フライパンの底が変形しづらい手入れの注意点や選び方のポイントは?

私たちが生活する上で使用頻度の高い家具や家電などの
経年劣化は避けられません。

フライパンなどの調理器具も同様に、使っていくうちに
変形やサビなどが起こり、使いづらくなってしまいますよね。

変形してしまったフライパンは火の当たりが均等でなくなり、
安定も悪く危険です。

では皆さんは、フライパンが変形してしまったなぁ…と感じた場合
どのように対処をしますか?

修理?買換え?など、いくつかの選択肢があると思いますが、
使い方やお手入れによって、フライパンの底の変形は避けられることかもしれません。

使用している期間が長いほど劣化してしまうのは仕方のないことですが、
いつもよりも少しだけ使い方に気をつけたりケアをすることで随分と
長持ちしてくれるのであれば助かりますよね。

今回の記事では、「フライパンの底の変形」について、
修理や買換えなどの見分け方から変形しづらいおすすめのフライパンまで
詳しくご紹介していきたいと思います。

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フライパンの底が変形!修理は可能?買換え時の見分け方は?

フライパンの底が変形してしまっている場合、安定も悪く危険を伴うことも
ありますので、そのまま使い続けることはおすすめできません。

また、IHを使っている場合には特に安定が悪くなると使いづらいです。

火のあたりも均等ではなくなりますので同じように料理をしても、
上手に作ることができないかもしれません。

ではそんな、フライパンの底が変形した場合にはどのようにすれば良いのでしょうか?

修理する場合と、買換える場合をそれぞれご紹介していきます。

〈修理する場合〉

底の変形を自分で修理する場合によく使われているものが、
ハンマーなどで叩きながら底の変形部分を平らにするというやり方です。

少しの変形であれば対応で来るかもしれませんが、
大きくへこんだりしてしまっている場合には時間もかかりなかなか難しいかもしれません。

自分で叩いて平らにできる自信がないという方には、
金物店など修理をしてくれるお店を探してみるのもありだと思います。

お店で修理してもらう場合は、持っているフライパンは修理が可能か
事前に確認をしてから持ち込むようにしてくださいね。

〈買換える場合の目安〉

変形によって買換えを考える場合の目安は、人それぞれに判断基準が
違いますので一概には言えません。

取っ手が折れた、コーティングが大きく剥がれて油を使って食材が
くっついてしまうなどと同様に、使いづらいと感じたら買換えの目安だと思います。

そこの変形が小さいものであれば自分で修理をしたり、
ある程度ごまかしながら使えると思いますが、大きく変形してしまって
どうにもならない場合には、専門の業者さんに修理してもらうか、買換えをおすすめします。

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底が変形しづらい!おすすめのフライパンと選び方のポイント

フライパンの変形は、使っていく上で仕方のないことです。

ではそもそも、なぜ変形してしまうのでしょうか?

〈変形の原因〉

・強火で使いすぎている

料理をするにあたって、初めから終わりまで強火を使い続けることは
ほとんど無いと思いますが、初めにフライパンを温める際など、
一気に強火で過熱してしまうと、底に火が当たっているところと、
そうでないところとで温度差ができてしまい良くありません。

・使った後の急冷

調理後に汚れが落ちやすいからと、すぐに水に浸けたりしてしまうとNG!

急激な温度変化は変形の原因となりますのでご注意を〜。

上記の点にも気をつけながら使い、その上変形しづらいフライパンが
あれば良いですよね。

変形しづらいおすすめのフライパンは、底の厚さが6ミリ以上のものが
変形しづらいと言われています。

一般的に販売されているフライパンは、底の厚さが1〜3ミリのものが多く、
使い方によってはすぐに変形してしまうということもあるようです。

底の変形を手入れで予防!フライパンのNGな使い方は?

前述した通り、フライパンを変形させやすいNGな使い方は、
強火で熱ししすぎることと、急速な冷却です。

また、IHを使う際にも注意が必要です。

IHは火を使わずに手軽に使えることから、近年多くの方が使っているものだと
思いますが、IHはガスとは違い、熱が当たる場所が非常に狭いのです。

なので、初めから「強」で熱してしまうと一部だけが高温になり
鍋底が焦げたり変形の原因となってしまいます。

ガス火、IHに共通して言えることは、中火以下でじっくり
全体を熱することを心がけましょう!

その他、変形を予防するためにできるお手入れとしては、
鉄のフライパンで行われる「油返し」することです。

中火以下でフライパンを熱して、そこに油を入れます。

油が熱せられたら、全体に広げることでフライパンの温度を均一にできて、
温度差が無くなり変形を防ぐことができます。

このやり方をするだけで、思った以上に変形は防げますので、ぜひやってみてください!!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

フライパンの底が変形する原因は急激な温度変化が最も作用しています。

使い方を少し気をつけるだけで変形が防げるのであれば良いですよね。

毎日使うものですので、少し高価でも底の厚いフライパンを使ってみるのも長持ちしていいかもしれませんよ〜。

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