あじさいの鉢植えが枯れた!その場合の剪定と復活させる方法を伝授!

あじさいの花が最も大きく開く時期は、5月〜7月。

地域によって多少の差はありますが、だいたいこのくらいの時期に花を咲かせます。

最盛期には全国各地で、あじさいがメインのイベントや品評会が行われていて多くの人に楽しまれている植物だと言うことがわかります。

あじさいは、土壌の酸性度によって、咲かせる花の色を変えると言われており、酸性が強ければ青、アルカリ寄りならば赤やピンクの花を咲かせるという面白い面も持っています。

自宅での栽培方法も比較的、簡単にできることから、育てている方も多いくいらっしゃるのではないでしょうか。

最近では、母の日などのプレゼントとして贈る方も増えており、鉢植えサイズでアジサイをコンパクトに楽しむことができるため人気です。

そんな、あじさいの「鉢植え」について。

実は、地植えの場合よりも、育てるのが難しいと言われています。

ではなぜそう言われているのでしょうか?

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あじさいの鉢植えが枯れた原因はコレ!

前述の通り、あじさいを鉢植えで栽培する場合、地植えよりも気をつけなければいけないことがあります。

間違えた育て方をすると、枯れてしまったり、花を咲かせなくなってしまったりするので、十分に気をつけなければいけません。

あじさいの鉢植えが枯れる原因で最も多いのは、「水分不足ということ!

皆さんも一度は目にしたことがあると思いますが、あじさいは梅雨の長雨でも活き活きと花を咲かせていますよね。

あじさいは、成長する上で、他の植物よりもたくさんの水を必要とします

水を好む植物としても知られており、そんな、あじさいにとって水不足は致命的ともいえる問題なのです。

毎日欠かさず水をあげていても、その水の量が足りていない場合もあります。

鉢の大きさによっても適量が変わってきますので、水の量を見極めてあげるようにしましょう。

目安としては、土の表面が乾いていたら、鉢の底から水が出てくるまで十分に水をあげてください

あじさいの大きさに対して鉢が小さすぎる場合には、水をあげてもすぐに乾いてしまい、成長もできませんので、地植えや大きな鉢に植え替えおすすめします。

枯れたあじさいの鉢植えを剪定するにはどうすればいい?

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あじさいの鉢植えが枯れてしまった場合の剪定仕方について。

花が終わった(枯れた)後は、来年またきれいな花を咲かせてくれるように 剪定しましょう。

枯れた花をそのままにしておくと、あじさい本体にダメージが伝わり徐々に弱ってしまいますので、気をつけてくださいね。

〈剪定の仕方〉

※花が咲き終わったら(枯れたら)すぐに剪定と覚えておいてください〜

(1回目)
今年咲いた花の、1節目(花の下に付いている2枚の葉の下)を切り落とします。
2節下から翌年に咲く花芽が出ますので、それよりも下(3節目以降)を切り落としてしまうと、翌年は花が咲きません。

※1回目の剪定は必ず7月中に終えてください
8月頃から、目に見えないほどの小さな新芽が準備を始めますので、時期を逃してしまうと、その新芽を切り落としてしまう可能性もあります。

(2回目)
10月頃になると、花芽が出てきているのが見えるようになりますので、その花芽のすぐ上を切り落とします。(目安は2節目部分)

その年に花を咲かせなかった枝は切る必要はありませんので、そのまま残しておきましょう。

また、枯れている葉っぱなどは、切り落とし、風通しをよくすることもお忘れなく!

あじさいは枯れたあとでも復活できるの?

では、枯れてしまったあじさいは復活できるのでしょうか。

枯れた原因にもより復活の方法が違いますので、なんとも的確なことが言えないのですが、復活できる可能性はあります。

・水不足であれば、水分量に気をつけて大目にあげる。
・水分過多でも枯れてしまうことがあります。(常に土が水でビチャビチャになっている場合は多すぎです)
・直射日光の当たる場所は避ける。
・鉢の大きさが株に見合っていない場合なら大きめの鉢や地植えに植え替える。

また、時期的なもので枯れているだけということもあります。

あじさいの最盛期は5月〜7月です。

それ以外の時期は、翌年のために準備をしている状態ですので、冬場(11月頃)など外見はカラカラに枯れているように見えても、根は生きていますので、水やりは続けてください

また、あじさいは乾燥と寒さに弱いので、枯れたと思って、冬空の下、ベランダに放置してしまうと、本当に死んでしまいますのでご注意を。

以上のことに気をつけて、また翌年きれいな花を咲かせてくれるように手入れを続けてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

あじさいは、成長のスピードも早く、害虫にも強い植物です。

公園などに地植えされているものは、特に手入れをしなくてもグングンと背丈を伸ばし、時期になれば大きな花を咲かせます。

あじさいを、鉢植えで栽培する場合には、きちんと剪定をし、大きさに見合った鉢に植え替えてあげるなど、地植えよりも手入れが必要になります。

枯れたと思っても根は生きている場合が多いので、諦めずに復活方法を探してみてくださいね!!

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