お彼岸にはいろいろなルールがあると思います。
お彼岸にはぼた餅やおはぎを食べるとか、お墓参りに行くなどです。
人によっては、結婚式を挙げてはいけない、と言う人もいますね。
では、お彼岸に結婚祝いを渡すのはどうなのでしょうか?
今回は
お彼岸に結婚祝いを渡すのはありなのか?
結婚祝いであげる結婚祝いの金額はどれくらいなのか?
結婚祝いで食器を贈るのはどうなのか?
などについてご紹介していきたいと思います。
結婚祝いをお彼岸に渡すのはあり?
結婚祝いとお彼岸に渡すのはありかなしかですが…
なし!
とはっきりは断言しませんが、あまり良いことだとは言えないようです。
理由としてはこんなことが言われています。
そもそも結婚祝いの水引の色は「紅白」です。
そして、お彼岸などの水引は「黄色と白」または「黒と白」です。
お彼岸は先祖の供養をする期間であり、それは仏事に当たります。
仏事(例えばお葬式のとき)に渡しそびれていた結婚祝いを持ってきました。なんてことはしませんよね。
仏事の時に紅白のご祝儀を持っていくなどという事は「非常識」に当たってしまうのです。
もちろん、だからと言って紅白の水引でなければいいだろう。という事でもありませんのであしからず。
結婚祝いの金額はどれくらい?
さて、お彼岸に結婚祝いをもっていかないとしても、その結婚祝いの金額をしっかりリサーチしておかねばなりません。
結婚祝いを渡す金額は、基本的に深さや社会的立場によって変わってきます。
披露宴に出席する場合などは、「食事代+お祝い」として考えてください。
個人と夫婦の2パターンでご紹介します。
贈る相手 同僚 個人で30,000円
夫婦で50,000円
贈る相手 兄弟 姉妹 夫婦で100,000円
贈る相手 おい めい 個人で30,000円~50,000円
夫婦で100,000円
贈る相手 いとこ 個人で 30,000円
夫婦で 50,000円
贈る相手 知人 個人で 30,000円
夫婦で 50,000円
一番高いのが「おいやめい」の場合です。
夫婦で100,000円は大変ですが、可愛いおいっこめいっこのために頑張ってください!
結婚祝いで食器を贈るのはどう?
結婚祝いに食器を渡す人も多いと思います。
私も夫の友人に、結婚祝いとして食器を頂きました。
しかし、この食器実は一昔前まで「縁起の悪い贈り物」とされていたのです。
なぜ?
それは食器が「切れるもの」「割れるもの」を連想させるからだそうです。
縁が切れたり二人の仲を割ったり、そういうものをイメージさせてしまうので祝いの品には不向きとされていたのですね。
しかし、現在では「割れる」=「数が増える」ことから
子供ができて家族が増える
というように考えられるようになり、むしろ結婚祝いとしては最適とされるものになったのです。
また、食器は新生活を始めるうえでもとても重宝しますし、ペアのカップやお皿などは自分たちではそこまで買うことはないけれど貰ったらうれしい。ものとして喜ばれます。
そして、この食器を贈る際にも踏むべきルールと言うものがあるそうです。
それは「奇数分渡す」という事です。
偶数の食器を贈るのは≪割り切れる≫とされ縁起が悪いのです。
ただし、1ダースやペアなどの食器はそれで1つとされるので偶数には入りません。
また、9と言う数字も「苦しむ」という事を連想させて幸先が悪いので止めておきましょう。
まとめ
それではまとめていきましょう。
結婚祝いをお彼岸に渡すのはあり?
基本的になし
結婚祝いの金額はどれくらい?
贈る相手 同僚 個人で30,000円
夫婦で50,000円
兄弟 姉妹 夫婦で100,000円
おい めい 個人で30,000円~50,000円
夫婦で100,000円
いとこ 個人で 30,000円
夫婦で 50,000円
知人 個人で 30,000円
夫婦で 50,000円
結婚祝いで食器を贈るのはどう?
昔はダメだったけれど今は歓迎される
ただし、偶数や9と言う数字は避ける事
いかがでしたでしょうか?
少しは参考になりましたか?
ルールやマナーを守って、お互い気持ちよく結婚祝いを渡し受け取ることができるようにしてくださいね。