3.フライパンに油を引いてワタを炒める
4.火が通ったら卵を入れて塩・こしょうで味付けをする
5.かつおぶしを入れてふわっとかき混ぜて出来上がり!
ゴーヤのワタは食べられないと思っている人が多いようですが、ゴーヤはワタまで食べられる植物です。
無駄になるものがないのでしっかり味わいたいものですね。
ゴーヤ苦みの取り方で簡単な方法は?
さて、ゴーヤの料理の方法は分かりましたが、ゴーヤの苦みが苦手でどうしても食卓に出せないという人も多いと思います。
特にお子様がいらっしゃる場合、ゴーヤの苦みが苦手で食べない子も多いのではないでしょうか。
そこで、そんなゴーヤの苦みを取る簡単な方法を紹介していきます。
塩で揉む
これはよく聞く方法です。
ゴーヤを2ミリくらいにスライスした後にボウルに入れて、ゴーヤ1本につき小さじ1の塩を入れて揉み、10分置きます。
塩と砂糖を入れて揉む
上と同じ大きさにゴーヤを切り、ゴーヤ1本につき塩小さじ1/2と砂糖小さじ2を入れて良く揉み10分置きます。
茹でる
ゴーヤはさっとゆでると苦みが減ります。
ただし食感を残すためにあくまでさっと茹でるのがベスト。
レンチン
レンジをスライスした後に耐熱皿に入れてレンジで1分~2分チンする。これだけ!
一番簡単な方法はレンジでチンする方法でしょうか?
茹でる代わりにレンジを使用するのが今風ですね。
ただしあまり火を通し過ぎても歯ごたえがなくなってしまうので注意ですよ。
加熱しながらかじってみて苦みを調節しながらにしてくださいね。
ゴーヤの夏バテの効能はどんなものがあるの?
ゴーヤと言えば夏ですが、夏といえばうなぎ!と言うように「夏バテに効く」と言われるのがゴーヤですよね。
でも、ゴーヤって何が夏バテに効くのか…。詳しくわかる人は少ないかも…。
そこでゴーヤがなぜ夏バテに効くのかご説明しますね。
夏バテに効く!食べ物の代表としてはうなぎもそうですが最近では「豚肉」が効果的だと言われています。
その理由は何といっても「ビタミンC」が豊富に含まれているからです。
まさにこのビタミンCを豊富に含んでいる野菜がこのゴーヤなのだという事を知っているでしょうか?
ゴーヤに含まれているビタミンCは、キュウリやトマトと比べても5倍以上。
そのうえカリウムも豊富に含まれているので、夏バテに効く野菜の王様と言っても過言ではないのです。
また、ゴーヤの素晴らしいところはそれだけではなく、その苦みにも夏バテに効く効能があるのです。
ゴーヤの苦みには「モモルデシン」という成分が入っています。
この成分、胃腸の粘膜を保護するだけでなく胃を活発にして食欲を増進する効果があります。
そもそも夏バテとは、害気温が高く水などをたくさん飲んだり暑さやクーラーなどにより胃腸が弱り、それが原因となり体調を崩すということを指します。
つまり、ゴーヤを食べて胃腸を保護し食欲を増進させれば夏バテ予防や解消になるという事です。
また、ゴーヤが含んでいるビタミンCは熱に強く痛めても逃げにくいので効果は抜群です。
これに豚肉や卵を混ぜて炒めることで栄養が補われ、さらに夏バテに効く効果がアップするという事です。
夏にゴーヤチャンプルが食べられている理由はこういう理由があったのですね。
子供の夏バテ予防にも一役買っている食材となるゴーヤです。
まとめ
長くなってしまいましたがまとめてみたいと思います。
ゴーヤチャンプル以外のレシピって何がある?
ゴーヤのチーズ焼き
ゴーヤとキュウリのラタトゥイユ
ゴーヤのワタの卵炒め
ゴーヤ苦みの取り方で簡単な方法は?
塩で揉む
塩と砂糖を入れて揉む
茹でる
レンチン
ゴーヤの夏バテの効能はどんなものがあるの?
ゴーヤは夏バテに効くビタミンCが豊富
またそのビタミンCは熱に強く油と相性が良い
ゴーヤの苦み成分であるモモルデシンは食欲を増進する効果がある
いかがでしたでしょうか?
こう考えるとゴーヤってすごく夏バテに効果的なのですねぇ。
夏の野菜だから食べられているというだけではないようです。
せっかく季節の野菜なのですから美味しく食べたいものです。
そのためにも、ちょっと大変ですが手間を惜しまず美味しいゴーヤ料理を作ってあげてくださいね。
苦みのないゴーヤならばお子さんも大好きになってくれるはずです。
ゴーヤを食べて一緒に夏を乗り切りましょう!