ゴーヤで緑のカーテン!ベランダの日当たりや水やりなどコツと 注意点

暑い夏がやってきたとき、ベランダは直射日光で焼け、窓際にはできる
だけ近づきたくないですね。

そんな時期に備えて、今年は計画的に、「緑のカーテン」を作りませんか?

緑のカーテンは、植物の葉で真夏の厳しい直射日光をカットし、涼しげに
風にゆれ、花や実をつけ、私たちの目や心を和ませてくれますね。

「緑のカーテン」といえば、朝顔、へちま、そして、「ゴーヤ」です!
エコで、しかも食べられるカーテンは、やっぱり人気!

しかし、ベランダ栽培の場合、うまく作れるか、不安になりますよね。

今回は、ベランダでゴーヤの育成をする為の、日当たりのことや水やりなど、
育て方のコツと注意点などをご紹介します。

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ゴーヤで作る緑のカーテン!ベランダ育成の注意点

ゴーヤの生育適温は、25~30℃ですので、生育期間である夏季に、日光が
充分差し込み、その温度に達するベランダなら、生育可能ということになります。

ベランダでも、プランターを使えば、ゴーヤを育成することができますよ。
プランターは、容量30ℓ以上(長さ60㎝以上)の大型プランターを用意しましょう。

深さが30cm以上ある深底のもなら、根を深く張れるのでもっと理想的です。

ゴーヤの株の望ましい間隔は、20~30㎝ですから、1つのプランターに
2株を並べることができます。

プランター栽培の場合は、土は、野菜用の培養土を使いましょう。

そして、カーテンにするためには、つるを巻きつけるネットを、
しっかりと張って取り付ける必要がありますから、取り付けられるところ
があるか、どうすれば取り付けられるか、よく検討して計画しましょう。

ネットは、できれば支柱を通し、強度を高めたものを設置したいです。
それを雨樋の金具などにワイヤーなどを使って固定できるようにしましょう。

その際に、ぜひやっておきたい、おすすめのコツがあります!

台風の季節になったら、強い風雨を受け、せっかく「緑のカーテン」になった
植物が傷んでしまったり、ネットの支柱が折れたり倒れてきたりということが心配ですね。

あらかじめネット設置時に、台風が近づいてきた時は取り外しができるように
しておくと便利ですよ。

取り外したネットは、優しくそうっと下におろして畳んでおき、台風が去った
後に、また取り付けます。

手間はかかりますが、つるや茎をなるべく傷まないようにすることができます。

また、ベランダ栽培の場合は、枯れ葉が落ちて集まり、
排水溝が詰まる原因になってしまい、特にマンションなどでは、
他の住人に迷惑をかけることになってしまうこともあります。

落ち葉や枯れ葉はこまめに取り除き、排水溝に注意して掃除を心がけましょう。

ゴーヤで緑のカーテン!始める時のコツは?

ゴーヤの栽培を始める時は、種から植えてもいいのですが、もっと簡単に、
ポット苗を購入して植えるところから、始めることもできます。

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ゴーヤの苗は、4月から6月くらいまで出回っているので、6月末までに植え付けを
済ませると、夏までに緑のカーテンを作ることができます。

植え付けは気温が十分に高くなってからがいいです。
晴天の暖かい日を選び、午前中に行いましょう。

植え付けの一週間前に、まずプランターの土作りを始めます。
「野菜の培養土」に、肥料を規定の分量混ぜてよくなじませ、スコップで
耕しておきましょう。

肥料などで栄養を与え、元気な土にしてから植え付けるのが、大切です。

肥料は、植え付けから1~2週間ごとに、少しずつ追肥していきましょう。
肥料を切らさないことも、生育を促すポイントです。

そして、植え付けから2週間程して葉が7、8枚になったら、摘芯
(てきしん)といって、わき芽が伸びていけるようにするため、
主枝の先端をハサミで切りましょう。

放っておくと、主枝が真っすぐ伸びるだけで、カーテン状になってくれません。

また、次第にわき芽から子ヅルが伸びてきたら、ところどころ、ビニール
ひもなどで留めて、等間隔になるようにもっていきます。

つるをうまく伸ばしていくことが、隙間の無い「カーテン」にするコツです。

ゴーヤで緑のカーテン!水やりや日当たりなどの注意点

まず、日当たりについては、ゴーヤの成長とともに、工夫して、日光が
当たる部位を変えてやるようにします。

初期の苗のころは「株全体」にしっかり日光が当たるようにします。

そして、つるが伸び始めたら、今度は株元でなく、「葉」の方に充分に
日光が当たるようにしてやります。
そうすると、つるがぐんぐん伸びていきます。

気温の高い真夏になれば、暑さで根が傷むのを防止するため、プランター
自体には、直射日光が当たらないようにして、土が乾燥しすぎないように
気を付けましょう。

水やりにも注意が必要です。
夏には、朝晩はもちろん欠かさずたっぷりと水やりします。

プランター栽培の場合は、基本的に「土の表面が乾いたら、水を与える」
ということを頭において、水やりをしましょう。

また、緑のカーテンにも、病気や害虫は発生します。

風通しが悪すぎると、うどん粉病などにかかることがありますので、
注意しましょう。

真夏の暑さは、虫たちにとっても厳しいため少なくなりますが、春・秋は
害虫が発生しやすくなります。

薬剤を散布するか、小さいうちに補殺するかして、できるだけ虫数が少ない
うちに、早めの対処が大事です。

まとめ

ゴーヤは、今では栄養豊富な夏野菜として、すっかり定着して、スーパーで
買い求められています。

それが我が家で収穫できたら、うれしいですね!

ゴーヤの食べられる「緑のカーテン」を、プランターを使って、ベランダ
でも育成することができます。

土と肥料で栄養をたっぷり与えながら、真夏の太陽の光と水で育てましょう。

真夏の直射日光を遮り、葉の蒸散(根から水を吸い上げて、葉から水分を
放出)によって輻射熱も抑えてくれる、「緑のカーテン」は、私たちに、
涼しさと癒しと実の栄養までも与えてくれます。

ベランダ育成のコツを押さえて、今年はゴーヤの「緑のカーテン」、
作りましょう!

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